便所や風呂場などで見かけます、体長4ミリ程度の大きさで、逆ハート型の翅を持つ小さな虫ですが、不名誉なことに「便所バエ」という通称名で呼ばれているようです。
駅のトイレの壁にとまっている所を写しました。
薄暗いトイレの中ですので写りは鮮明ではありませんが、体型を見れば「あ~あ」と思われる方が多いのではないでしょうか、
ハエ目(双翅目)チョウバエ科チョウバエ亜科の昆虫で、正式な和名は【オオチョウバエ(大蝶蠅)】と名付けられ、体色は灰色で、翅の末端には8個の白い点が散らばっています。
幼虫は下水溝やトイレの腐敗した汚泥の中などで発生しますので、衛生的に良くなく、不快昆虫のひとつです。
かっては「ウサギ小屋」だと海外から揶揄された時代がありましたが、最近は耳にすることもなくなりました。
現在では「ネットカフェ難民」などという言葉が、一人歩きしているようです。
人間が生活をしてゆく上で、住宅の広さの適正規模が存在するものかは、住宅の設計を生業としていながら難しい問題のひとつです。
著者は、内田百閒の二畳の生活空間や高村光太郎の三畳の山小屋、被爆地長崎で活躍した医師永井隆の<如己堂>と呼ばれたやはり二畳の家等を取り上げ、住空間の意味を検証しています。
それぞれの人たちは、<自分の意思で住みこなそうとしていること>、<狭い中に閉じこもる生活ではなく、友人や地域の人たちとの精神的なつながりがあること>、<狭いけれども精神的な豊かさがあること>を指摘しながら、充実した濃密な空間であったことを確認してゆきます。
わたしの学生時代は、四畳半一間の下宿生活で風呂もトイレも共用でしたが、狭いながらも密度の濃い空間であったことを、思い出しながら読み終えました。
今宵のビールの肴は、「クリームコロッケ」(200円)です。
一般的にはカニや海老、コーンなどの具材が入り、名称の頭につくのですが、ホワイトソースだけのシンプルな「クリームコロッケ」でした。
「コロッケ」という名称が登場するのは、1887(明治20)年で、外国より伝わって来た「クロケット」は「クリームコロッケ」で、現在の芋を使用した「コロッケ」は、日本で改良され誕生した揚げ物です。
小説家の村井弦斎が発表した『食堂楽』に、「コロッケ」のレシピを発表したのが1903(明治36)年で、以後庶民の食べものとして普及してゆき、大正時代には<三大洋食>として、<豚カツ・カレーライス>に次いで人気のあるメニューになっています。
1917(大正9)年、益田太郎冠者が作詞をした『コロッケの唄』が大流行しましたが、若い世代では当時の社会状況など知る由もない現象です。
夏場に見かけたときには、まだ <蕾の塊> でしたが、久しぶりに覗きますと、きれいな桃紅色の花を咲かせていました【ミセバヤ(見せばや)】です。
ベンケイソウカムラサキベンケイ属の多肉植物です。
日本原産の植物として、万葉の頃から親しまれている古典園芸植物であり、別名「玉緒(たまのを)」と呼ばれています。
花茎の先端に散房花序をなして密集して開花、花径は1センチほどで、花弁は星型の5弁花です。
雄しべは花弁よりも色が濃く目立ち、基部は極端に細い柄状の形を取ります。
秋の深まりとともに葉は美しく紅葉し、やがて落葉、株元に冬芽を付けた状態で春先まで休眠に入ります。
商品開発部に「ガーリック」の好きな方がおられるのでしょうか、前回は 「チキントマトガーリック定食」 がありました。
今回は「トンテキ定食」(630円)で、「ガーリック」の名称は使われていませんが、醤油ベースのソースにたっぷりと入っています。
使用されている豚肉はチリ産の「アンデス高原豚」ですが、柔らかく焼かれており、ガーリックソース味でご飯が進みます。
付け合わせのサラダをガーリックソースとからめ、ソースを残すことなくいただいてきました。
肉の量が倍ある「W定食」(930円)もありますが、味が違うニ品を頼む方がわたし好みです。
まだ青紫色の花を咲かせてはいませんが、花穂がローソクの燭台のように3本に枝分かれする特徴で、【ピナータラベンダー】だと分かります。
シソ科ラベンダー属の半耐寒性で、四季咲きの常緑低木です。
原産地はカナリア諸島・マデイラ諸島で、ドイツの植物学者モエンスが1802年に命名・登録しています。
別名「レースラベンダー」と呼ばれ、羊歯のように「深い切れ込み(=ピナータ)」がある葉形で、全体的に産毛で覆われていますので光を柔らかく反射させ、レース編みのような風合いを生み出しています。
「フレンチラベンダー」 のように花穂の茎が短くはなく、花茎がとても長いので、下部の葉までは取り込めませんでした。
少し前、いいお店だからと呑み友達を【仙草】に連れて行きました。
さすがお店を長年されているママさんで、話の途中に出てきました誕生日を覚えてくれていたようで、忘れていたわたしに連絡が入りました。
ママさんのことだから特別な料理を用意しているだろうと、訪問です。
お誕生日と言うことで、「赤飯」を用意してくれていました。
小豆の味がよく出た、あっさりとした味付でした。形だけいただき、食べきれない分はパックに詰めてくれました。
「空心菜の和牛炒め」「鯛のから揚げ」と続き、最後はとっておきの「フカヒレ」と大きな「テール」肉のスープで、コクのある味わいがなんともいえません。
甕の紹興酒も、柄杓が底に付きそうな感じでしたので、もうそろそろ終わりのようです。
今宵は酒呑み友達がお誕生日と言うことで、【仙草】さんでお祝いです。
いつも白色の【カサブランカ】が飾られていましたが、前回は <黄色の【カサブランカ】>が飾られており、驚きました。
今回は、花弁の先が桃色で基部の方は白色の組み合わせです。
真ん中の花は、花粉が付いたままのしべが見えていますので、蕾から開花したのがよく分かります。
美味しい料理以外にも、【カサブランカ】の観察も出来る「仙草」さんです。
12月5日(水)から12月9日(日)まで、JR神戸駅前にある神戸クリスタルタワーにて、「著名芸術家と名士作品展」が開催されています。
毎年恒例として12月に行われ、神戸新聞社・神戸新聞厚生事業団が主催の<歳末助け合いチャリティー美術展>です。
昨年は 「そごう神戸店」 での開催と変則でしたが、今年はいつものクリスタルホールでした。
作品は最低入札価格が表示されている入札方式ですが、即売会も行われ、こちらを目当てに出向くのですが、年々いい作品に出合わなくなっています。
即売会用のチャリティー作品の数も年々少なくなっており、作家にとっても厳しい状況なのかなと眺めておりました。
【小だるま】は、すでに元町駅前店にて 「串かつ定食」 を食べています。
B級グルメ派としては、<カレーライス・ラーメン・かつ丼>の御三家は王道ですので、「かつ丼」(680円)の看板を目にして、迷わずに入店です。
開店して3カ月ほどだとかで、店内も明るくきれいな感じでした。
4人がけのテーブル席が主体ですが、一人ですのでカウンター席に座りました。
鹿児島県産<茶美豚>を使用しており、大きくて厚みがありました。
玉子も2個使用していますので、お椀いっぱいに広がり、どこから食べても、玉子と豚かつの味が楽しめます。
オネインの愛想もよく、次回には基本の「串かつ定食」(700円)を食べたいとおもいます。
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