JR西日本は23日、昨年7月の西日本豪雨の影響で運休している広島市安佐北区の芸備線(岡山県新見市の備中神代駅から広島県三次市の三次駅を経て広島県広島市の広島駅に至る)中三田~狩留家間の運転を再開しました。
芸備線は約1年3カ月ぶりに全線復旧したことになります。これで豪雨被害によるJR西日本管内の運休が全て解消され、平常運行に戻りました。
芸備線は、西日本豪雨による増水で安佐北区の白木山~狩留家間の三篠川に架かる橋が流されるなどしました。中三田~狩留家間が最後まで不通になり、バスによる代行輸送を続ける一方、新しい橋の設置工事を進めていました。
JR山口線を走る SLやまぐち号 で、蒸気機関車「C57」が牽引(けんいん)する運行が5日、1年10カ月ぶりに再開された。JR新山口駅のホームには復帰を喜ぶファンが駆けつけ、出発を見送りました。
「貴婦人」の愛称で親しまれる「C57」は、2017年12月に牽引したあと、不具合が相次いだことに加え、昨年7月の西日本豪雨でJR山陽線が寸断され山口に戻れなくなったこともあり、昨年は牽引の機会が一度もありませんでした。今年も9月までは「D51」が牽引していました。
SLやまぐち号の今年の運行は11月24日までで、10月以降は「C57」が牽引する予定。運行情報はSLやまぐち号のホームページで確認できます。
1987年の佐賀訪問で走ったお召し列車。先頭部分に菊のヘッドマーク(画像:九州鉄道記念館提供)
昭和天皇が1987年(昭和62年)5月24日、全国植樹祭のため訪問した佐賀県で乗ったお召し列車に装飾されていた菊のヘッドマークが、北九州市門司区の九州鉄道記念館に保存されていることが10日に公表されています。
JR九州と記念館によりますと、このお召し列車は静養などを除き、昭和天皇の地方への公務としては最後の運行だとか。1987年に国鉄民営化でJRが発足してからは初めての運行でした。
専門家によりますと、「菊」のヘッドマークの使用時期が特定できるのは珍しいことだそうです。記念館では22日(火)の「即位礼正殿の儀」に合わせ初公開されます。
ラグビーW杯の釜石会場を盛り上げるため、リアス線にラッピング列車「スクラムいわてフィフティーン号」が登場
岩手県などが出資する第三セクターの三陸鉄道(宮古市)は8日、宮古市で取締役会を開き、2019年度決算が3000万円の黒字になるとの見通しを報告しています。3月に開業したリアス線(盛-久慈間)の利用実績が好調で、15年度以来4年ぶりの単年度黒字が見込めると試算しました。
4~8月期の乗車人員は49万4582人で前年同期(24万3920人)から倍増。運賃収入は2億9499万円で前年同期(1億2185万円)の2.4倍となっています。
リアス線開業に伴って人件費や燃料費も増えましたが4~8月期の経常損益は369万円の黒字で、9482万円の赤字だった前年同期から大幅に改善しています。
JR旧山田線釜石-宮古間の移管により団体、個人客と定期利用客が増加。ラグビー・ワールドカップ日本大会でも会場の一つになっている釜石鵜住居復興スタジアム最寄りの鵜住居駅は7、9月の2試合で計6500人が利用しました。
1997(平成9)年の10月4日、京都市内を走る叡山電鉄に 展望列車「きらら」 がデビューしました。
鞍馬や貴船へ向かう叡電。紅葉を楽しみに乗りに来てもらうための車両として登場し、天井近くまで大きく広げられた窓、座席が窓側を向いていることが特徴です。秋にはもみじのトンネルをくぐり抜けていく叡電。「きらら」の車窓が鮮やかに彩られます。乗車に特別な料金は不要です。
沿線の「雲母坂(きららざか)」は、修学院から比叡山に通じる登山道で、『太平記』にも登場するなど古来より京都にはなじみの深い地名です。また、水晶のようにガラスを多用していること、紅葉のきらめきなどが名称の由来となっています
南海電気鉄道は、1918年(大正7年)10月2日、羽衣~伽羅橋開業、1919年(大正8年)10月25日伽羅橋~髙師浜駅が開業し全線開通となっていますが、「高師浜線全線開業100周年記念」イベントの一環として、記念ヘッドマークを掲出します。
掲出期間は、2019年10月4日(金)~2020年3月31日(火)。
対象車両は、2016年(平成28年)10月8日に登場しました2200系「走る工場夜景」ラッピング電車。高師浜線(大阪府高石市の羽衣駅から高師浜駅)のほか、多奈川線(大阪府泉南郡岬町のみさき公園駅から多奈川駅)、加太線(和歌山県和歌山市の紀ノ川駅から加太駅)、和歌山港線(和歌山県和歌山市の和歌山市駅から和歌山港駅)、高野線岸里玉出~汐見橋間などで運転されます。
鉄道シーンが印象に残るアニメ作品などを集めた、鉄道旅行誌「旅と鉄道」の増刊11月号「アニメと鉄道2019」が10月1日に発売されました。定価は(1100円・税込)。
特集は2019年10月11日公開のアニメ映画 『空の青さを知る人よ』 で、舞台となった秩父の美しい風景や映画の世界を先取りして紹介しています。
『空の青さを知る人よ』は「超平和バスターズ」(監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀)による3作目の作品。同チームが手掛けた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年8月31日劇場版公開)・『心が叫びたがってるんだ。』(2015年9月19日公開)の舞台となった駅や街も掲載されています。
その他、背景の美しさが魅力の映画 『天気の子』(新海誠監督)、鉄道シーンが美しい「響け! ユーフォニアム」などの「京都アニメーション」の作品、鉄道会社とコラボレーションしたアニメラッピング列車なども紹介されています。
「JR九州 Waku Waku Trip 新幹線」と「STU48」の<瀧野由美子>さん(画像:テレビ朝日)
アイドルグループ 「STU48」 でセンターを務め、「新幹線女子」でもある<瀧野由美子>(22)さんが「新幹線魅力発見の旅」に出かける番組の第2弾「STU48瀧野由美子の『恋する青春48きっぷ』~すごいぞ九州!! 新幹線からローカル線まで鉄道王国SP~」が、CSテレ朝チャンネル1で2019年10月16日(水)に放送されます。
2018年10月に放送された第1弾では、おもに新幹線について紹介されましたが、今回の第2弾には新幹線とあわせて、観光列車 「SL人吉」 や熊本電鉄の「青ガエル」なども登場します。
<瀧野>さんは今回、500系新幹線で九州へ移動。博多駅で「ハローキティ新幹線カフェ」に立ち寄ったあと、300円で利用できる博多~博多南間の「超格安新幹線」や、「和」のテイストが特徴の新800系新幹線、「ミッキーマウス」のスクリーンデビュー90周年を記念して登場した 「JR九州 Waku Waku Trip 新幹線」 にも乗車しています。
京阪電気鉄道は、「京阪電車オリジナルスタンプ帳」を販売します。
硬券乗車券用紙に、京阪電車の車両と路線図を印刷。販売額は800円で、販売開始日時は2019年10月7日(月)9:00。
販売箇所は、中之島、淀屋橋、天満橋、京橋、守口市、寝屋川市、香里園、枚方市、樟葉、中書島、祇園四条、三条、びわ湖浜大津の各駅、アンスリー(京橋店、枚方店、祇園四条店)、京阪百貨店守口店 6階玩具売場、通販サイト「e-kenetマーケット」など。
各駅での販売は、10月20日(日)まで。10月5日(土)、6日(日)開催の「鴨東線開通&8000系誕生周年記念イベント」(出町柳駅)にて、先行販売を実施。売切次第販売終了。
JR北海道が1日から通販サイト「北の特急便」で販売を始めた引退車両の中古部品が、午前10時の開始から10分で売り切れています。
この日売り出されたのは車両の製造年や工場が記載された銘板、乗客が足を置くフットレスト、テーブルなど計30品目。販売価格計約60万円相当が即、完売しています。
JR北海道はこれまで中古部品を工場やイベントで販売したこともありますが、ネット販売は今回が初めてでしたが、愛好家からのニーズも高く、今後も収益確保につなげたいとのことで月に1回程度を予定しており、次回は11月ごろということです。
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