12月に入りましたが、まだ「フウセントウワタ」の白い花が咲いています。
今年も、多くの<ナナホシテントウ>の 「成虫」 や 「幼虫」 で楽しませてくれた同じ場所の「フウセントウワタ」です。
下向きの花の下で吸い蜜行為を行っていましたが、満腹したのでしょうか、花の表に出てきてくれました。
ハエ目(双翅目)クロバエ科ツマグロキンバエ亜科の昆虫で、体長は6ミリ前後と小さいです。
透明な前翅の先端が黒褐色をしていますので、「ツマグロ(褄黒)」の名が付いていますが、「キンバエ」(クロバエ亜科)の仲間ではありません。
小さな昆虫ですが、背中は濃緑色で、丸みを帯びています。
特徴的な長い口器と、複眼の模様が縞模様に入り、左右それぞれ6本の筋が特徴としてあげられます。
主人公は12歳の少年<スティーヴン>で、19年前に起きた連続児童殺害事件の犠牲者として殺された、母の弟<ビリー>の遺体を見つけようと、野草の茂る荒野に出かけてはシャベルで掘り返しています。
被害者の母である祖母は、毎日を鬱積した気持ちで過ごし、母も弟への愛情が、同じ年頃になった長男<スティーヴン>と重なり合い、複雑な感情を抱いています。
なんとか家族の傷をいやし、明るい家庭を取り戻そうと考えた<スティーヴン>は、獄中にいる殺人犯<エイブリー>へ<ビリー>をどの場所に埋めたのかと問う手紙を書き始めます。
手紙の差出人が12歳の少年だと気付いた<エイブリー>は、押さえていた変質者としての感情が甦り、刑務所を脱走して一路<スティ-ヴン>の住む町を目指します。
英国ゴールドタガー賞にノミネートされた作品で、結末がどうなるのかとヤキモキしながらのスリラータッチは、読み応えがありました。
大きさは別として、幕の内弁当やコンビニ弁当には必ず見かける、日本発祥の代表的な揚げ物が「海老フライ」です。
高級な「車エビ」を筆頭に「大正エビ」が主流でしたが、いまでは「ブラックタイガー(牛エビ)」が、一般的な素材でしょうか。
本日のおすすめ品は、「海老フライ」(350円)でした。
<川本店長>さん自家製の「タルタルソース」だということで、いただきました。
マヨネーズは好みませんが、玉ねぎや胡瓜のピクルスで整えられた風味は、嫌いではありません。
居酒屋さんということで、店長はピクルスの替わりに 「ラッキョウ」 を応用して、お店にあるモノを上手に使い廻しているのはさすがです。
巷では、「ジャンボエビフライ」 も多く見かけるようになりましたが、頭を付けて揚げるときには、頭には衣を付けないのが作法です。
15センチに近い「海老フライ」、今宵も美味しくいただいてきました。
本日をもちまして、書店【神文館】が閉店です。
初代のお店は新開地本通りにあり、一時期は本店とこの新開地タウン店のニ店舗の営業でした。
わたしがはじめて親父さんから書籍を買ってもらったのが小学一年生のときで、新開地本通りの【神文館】でした。
『豊臣秀吉』と『レ・ミゼラブル』です。
あれから何千冊と本を読んできていますが、読書の原点であり、飲み屋さんの行き帰りなどに、お店を覗いておりました。
表だって閉店のことは知らせていないようでしたが、二代目の店主に「長いあいだありがとうございました」と頭を下げれば、一番寂しい立場の店主さんは言葉がなく、無言でうなずかれました。
活字離れと言われて久しいですが、50年以上親しんできた本屋さんがなくなるのは、亡くなった親父の思い出が消えてゆくようで、涙が出てしまいます。
明日12月1日は、【山陽そば】が山陽旧明石駅舎内で<立ち喰いうどん・そば>屋さんとしての創業日にあたり、今年で40周年を迎えます。
昨年6月には「高速長田店」、今年2月には「元町店」が閉店していますが、この「板宿店」を含め、垂水・明石・飾磨・姫路と現在は5店舗での営業です。
40周年記念として、12月1日(土)~12月3日(月)の3日間、各店舗全商品(40円)引きのサービスです。
本日は季節限定の「肉ときのこのうどん」(390円)を食べてきました。
甘辛く煮込まれた牛肉と季節の香りのきのこ、いい出汁の具合と相まって、面白いコラボレーションでした。
昨夜は、 立ち呑み処「たそがれ」 さんで、湯豆腐を肴に呑んでおりました。
カウンター席の端に座りましたが、【エレモフィラ・ニベア】の鉢植えが置かれていました。
ハマジンチョウ科エレモフィラ属の多年草、もしくは常緑低木で、原産地のオーストラリアには200を超す品種が分布しています。
葉には短毛が密集して生え、短い線形で少しまばらな感じです。
葉も茎も植物全体が白銀色をしていますので、別名「ホワイトツリー」と呼ばれています。
時間の経過とともに茎はやや茶色く変化してしまいます。
初夏には、一般的には淡い透明感のある青紫色の花が咲ききれいですが、用途としてはカラーリーフとして楽しむ場合が多い植物です。
以前はお寿司屋さんだったお店のあとに、立ち呑み処【たそがれ】が開店していました。
少し前に気が付いていたのですが、本日ようやくの訪問です。
「立ち呑み」と、お店の壁に大きく書かれていますが、店内はカウンター席とテーブル席があり、普通の居酒屋さんと変わりません。
気風を感じさせる年配の女将さんが、一人で切り盛りされています。
メニュー看板の中から、「湯豆腐」(400円)を選びました。
「大根おろし・ネギ」もたっぷりと付き、土鍋の中も<豆腐・白菜・菊菜・人参>と具だくさんでした。
珍しく生ビールの「大ジョッキ」(680円)がありましたので、熱い「湯豆腐」共々、おいしくいただいてきました。
店内も広く、肴の値段も「立ち呑み」価格ですので、酒呑みとしては腰の落ち着くお店です。
さびれた 「再度市場」 の中で営業されている【膳彩や】さんで、今日はお昼ご飯です。
市場の入り口に立て看板を出されていますが、まさかこの薄暗い通路に面して飲食店があるとはおもえない場所で頑張られています。
長年レストランで修業をされた伊澤マスターが一人で切り盛りされている、カウンター席が4席しかない小さなお店です。お店には扉もなく、ビニールシートを開けて店内に入ります。
看板には<プロが作る総菜と定食のお店>と書かれている通り、こだわりの食材と調理で独自の世界を作り出しています。
本日は、「鶏肉の照り焼オレンジ風味」定食(780円)を選びました。
皮の焼き加減もよく、オレンジの風味が薫るソースがとても美味しかったです。パンであれば、最後までソースを食べきれるのにと、味がいいだけに残すのが惜しまれる味でした。
近くには山手女子大学もありますので、「女子大生、来ます?」と聞けば、「いやぁ~、全然です。おっちゃんばかりです」とのご返事。
話しのあととすぐに、おっちゃんの二人連れさんが入って来られ、思わずマスターと笑ってしまいました。
前面だけをみていますと、ビルのように見える構えをしていますが、これは壁だけで、日本瓦で葺かれた平屋建ての木造が裏側に並んでいます。
真ん中にある通路をはさんで、わずか8軒ほどの店舗しかない【再度(ふたたび)市場】ですが、現在営業しているのは左側の自転車屋さん、白い壁の喫茶店、通路の奥にドライクリーニング店、そして今日のお昼ご飯を食べにきました「膳彩や」のみで、あとはシャッターが降りたままです。
市場そのものの存在価値が時代とともに薄れてしまい、対面販売の良さが失われてゆくのは残念なことです。
【デザートローズ】を、葉の形がよく分かるように上から撮りました。
団扇状の丸い葉が重なるように成長している様子が見て取れ、重なり合うバラの花弁に見立てた名称<デザートローズ=砂漠のバラ>といわれる所以が、よく分かります。
ベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物で、南アフリカが原産地です。
和名としては、「唐印(からいん)」として流通しています。
同じベンケイソウ科の 「火祭り」 と同様に、気温が下がるにつれて葉が紅葉し、美しい赤胴色の色を見せてくれます。
日照を十分に当て、うまく育ちますと春先には花を咲かせてくれます。
キョウチクトウ科にも、<砂漠のバラ>と呼ばれる「アデニウム・オベスム」という常緑低木があり、こちらも南アフリカが原産ですので、まぎらわしくていけません。
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