『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』 (2017年・監督:ナタウット・プーンピリヤ)の製作スタジオ「GDH559」と主演女優<チュティモン・ジョンジャルーンスックジン>が再タッグを組んだタイ映画『ハッピー・オールド・イヤー』の予告編が公開されています。
デザイナーの「ジーン」はスウェーデンに留学し、ミニマルなライフスタイルを学んで帰国します。かつて父が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出ていった父を忘れられない母や自作の服をネット販売する兄と暮らす彼女は、ビルを改装してデザイン事務所にしようと思いつき、モノに溢れた家の断捨離を開始します。洋服、レコード、楽器、写真など友達から借りたままだったモノを返してまわる中で、元恋人から借りたカメラも小包にして送りますが、受取拒否され戻ってきてしまいます。整理されていく部屋に反比例して様々な思い出が溢れ出し、「ジーン」の心は乱れていきます。
予告編では、「ゴールを設定する」「想い出に浸らない」「迷わない」という3ステップを踏みながら、<チュティモン・ジョンジャルーンスックジン>演じる「ジーン」が順調に断捨離を始める前半から一転、友人からプレゼントされたCDを捨ててしまったり、カメラを返すために元恋人に会ったことで次第に心が乱れていく様子が切り取られています。
2013年・第26回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映された『マリー・イズ・ハッピー』の <ナワポン・タムロンラタナリット>が、監督を務めた『ハッピー・オールド・イヤー』は、2019年12月24日タイにて公開されていますが、日本では、2020年12月11日から全国で順次公開されます。
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