(画像:旭川市旭山動物園)
旭川市旭山動物園で「カバ」が生まれ、すくすくと育っているようです。園内で「カバ」の赤ちゃんを育てるのは27年ぶりだそうです。
赤ちゃんは、1月16日10時12分ごろに母親の「旭子(あさこ)」(7歳)が、水中出産しました。体長100㎝、体重40キロ(推定)です。
「旭子」は昨年1月に最初の子どもを産みましたが、直後に死んでいます。「旭子」は今回、ずっと寄り添って過ごし、授乳したり、水中でおぼれないよう面倒を見たりして、小さな命を大切に育て見守っています。
展示に関しては未定となりますが、今後寝室の様子をライブ映像で見ることができるようにモニターを設置する予定だそうです。
「アムールヒョウ」の三つ子(画像:神戸市立王子動物園)
神戸市立王子動物園(同市灘区王子町3)は7日、7月末に生まれた 「アムールヒョウ」の三つ子 の一般公開を始めます。当面は1日30分程度ですが、今後、成長に合わせて見学時間を延ばしていきます。併せて同園が示す名前候補への投票も同日から受け付けます。
三つ子は、雄1頭、雌2頭で、7月29日に誕生しました。父は「アニュイ」(11歳)、母は「セイラ」(4歳)。セイラが子どもに関心を示さず、誕生翌日から人工保育しています。生まれた時の体重は500~600グラム程度でしたが現在は3頭とも約7キロにまで成長し、並のネコより大きく成長しています。
公開時間は午後1時半ごろから30分程度で、雨天時は中止。前後の時間は両親を交代で展示します。
名前の投票受付は円形猛獣舎横で午前9時~午後4時半、12日まで。
「ミッピー」(画像:東山動植物園)
東山動植物園(名古屋市千種区)で、今年5月20日に亡くなった後後に解剖された「ミシシッピワニ」の胃の中から330枚以上の硬貨が出てきたそうです。重さ2・6キロ、金額にして3650円以上。同園では、さい銭感覚でワニの池に硬貨を投げ込む人がおり、ワニが30年にわたってのみ込んだとみています。
「ミシシッピワニ」は1965年(昭和40年)7月11日に来園し、2011年(平成23年)に長寿表彰(当時46歳)を受け、今年5月に死んだ雄の「ミッピー」「54歳以上)です。解剖の結果、死因は老衰とみられ、硬貨との因果関係はないといいます。
出てきた硬貨は、100円玉4枚、50円玉11枚、10円玉225枚、5円玉90枚、ゲームのコイン6枚。そして胃酸で溶けて原形をとどめていない多数の1円玉と、小石もありました。
「ワニ」は胃の中で食べ物をすりつぶすために小石をのみ込む習性があります。硬貨を小石やえさと間違えてのんだ可能性はありますが、詳しい理由は不明とのこと。
「ミッピー」は来園当初、ガラス張りの水槽で飼育されていましたが、1989年に新たに完成した自然動物館に移されました。同館のワニ池は吹き抜けになっていて、来園者は中央の通路からワニを見下ろせるようになっている。「硬貨やコインをなげないで」と注意書きがあるのですが、ここから投げ込まれたとみられる硬貨が池の底に見受けられるとのことです。
アムールトラ「虎二郎」(画像:天王寺動物園)
大阪市の天王寺動物園は16日、2014年に中国・上海動物園からやってきた雄のアムールトラ「虎二郎(こじろう)」が急死したと発表しています。飼育下の平均寿命は約20~25歳ですが、まだ7歳でした。解剖して死因を調べるそうです。
天王寺動物園によりますと、16日午前9時20分ごろ、飼育員が運動場に出そうと寝室を訪れたところ「虎二郎」がぐったりして動かず、獣医師が死亡を確認しました。15日夕には牛肉や鶏肉など計約6キロを食べ、嫌いな生レバーを残すところも含めていつも通りだったそうです。
隣の寝室で過ごす「センイチ」(16歳・雄)との仲も良好で、飼育環境の変化や持病、体調不良の兆候もなかったといいます。
左「みどり」 右「マック」
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)に2018年7月11日から来園していたタイ生まれの アジアゾウの「みどり」 (17歳)が、9月18日(水)に帰園することが決まり、15日(日10:30頃)に「お別れ会」が開催されます。
「みどり」は宮崎市フェニックス自然動物園から借り受けたメスのゾウで、王子動物園に滞在している間、オスのゾウ「マック」(27歳)との間で繁殖に取り組んでいました。妊娠しているかどうかは現段階では分かっていないため、宮崎市フェニックス自然動物園に帰園してから確認することになるといいます。
「お別れ会」では、王子動物園より果物のプレゼントが贈られるほか、ゾウ舎付近で、「みどり」への寄せ書きも行われます。
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)で「カリフォルニアアシカ」の赤ちゃんが、6月15日(土)に誕生しています。
誕生した赤ちゃんは、父親「カイト」(8歳)と母親「スミレ」(6歳)の子どもで性別はまだ不明だとか。
同園で「カリフォルニアアシカ」が生まれたのは、2003年6月以来16年ぶりで、赤ちゃんは生まれて数日後から屋外に出ており元気な姿を見ることができます。
「カリフォルニアアシカ」は、食肉目アシカ科。北アメリカ西海岸沿岸に生息。水中で泳ぎまわり、地上では前脚と後脚で体を支えて歩く。主に魚類を食べる。繁殖期は5~8月で、一夫多妻のハーレムを形成する。妊娠期間は約1年で、1産1子です。
王子動物園(神戸市灘区)で10月15日にシタツンガの赤ちゃんが誕生しています。
同園では、2012年12月以来の約6年ぶりの繁殖でこの赤ちゃんを含め現在4頭のシタツンガが飼育展示されている。鹿の姿に似ていますが、分類上は牛の仲間(ウシ目ウシ科ブッシュバック属)でオスの毛色は褐色でメスは明るい栗毛色、角はオスだけにあり、長いものでは90センチを超える見事なものも見られるといいます。
15日生まれた赤ちゃんはメスで、生後すぐですが母子共に落ち着いており、順調に育児ができていることから、早速、親子で寄り添う姿を見ることができます。
< <ヤマ>(画像:神戸市立王子動物園) >
王子動物園のアムールトラ<ヤマ>(メス、18歳)が2018(平成30)年7月11日に亡くなっています。アムールトラの寿命は長くても20年ですので、大往生でした。
人工哺育で育った<ヤマ>は人懐こく、お客さんを見ては近寄ってくる姿は愛嬌があり、人気者でした。
<ヤマ>への献花台をしばらくの間、円形猛獣舎アムールトラ展示場の南側に設けられます。残念なことですが、王子動物園としては<ヤマ>の死亡で「トラ」がいなくなってしまいました。
アムールトラ<ヤマ>(メス)
2000年(平成12年)5月21日広島市安佐動物公園生まれ
2000年(平成12年)12月15日東武動物公園に移動
2009年(平成21年)7月5月神戸市立王子動物園に来園
国内のアムールトラの飼育状況(2017年12月31日現在)は、23園館 58頭(オス20頭、メス38頭)になっています。
< (左)<みどり> (右)<マック>(画像:神戸市) >
神戸市立王子動物園では、2018(平成30)年7月11日(水:予定)から宮崎市フェニックス自然動物園のメスのゾウ「みどり」(17歳)を繁殖目的で借り受けることになりました。借受期間中は、当園のオスのゾウ「マック」(25歳)との間で繁殖に取り組みます。「みどり」は「マック」と交配し、妊娠が確定すれば宮崎市に帰ります。(最長で2019(平成31)年6月までの借り受けとなる予定です)
アジアゾウはワシントン条約で絶滅危惧種に指定され、日本ではこれまで11頭の子ゾウが生まれましたが、現在6頭しか生存しておらず、マックとみどりの繁殖には大きな期待が寄せられています。
<みどり>について
・性別:メス・年齢:17歳
・2000年10月9日、タイで生まれる
・2005年7月23日に宮崎市フェニックス自然動物園に来園
・2018年7月11日に神戸市立王子動物園に来園予定
<マック>(オス、25歳)
1992年6月13日 スイス Knies Kinderzoo生まれ
1995年3月24日 王子動物園に来園
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