「GAFA」反トラスト法改正案申し入れ@米32州
9月
22日
コロラド州の<ワイザー>司法長官は声明で、現行法では消費者保護などに限界があるとした上で「この流れを変えられるかは議会に懸かっている」と訴えています。
改正案は、「GAFA」が自らの製品・サービスを優遇することを禁じ、違反した場合は罰金を科す。優遇の原因となる事業の売却も強制できます。下院超党派が6月に提出し、司法委員会で可決されたものの本会議を通過しておらず、上院にはまだ提出されていません。
反トラスト法をめぐっては、米連邦取引委員会(FTC)が6月、インターネット交流サイト(SNS)最大手「フェイスブック」を相手取った訴訟で請求を棄却されています。8月に再提訴していますが、現行法ではデジタル市場における独占に対処できないとの見方も強まっています。