谷町4丁目にあります「大阪合同庁舎第4号館」の玄関左側の植え込みに、4つの石で保護された【一等水準点】が、設置されているのを見つけました。
全国の主要な道路や場所に設置され、各種公共事業などの高さの基準となり、地震予知研究や地盤沈下による地盤変動の監視の意味合いも含まれています。
ちなみにこの(第230号)は、上町台地として、海抜の低い「水の都大阪」としては高台に属し、
標高 17.377m
緯度 34度40分54秒
経度 135度31分04秒 です。
建築工事の場合は、敷地周辺の「レベル(=高低差)」は測量しますが、限られた範囲でしかなく、迂闊にもマクロな国土レベルの基準点のことは頭にありませんでした。
神戸市内にも、多くの基準点が設けられているはずです。
また散歩がてらに探せる楽しみな項目が、ひとつ増えました。
あまり見かけない花ですが、ハエモドルム科アニゴザントス属の【アニゴザントス】がありました。
オーストラリア南西部を原産地として、約10種の原種が分布しています。
写真の花はまだ先端が開いてはいませんが、6つに裂けて開きます。
先端の開いた筒状の花は表面に細かい毛が生え、その姿をカンガルーの脚に見立てて別名「カンガルー・ポー」と呼ばれています。
学名上の【アニゴザントス】はギリシャ語で、「開いた花」を意味しています。
花色も多彩で、赤色・桃色・黄色・緑色・橙色等があり、緑色と赤色のバイカラーの品種もあります。
紅色と緑色の品種<アニゴザントス・マングレイシー>は、西オーストラリア州の州花です。
新開地本通りに面して「王将:新開地店」があり、餃子が(210円)と安いのですが、わたし的には【珉珉】の薄い皮の柔らかい餃子が好みです。
「餃子2人前」を注文し、大好きな「ジンギスカン」でキリンビールを楽しみ、〆は「レバーもやし炒め」であっさりと仕上げました。
高校生の頃はおこずかいで楽しめた【珉珉】ですが、最近は価格が当時に比べて高めのようで、<中国庶民料理>と言えない感があります。
「王将:新開地店」の方がよほど<庶民的>な値段で賑わっており、表通りに面した「王将」と比べて奥まった所にある【珉珉】は場所的にも不利で、最近は昔と比べて寂しげな客入りです。
地震学を学ぶトルコの留学生が、自国の名称が軽蔑的な使われ方をしていることを厚生省(当時)に抗議、<小池百合子>議員らの働きで使用禁止となり、名称を一般公募して「トルコ風呂」から「ソープランド」と改名されたのが、1984年12月19日です。
今年はNHK大河ドラマが「平清盛」で福原遷都が史実としてありますが、この故事にちなみ現在JR神戸駅があるあたりに福原遊郭ができ、鉄道の敷設に伴い旧湊川の河川敷に移転させられました。
旧湊川の付け替え工事により、かっての河川敷あとに新開地が生まれ、その東側にあった福原遊郭は、やがてソープランド街へと変身してゆきます。
景気のいい時には、有馬温泉の浴衣姿のお客さんがタクシーで乗りつけて闊歩し、また夏の高校野球甲子園大会の応援に来ているバスが横付けされていたりもしていましたが、昨今は全盛期の勢いはありません。
川崎造船所の職工として奄美大島出身者が神戸には多く、福原で女郎屋から「トルコ風呂」を始めたのは<徳久>という人物で、直木賞候補に挙げられました『廓育ち』の著者川野彰子(故人)のおじさんにあたり、彼女もまた奄美大島の出身です。
またこの川野彰子の元夫が医者である川野純夫(故人)で、田辺聖子の『女の長風呂』に出てくる「カモカのおっちゃん」でもあり、田辺聖子の再婚相手です。
『女の長風呂』の舞台となる「清元温泉」は、この柳原の看板から5分ほどの距離にありましたが、今はコンビニとなっています。
昨夜、板宿で雑用をこなして帰宅しようとしましたら、 <魚河岸のすし「えびす」(板宿店)> の店先で【ズワイガニ】を安く販売していました。
ハサミの部分などがとれた分けあり品ですが、冬の味覚の王様の味には変わりがありません。
最近は和名の【ズワイガニ】はあまり使用されずに、水揚げされた漁港の地域ブランド名として、「松葉ガニ」・「越前ガニ」・「間人(たいざ)ガニ」・「津居山ガニ」等の名称が使われています。
さてこの二杯の【ズサイガニ】、いかにして食べようかとただいま思案中です。
草丈としては10センチばかりでしょうか、【チゴササ(稚児笹)】がグランドカバーとしてきれいな景色を見せてくれていました。
イネ科イダケ属の多年草で縦じま模様が美しいところから、別名「シマザサ(縞笹)」と呼ばれれています。
葉が細長く、淡い緑色と淡い黄白色のコントラストが鮮やかな模様を引き立てています。
同名でチゴザサ属にも「チゴ笹」というのがあり、しかも同じイネ科ですのでまぎわらしい名称です。
主人公の<佐月恭壱>は、花師として銀座のお店に花を飾ることを生業としていますが、同時に絵画修復師として二つの顔を持っています。
個人の肖像画、古備前のツボ、藤田嗣治、女体の秘画等、絵画修復にまつわる三編の物語が連作で続き、<佐月>の過去の人生も浮かび上がらせます。
絵画修復と言う特殊な分野の話が中心ですので、興味深い美術の裏世界が垣間見れました。
内容が濃く楽しめた美術ミステリーだけに、著者がすでの2010年1月に逝去されており、この<佐月恭壱>の続きが読めないのが残念に思える一冊でした。
「ほうれん草」は、アカザ科ホウレンソウ属の野菜で、雌雄異株です。
寒くなるこの季節、葉も柔らかくなり味も良くなります。
今宵は、「ほうれん草のおひたし」(180円)を頼み、醤油ではなくポン酢でいただきました。
葉が厚く丸みを帯びた「西洋種」と、葉が薄く切れ込みがあり、根元の紅い「東洋種」がありますが、最近では両者を掛け合わせた一代品雑種品種が開発されて、広く普及しています。
ビタミンAが豊富で、鉄分は牛レバー並みです。
「おひたし」・「胡麻和え」・「バター炒め」・「白和え」等、多彩な調理で楽しめる素材として、重宝な野菜です。
反面<シュウ酸>を多く含んでいますので、食べ過ぎますと「カルシューム」の吸収を妨げ、体内の「ミネラル」と結合して腎臓や尿路に結石を引き起こす原因ともなります。
先人の知恵は偉大で、削り節など「カルシューム」を多く含む食品と同時に食べますと<シュウ酸>の吸収を抑え、また水で茹で上げることで、<シュウ酸>が溶け出しますので、「おひたし」は非常に理にかなった見事な食べ方です。
久しぶりに【妙樹(しょうき)】の前を取りますと、新しいメニューとして「ミートボール」が加わり、「ミートボールカレー」とか、「ミートボール&・・・・」の定食が出来ていました。
以前「トンカツ」と「チキンカツ」が半分ずつの 「ハーフ&ハーフ定食」(550円) を食べたときには、「ハンバーグ」や「チキンカツ」・「トンカツ」などの定食は(400円)の安さでしたが、さすがに今は(500円)に値上げされていました。
本日は目新しい「ミートボール」がある、「ミートボール&チキン」定食(650円)にしました。
「チキンカツ」は、肉の間に大葉が挟まれていますので、味わい深い風味です。
「ミートボール」もゴルフボール大の大きさで、生姜の味がよく効いており、これまた美味しくいただけました。
昼時で込んでいましたので、出てくるまで少し時間がかかりましたが、千切りキャベツやご飯の量も多く、納得のお昼ご飯でした。
葉の縁に均等的に鋸歯がある「ヒイラギ」と違い、上下左右の面白い位置に棘がある【ヒイラギモチ(柊黐)】です。
モチノキ科モチノキ属の常緑低木で、原産地は中国です。
原産地に因み、別名「チャイニーズ・ホーリー」や「シナヒイラギ(支那柊)」と呼ばれています。
赤色の実と緑の葉の組み合わせはクリスマスの飾りでお馴染で、「クリスマス・ホーリー」とも呼ばれているようですが、正確には本種ではなく 「セイヨウヒイラギ」 が「クリスマス・ホーリー」です。
「ヒイラギ」 などのモクセイ科の仲間は、秋に開花しますが、本種は春先に開花して、寒い冬場に赤色の核果を実らせます。
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