ファルコン植物記(1933)青紫色の花【ヒナキキョウソウ】(2)
5月
29日
キキョウ科キキョウソウ属の一年草で、1931(昭和6)年に横浜で帰化植物として確認されています。
花径15ミリほどですが、茎の先端に一つだけ<開放花>として青紫色の5弁花をつけ、葉脇から出る下部の花はすべて<閉鎖花>で花弁を開くことなく結実します。
属の仲間として「キキョウソウ(桔梗草)」がありますが、こちらは葉は丸く花も段々に咲かせますが、本種の葉は細長く先が尖り、花の開花は茎の先端だけですので、見分けるのは容易です。
投稿日 2016-05-29 08:06
ワオ!と言っているユーザー