著者の作品は、『完全黙秘』 で始まる<警視庁公安部 青山望>シリーズを9作目の最新刊 『国家簒奪』 まで読み進めていますが、今回新しいシリーズ物として<警視庁人事一課観察係>を手にしてみました。「人事一課」の通称をタイトルにした本書『ヒトイチ』は、シリーズ第一作目に当たります。
本書には、3篇が収められています。主人公は、人事一課観察係長<榎本博史>です。警視庁という大組織の中で囁かれる噂や、匿名の内部告発に基づいて、仲間の警察官の不祥事をあばいていきます。
「職務上警察官は権力を持っています。権力を盛った者には誘惑も多い。誘惑に弱い者は、不正になびいてしまうのだろう」という<兼光>課長の言葉が、どの査察対象者にも当てはまります。
殺人事件を解決するミステリーではありませんが、警察組織の裏側が垣間見れるシリーズとして楽しめそうです。
本日のお昼ご飯は、「鶏肉の照り焼き」+「豚肉とじゃがいもの生姜煮」+「大根の和え物」+「味噌汁(薄揚げ・白菜)」+「フルーツヨーグルト」でした。
昨日、ブラジルからの輸入鶏肉が、食品衛生基準を満たしていないという報道を耳にしていただけに、その翌日が「鶏肉料理」とはイメージが宜しくありません。
施設としては仕込みもあるでしょうから、急遽ニメニューを変えることはできない状況だと思います。
それでも、もう少し<鶏肉>の量があればなと感じながら、おいしくいただきました。
日本のワイン業界で活躍する女性が審査員(406名)となる「サクラアワード2017」(世界37ヵ国から4,212本のワインがエントリーされ、日本ワインで金賞の受賞ワインは39本です)において「神戸印路シナノリースリング」が「金賞」及び「中華料理に合うワイン賞」のW受賞を果たしています。
日本国内でも生産量がわずかな希少ブドウ「シナノリースリング」で造る白ワインは、果実味豊かな甘い香りと凛とした気品のある酸味が特長です。生姜を使用した料理やスパイシーな中華料理、フィナンシェやバームクーヘンなど、バター風味が効いた焼菓子との相性が優れているとか。
ワイン業界におけるスペシャリストの女性たちに選ばれたワイン、神戸ワインの起爆剤になればいいのですが。
受賞ワインは、2016:日本ワインコンクールに於いても銀賞を受賞しています。
「神戸印路(こうべいんじ) シナノリースリング2015 」
神戸市西区平野町産ブドウ使用 720ml ¥1,836円(税込)
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