今年の読書(30)『サクリファイス』近藤史恵(新潮文庫)
3月
6日
主人公の白石誓は、陸上選手でしたが自転車競技にあこがれ、ロードレースの世界に飛び込みます。
所属したチームでは、プロ選手としての嫉妬やプライドが交差するなか、3年前に起きた自転車事故がクローズアップされ、思わぬ結末に引きずり込まれてしまいます。
ロドーレースは団体競技で、「エース」と呼ばれるトップスターを勝たせるために、チームメンバーは「アシスト」ととして全力を尽くします。
タイトルの<サクリファイス=犠牲>という意味が、読み終えたあと特殊な自転車競技の世界を通して、ゆっくりと心に沁み込んでくる一冊です。
投稿日 2012-03-06 22:17
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投稿日 2012-03-07 07:21
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投稿日 2012-03-09 01:48
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投稿日 2012-03-09 17:03
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