平成最後の月に、隠れた昭和の敗戦に関する秘部に触れた作品と巡り合えました。本書『水曜日の凱歌』は、芸術選奨文部科学大臣賞受賞作品で、文庫本で715ページの力作です。
昭和20年8月15日水曜日は、主人公<二宮鈴子>の満14歳の誕生日でした。父が運送会社を営む二宮家は比較的裕福な家庭でしたが、父は交通事故で亡くなり、疎開先から東京・本庶に戻ってきた母<つたゑ>と<鈴子>は、焼野原のなか、父の友人<宮下>の世話で住居を確保します。
<宮下>は、進駐軍の性暴力に備えるために日本政府が「特殊慰安施設」を造るのに際して、英語のできる<つたゑ>を慰安所の通訳としての仕事を斡旋します。<つたゑ>は<鈴子>と慰安所となる老舗旅館に移住、14歳の<鈴子>には、髪を切り男の子の姿に変装させての生活が始まります。GHQが公的売春に否定的だったため、この施設は閉鎖され、熱海のキャバレーへと移り住みます。
やがて<つたゑ>は、進駐軍の<デビッド中佐>の愛人となり、豊かな生活を享受しますが、<鈴子>は、<宮下>・<デヴィッド中佐>と男を渡り歩く母の生き方に反発を感じ始めます。
敗戦後、生き抜いていかなければならない女性として、母としての<つたゑ>の行動を思春期の少女<鈴子>の目線を通して、国家と権力、戦争と平和に切り込んだ戦後の日本の現代史として、社会性を持った作品だと思います。
本書を読み終わるとタイトルの意味が、性に関する重い題材にも関わらず、その後の希望が持てそうな読後感を与えてくれています。
神戸サンボーホール(神戸市中央区)で「神戸レプタイルズワールド2019~エキゾチック♡アニマル大集合~」が4月20日(土10:00~17:00 )~21日(日10:00~17:00 )に開催されます。〈前売〉大人(中学生以上)800円、小学生500円
〈当日〉大人1,000円、小学生600円※小学生未満は無料
通称「コウレプ」と呼ばれる同イベントでは、世界各地から輸入された爬虫類や両生類、有袋類、鳥類、哺乳類などのエキゾチックアニマルの展示・販売が行われます。出展者の許可を得れば実際に触れることもでき、正しく飼うための方法やペットと楽しく暮らすための工夫などを専門業者から直接聞くことも可能。気に入った生体がいれば、その場で購入できるシステムとなっています。
両日イベントステージも設けられ、初日にはムツゴロウさんの愛称で知られる動物研究家の<畑正憲>さんや爬虫類・両生類の専門誌「ビバリウムガイド」編集長の<冨水明>さん、動物園のスタッフによるトークショーなどを実施。
2日目には珍獣医学の第一人者で田園調布動物病院院長<田向健一>さん、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)副校長で、爬虫類・両生類・魚類の飼育管理の指導を行っている<江口仁詞>さんらが登壇。
そのほか、飲食コーナーにはタコの代わりにクロコダイルが入った「クロコダイルたこ焼き」、有明海のみに生息する珍魚“ワラスボ”を使用した「ワラスボラーメン」などが登場する。さらに、コウレプ限定のトイカプセル「身近な虫、危険な虫。 本物の標本キーホルダーVer.1.5」などユニークなグッズも販売されます。
(左)2015年の『スターウォーズ/フォースの覚醒』に初めて登場した「BB-8」 (右)「D-O」
映画『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード9にあたる最新作『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』(原題)に、新たなドロイド「D-O(ディー・オー)」が登場することが、現地時間12日、アメリカ・シカゴで開催中の公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション・シカゴ2019」内で明らかになっています。
二つのボールがくっついたようなデザインの「BB-8」と違って、「ディー・オー」は車輪にドライアーを合体させたようなデザイン。どんな役割を果たすのかは謎ですが、<エイブラムス>監督によりますと「BB-8の新しい友達」とのこと。
この日は実際に「D-O」がパネル会場に登場してファンにあいさつ。ユーモアあふれる動作でファンを魅了していたとか。
朝6時の気温は8℃、最高気温は15.7℃の神戸のお天気でした。
ほんじつのおひるごはんは、「煮込みハンバーグ」+「ひじきの白和え」+「マカロニサラダ」+「味噌汁(うす揚げ・白菜)」+「果物(キイウイ)」でした。
演奏会の予告通り、14:00より、デイケアに出向いています施設にて、「神戸の風木管五重奏団」 のコンサートを楽しんできました。
本日は、五重奏団の5人のメンバーにピアノ<林まさ子>さん、司会役にマネージャーの<高原あき子>さんが加わっての演奏会でした。
童謡や唱歌・クラシック曲と幅広いジャンルから15曲に渡る演奏があり、アンコール曲まで飛び出し、最後まで楽しめました。
主旋律のメロディーを聞きながら、ピアノを含めての六重奏の編曲が大変だなと思いながら、心地よい木管の音色を楽しませていただきました。
「北神急行電鉄」 は、令和元年の記念品として、「改元記念券セット」を販売します。
谷上駅のD型記念券3枚のセットで、台紙が付属。券面の日付印字は「63.4.2」「31.4.30」「1.5.1」の3種類。台紙は白、オレンジの2種類で、台紙別に異なるデザインの記念券がセットされています。
販売額は各800円で、販売日時は2019年5月1日(水・祝)9:00~15:00。販売箇所は、谷上駅駅長室前。販売数は、各500セット。売切次第販売終了。記念券での駅構内入場、列車乗車は不可となっています。
女優<安達祐実>(1981年9月14日~)が、2歳時に子育て雑誌でモデルデビューして35周年を記念したビジュアルブック「YUMI ADACHI A to Z」(双葉社:1500円・税別)が4月12日に発売されています。
1991(平成3)年、テレビCM「ハウス食品・咖喱(カリー)工房」で注目を集め、「具が大きい」のフレーズは流行語にもなっています。以後、女優としての道を歩んでいきます。
1994(平成6)年、日本テレビ「土曜グランド劇場」ドラマ『家なき子』(1994年4月16日~7月2日)で主人公の「相沢すず」役を演じ、12歳とは思えない演技力で一躍脚光を浴びます。同作品は最高視聴率37.2%を記録し、「すず」の台詞である「同情するならカネをくれ」は新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となりました。
本作は、37歳にして芸歴35年の女優<安達佑実>が、AからZまでのキーワードで自らを表現しています。
ビューティー、ファッション、ライフスタイル、大切にしているもの、好きなもの、苦手なもの、自分でも気付いていなかったくせなど、等身大の<安達佑実>が垣間見れる1冊になっています。
国土交通省は12日、2016年4月の熊本地震で被災したJR豊肥線の不通区間が2020年度中に運転を再開し、全線が復旧する見通しだと発表ています。
熊本市など九州の西側から阿蘇方面へのアクセスが充実し、観光などの追い風になると地元の期待は高まっています。
豊肥線は熊本~大分を結ぶ約148キロメートルの路線。大規模な斜面崩壊や土砂流入があり、肥後大津~阿蘇(約27キロメートル)で運転を休止していました。
被害のあった九州新幹線や鹿児島線はすでに復旧しています。豊肥線が加われば被災したJRの路線すべてが運転を再開することになります。第三セクター・南阿蘇鉄道も22年度中の全面再開をめざす。
< 「インターステラテクノロジズ」が公開した小型ロケット「MOMO3号機」(北海道大樹町) >
北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は4月12日、自社開発の小型ロケット「MOMO(モモ)3号機」の機体を公開し、4月30日に同町の実験場から打ち上げると発表しています。
成功すれば民間企業が単独開発したロケットとしては日本初となり、国主導の宇宙開発に新風を吹き込むことになります。
昨年6月30日、「MOMO2号機」が打ち上げ直後に落下して爆発。落下の原因となったガス噴射機の構造などを改良し、高度100キロ以上とされる宇宙空間への到達を目指します。
「インターステラテクノロジズ」を設立した実業家の<堀江貴文>さんは同町での記者会見で「できることは全てやった」と自信を見せていました。
将棋の現役最年少棋士、<藤井聡太七段>(16)が4月12日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第69期大阪王将杯王将戦の1次予選4組準々決勝で<森内俊之九段>(48)に92手で勝ち、準決勝へ進んでいます。
これまでの予選では、<森内九段>は<田中寅彦九段>に、<藤井七段>は <池永天志四段>に勝ち、本局を迎えていました。
あと2勝で2次予選へ進出、さらに3勝すると<渡辺明王将>(34)への挑戦権を争うリーグ戦へ進めます。
<藤井七段>は2019年度の初対局で、十八世名人の資格を持つ<森内九段>を破る好スタートを切りました。
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