<手塚治虫>が1970年代に発表した大人向け漫画『ばるぼら』〈『ビッグコミック』(小学館)・1973年(昭和48年)7月10日号~1974年(昭和49年)5月25日号まで連載〉を、<稲垣吾郎>(46)と<二階堂ふみ>(26)のダブル主演で初映像化した日本・ドイツ・イギリス合作の実写作品『ばるぼら』が、2020年11月20日より全国で公開されます。
<手塚治虫>の実子である<手塚眞>監督(59)と<ウォン・カーウァイ>作品で知られる撮影監督<クリストファー・ドイル>がタッグを組み、愛と狂気の寓話を美しい映像で描き出します。
異常性欲に悩まされている耽美派の人気小説家「美倉洋介」は、新宿駅の片隅で、酔っ払ったホームレスのような少女「ばるぼら」と出会い、自宅に連れて帰ります。大酒飲みで自堕落な「ばるぼら」ですが、「美倉」は彼女に奇妙な魅力を感じ追い出すことができません。
彼女を近くに置いておくと不思議と「美倉」の手は動き出し、新たな小説を創造する意欲が沸き起こるのでした。あたかも芸術家を守るミューズのような存在の「ばるぼら」でしたが、彼女の母を通じて、黒魔術世界とかかわりを持つようになっていきます。
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