立ち呑み「福寿」のオネイサン、<かずちゃん>から【石焼き芋】のおすそ分けをいただきました。
本格的な【石焼き芋】は、今では高級品となり、中程度を1本丸ごとを買えば、(1000円)近い金額になるようです。
冬場には、リヤカーや 軽トラック に専用の石釜を積み、水蒸気の「ピュー」という笛の音などは冬の風物詩でしたが、見かけなくなりました。
加熱した石を利用してさつま芋をゆっくりと加熱しますと、アミラーゼ(デンプン分解酵素)がデンプンを<麦芽糖>に変えるため、通常よりも甘く仕上がります。
特にわたしは、皮の焦げた部分のカリカリとした芋の部分が大好きで、焦げた芋の味を、懐かしく味わっておりました。
1933(昭和8年)6月17日に完成した「阪神三宮駅」ですが、2007年10月から行われています「阪神三宮駅改良工事」も、この3月で全面的に終わります。
約5年半の歳月と、総額153億円(駅改良工事費130億円)を掛けての大規模な模様替え工事でした。
昨年3月20日(火・祝)には、新設の 「東改札口」 が完成、8月25日には上り降車専用ホームがなくなり、8月29日には最後の軌道変更が完了しています。
12月5日には西改札口周りが全面的に位置が変わり、改札口付近のスペースが拡大される工事が進んでいます。
その改札口の天井が撤去され、建設当時の丸い飾り付けのある【照明器具の取り付け跡】が点在していました。駅が完成した昭和8年当時の痕跡でしょうが、<昭和モダン>と呼ばれていた時代の照明器具の形に、思わず夢が走りました。
直径1メートルはありそうですので、かなり大きな照明器具が取り付けられていたようです。
このような設備の記録写真があるのかも分かりませんが、誰も見上げることのない天井を眺め、歴史を感じておりました。
冬場だけの期間限定の定食として「豆腐キムチチゲセット」(490円)が出ており、一年ぶりです。
昨日は<寿がきや>の 「韓国風チゲうどん」 でしたが、この時期には唐辛子の効いたチゲは格別です。
玉子の種別が選べ、 前回は「生玉子」 を頼みましたので、今回は「半熟玉子」にしました。
最後の口直しにと考え、最後までとっておいたのですが、冷たく冷やされておりいい感じで食べ終えれました。
スープのジャリジャリ感が少し気になるのですが、豆腐・牛肉・キムチとバランスの良い配分で、箸を使うことなくスプーンだけで美味しくいただいてきました。
バナナの葉に似た大きな楕円形の葉が、魅力的な【ストレリチア・オーガスタ】です。
バショウ科ストレリチア属の植物で、マダガスカル~アフリカサバンナ気候が原産地です。
成長しますと長さ60~120センチ、幅30~60センチにもなり、同属の中では最大種です。
花期には紫灰色の<苞>を出し、その中から白色の花を咲かせ、その形が鳥のように見えることから、別名「White Bird-of-Paradise(天国の白い鳥)」と呼ばれています。
花姿は同じストレチア属の 「ストレリチア・レギネ(極楽鳥花)」 に似ているようですが、【オーガスタ】は高さが3メートルぐらいにならないと花を咲かせないようで、室内にある観葉植物では花の観賞は無理なようです。
今年の読書の1冊目に選んだのは、『子供の眼』です。作品としては新しくありませんが、<四六版・上下二段組み・606ページ・厚さ4センチ・定価3200円>と、読み応えがありそうな<法廷スリラー>なので、お正月三日間で読み切るのにちょうどいいかなと選んできました。
6歳の娘<エレナ>の養護権を夫<リッチ>と争っている<テリーザ>は、試験的別居生活が始まると、憧れていた上司の<クリストファー>の所に身を寄せてしまいます。
<リッチ>は定職にもつかず、弁護士として働いている<テリーザ>から養育費をむしり取るために卑劣な手段で妻と諍いが続いているところ、<リッチ>が自殺として見せかけられて銃殺されてしまいます。
上院議員に立候補予定だった<クリストファー>ですが、この事件を機に容疑者として被告人となり、心許せる弁護士<キャロライン>との法廷戦術が始まります。
アメリカならではの陪審員制度を巧みに取り入れながら、検察側、弁護側の駆け引きは元弁護士ならではの知識と経験が生かされ、良く計算された筋立てで、長編にも関わらず最後まで一気に読ませてくれます。
脇役の登場人物たちの性格付けも面白く、意外な結末の伏線も、<テリーザ>の育った幼児体験と<エレナ>の家庭環境と対比させる中で散りばめらています。
被告弁護士として活躍した<キャサリン>の登場する作品が続くようですが、じっくりと腰を落ち着けて読める機会を持ちたいとおもいます。
年明け第1弾のカップメンとして、【韓国風チゲうどん】(105円)です。
うどんは「こだわりの生タイプ」で一度熱湯で溶きほぐし、「かやく入り粉末スープ」を入れ、さらに熱湯で1分間待ちます。
「チゲ」とありますので、韓国料理の <真っ赤な色合いのスープ> を想像していましたが、どちらかというと<ワカメスープのキムチ味>の趣きでした。
うどんの麺に関しては文句のつけようがなく、スープは想像とは違いましたが、「うどんスープ」ですので、本来の「つゆ」の姿としてはこれが正当な感じだとおもいます。
かやくとしての<ワカメ・ゴマ>も十分に入り、隠し味の<みそ>の雰囲気も良く、幸先のいいインスタント麺に当たりました。
大きなクスノキの苔むした幹の上に、元気に育っている着生植物の【ノキシノブ(軒忍)】を見つけました。
ウラボシ科ノキシノブ属の常緑多年草シダの一種で、アジアの熱帯から温帯に約50種、日本には10種ほどが知られています。
茎は短くて横に這い、表面一面には鱗片があり、多数の細かい根を出して樹木や岩などに着生します。
全体に柳の葉に似た細長い単葉で、一般のシダの葉の形状とは異なります
庭木や石垣などに着いたモノは風流な趣がありますが、ほとんどが自然に生えてきたもので、栽培されることない植物だと思います。
寄生植物とは違い、着生している植物から栄養を吸収しているわけではありませんが、本体の樹木が伐採などされますと、自らの生命の場が失われるかわいそうな運命を背負っています。
毎年、防弾ガラス越しに行われる新年の一般参賀の光景を見るたびに、思い出しますのがアナーキスト<奥崎謙三>の店舗に書かれた文言です。
今日1月2日、多くの一般参賀客で皇居は賑わったようです。
6年ぶりに行われた1969年1月2日の一般参賀客にまぎれ、パチンコ玉で昭和天皇に対して4個を発射、暴行罪で懲役1年6カ月の刑に服しています。パチンコ玉を打ちながら「ヤマザキ、天皇を(ピストルで)撃て」は有名な台詞ですが、後日発行する本のタイトルにもなっています。
1951年にバッテリー商「サン電池工業所」を荒田町に開業、1956年には店舗の賃貸借をめぐるトラブルから不動産業者を刺殺、傷害致死罪で懲役10年の刑を受けた前科がある人物です。
生家からも近く、国道428号線に面した店舗兼自宅の正面には自分の主張が書かれており、前を通るたびに子供ながら異様な雰囲気を感じていました。
全国的に名を馳せたのは、1977年の参議院選挙に出馬しての政見放送だと思います。
写真は2005年6月に亡くなる頃ですが、「田中角栄を殺すために記す」などと、過激な文言もありました。
現在はこの店舗兼自宅は解体され、2台ほどのコインパーキングとして使われています。
「俺は人を殺してきてが、罪は償ってきた。お前らは何万にと犠牲にして何もしていない」という発言は、アナーキストだとしても、聞くに値する言葉だとおもいます。
中国の文人画で好まれる<歳寒三友>から、日本でも「松・竹・梅」は縁起の良いものとして扱われています。
三本の青竹を松で囲み荒縄で結んだ「門松」は、お正月の風物詩として欠かせません。
【タケ】は、広義にはイネ科タケ亜科のうち木本のような茎が木質化する種の総称として使われており、その生育形態から狭義の【タケ】・「ササ(笹)」・「バンブー」の3種に分けられます。
地下茎が地面を広く覆うように伸びていますのでガケ崩れには強いのですが、反面強風や地滑りには弱い植物です。
傾斜地で、今は伐採され朽ちた【タケ】を見つけました。
切り株の根っこの隙間から立ち上がっていたのだと思いますが、どちらが先に伐採されたのかは分かりません。
【タケ】の太さから推測しますと、かなり丈のあったモノだと思いますが、太い根の間で圧迫されながら。よくぞ成長したものだと感心してしまいます。
歳の初めの縁起物として、この【タケ】のようなど根性にあやかりたいものです。
おめでたいお正月用の飾りつけに使われるのだと思いますが、金色に化粧された【松ぼっくり】を、花屋さんの店先で見かけました。
日本では長寿を表す縁起の良い木として「松」が重宝されており、単なる上下のランクづけではなく、「松・竹・梅」はおめでたい<ハレ>の席には欠かせない縁起ものです。
「松」はマツ科マツ属の常緑高木の針葉樹として、亜熱帯の「リュキュウマツ」から高山帯に生える「ハイマツ」まで、極めて多様な気象条件に適応しているために分布域が広い植物です。
一般的に「松」と呼ぶときには、「アカマツ」や「クロマツ」を指しているようですが、「カラマツ」のようにマツ属ではないモノまでに名称が付いていますので、まぎらわしくていけません。
本来【松ぼっくり】は、空気中の水分が多いときには閉じる性質を持っていますが、写真のようにペイントされてしまうと開いたままで形が保てるのかなと見ておりました。
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