副題の「警視庁情報分析支援第二室<裏店>」は、迷宮入りした事件の資料が捜査継続中という名目のもと各地から送られてくる部署で、そこには変人キャリアの<安孫子>警視正ただひとりが所属している部署です。
本書は 『炎上』 に次ぐ<安孫子>を主人公とする第二冊目に当たり、五つの事件が収録されています。
相も変わらず尊大で気難しく、誰に対しても無礼な命令口調で、しかも面と向かって相手に言い続ける態度には、閉口させられます。
また職務そっちのけで日夜、怪しい研究実験を<裏店>で行っていますが、一度事件に首を突っ込みますと、あざやかな推理で事件を解決してゆく手際の良さを見せつけてくれます。
憎めないキャラクターとして、これからシリーズ化されていきそうな<安孫子>警視正の事件簿として、小気味よい文章で楽しめました。
お気に入りの立ち位置からは、カウンターに並べられている肴類が見えませんので、壁に貼られている「おすすめメニュー」を眺めて、何にしようかと決めています。
今宵、カウンターの端のほうに置かれているお皿は、「酢豚」かなと思えたのですが、「おすすめメニュー」には書かれていなくて、<女将さん>に尋ねましたら、「昨日の残りなんだけど」ということで、温めていただきました。
2人前取るには量が半端だということで、一人前として盛り付けられていましたが、<豚肉・人参・筍・ピーマン>と盛りだくさん入り、食べ応えがありました。
前回いただいた 「まぐろのブツ刺し」 は、全部が<トロ>の部位で、(300円)の値段として破格の一品でした。
今宵は、いつも通りの<赤味>と<トロ>の混合編成でした。
<鮪>は産卵期を迎える冬にたっぷりと脂を蓄え、特に<トロ>の部位が美味しくなりますので、冬の季語とされています。
サバ科マグロ属に分類されていますが、特によく食べられているのは大きいものから、黒鮪(本鮪・しび) ・ 南鮪(インドマグロ) ・ 目鉢鮪 ・ 黄肌鮪 ・ 鰭長鮪 となり、この大きさの順位に従い、値段も比例しているようです。
神戸ハーバーランドumieのセンターストリートを歩いていましたら、サウスモール5Fの「OSシネマズ」で上映される『高台家の人々』の予告ポスターが貼られていて、「神戸で撮影を行いました」の文字が目に留まりました。
『高台家の人々』は、『YOU』(集英社)に掲載されていた<森本梢子>による漫画のタイトルですが、全国3000店の書店員が選ぶ「NEXTブレイク漫画RANKING BEST 50」において、第1位に選ばれた作品です。
撮影の舞台となっている「旧ジェームス邸」は、1934(昭和9)年、神戸・江戸町の<カメロン商会>総支配人<アーネスト・ウィリアム・ジェームス>が、海の見える高台に建てた邸宅で、三洋電機創業者<井植歳男>が購入して自邸として使用したあと、同社の迎賓館になっていました。
クリーム色の外壁でスペイン風の外観をしていますが、2012年2月に神戸市の指定有形文化財に登録され、当時に設計・施工した竹中工務店により改修工事が行われ、同年12月に「ウェディングスペース&レストラン」として生まれ変わっています。
いつもの席に座り、「日替わり定食」(680円)を頼みますと女将さんから、「ファルコンさんが顔出しされるときは、不思議とハンバーグみたいですいませんね」と言われ、「でも、毎回内容は違いますから」と恐縮されておられました。
外食が多く、好き嫌いが何もありませんので、「日替わり定食」はメニューを選ぶ手間が省けて逆に助かります。しかし、どのお客さんに何を調理をしたのかを覚えておられるの女将さんには、驚かされました。
本日は「ハンバーグとポテトフライ」がメイン料理で、(9)「和風ハンバーグおろしソース」 そして (10)「れんこん入り和風ハンバーグ」 と和風味が続きましたが、今回は洋風のデミグラソース味で、ビールの肴としてもご飯のおかずとしてもいい塩梅でした。
大好きな生野菜もたっぷりと盛り付けられ、「切り干し大根」を中華風に味付けされた小鉢物もいい味わいで、おいしくいただいてきました。
下町の新開地にあります<家庭料理「つばきや」>さんですので、<今日のなぞなぞ>がわからないお客さんは「答えはなに?」と、飲食に関係なく訊きにこられると大将が笑っておられました。
今回も、「なるほどと」いう問題でした。
大将に「なにかアンチョコでもあるんですか?」と訊けば、このような問題を集めたサイトがあるようで、客層を考えながら選ぶのも一苦労されているようです。
4月に入り、あちらこちらに 「ヤマブキ」 の黄色の花が咲き出しています。
バラ科ヤマブキ属ですが、本種のみの一属一種しかなく、「シロヤマブキ」 はバラ科シロヤマブキ属に分類され、別種になります。
郵便物として定型外の100グラム以内の料金が「140円」で、これ以前は、1998(平成10)年2月16日に発行された 「イカル」 の意匠でした。
この「ヤマブキ」の切手は2015年2月2日(月)に発行されている「普通切手」で、グラビア3色、切手デザイナー<貝淵純子>さんの意匠です。
淡い青地に黄色の「ヤマブキ」の花があしらわれていて、上品な配色だと思います。
清楚な白い花弁を持つ【リキュウバイ】ですが、漢字で表示しますと「利休梅」となり、茶人の<千利休>が好んだ茶花のようにおもえますが、日本に導入されたのは明治時代末です。
バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木で、原産地は中国、別名として「バイカシモツケ(梅花下野)」や「ウメザキウツギ(梅咲き空木)」、また「マルバヤナギザクラ(丸葉柳桜)」と呼ばれています。
開花時期は4月~5月、花径4センチほどの梅に似た白い5弁花を、新芽と同じぐらいの時期に咲かせ、花弁の形状には変化があり、花弁の付け根は細くなっています。
満開に咲き出しても豪華さはあまりなく、清楚な佇まいが、茶花として人気がある所以だとおもいます。
韓国の「チゲ(鍋)」料理といえば、「スンドゥブチゲ」や「テンジャンチゲ」・「プデチゲ」などがありますが、もっとも一般的なのが「キムチチゲ」だと思います。
その名称通り白菜の「キムチ」が味の主体で、具には肉類・魚介類・野菜類が使われます。
昨夜は<立ち呑み「しゅう」>にて 「スンドゥブチゲ(純豆腐鍋)」 を食べているのですが、辛党としてはメニューにあると頼みたくなる一品で、今宵も「キムチチゲ」をいただきました。
牛すじのコクのある出汁で、<白菜キムチ・牛肉・ニラ・豆腐>等の具材もいっぱい入り、おいしくいただいてきました。
<インスタント麺>シリーズを続けていますので、ブログル仲間の<Toshiaki Nomura>さんご推薦の 「麺づくりあわせ味噌」 を探し求めて、今回はJR神戸駅高架下にあるスーパー「KOHYO(コーヨー)」を覗いてみました。
残念ながらこの店でも入手できませんでしたが、<焼き芋>としての「やきいもくん」を発見しました。
一日四回、焼き上がりの<焼き芋>が並べられているようで、ちょうど午後五時の焼きたて分が置かれています。
30センチばかりの袋、反対側の口の方から覗いて見ますと、りっぱな大きさの「紅あずま」の<焼き芋>で、これはお得感十分です。
西の「高系14号」に対して東の「紅あずま」と言われるように関東で人気の品種で、皮の色は少し紫がかった濃い赤色で、果肉の色が黄色く繊維質が少ないために、熱を加えますとホクホクネットリ感に仕上がります。
軽自動車に焼き窯を積んで 「いしやきいも~~、おいも~」と売り歩く<焼き芋>は一本が500円とか600円しますので、これは気になる<焼き芋>だなと眺めておりました。
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