ホッキョクグマ「ナナ」(画像:八木山動物公園)
仙台市の八木山動物公園は24日、飼育していた雌のホッキョクグマ「ナナ」が死んだと発表しています。36歳1カ月で、人間に換算すると100歳を超えるとされ、国内で飼育されているホッキョクグマとしては最高齢でした。
「ナナ」は昨年4月ごろから食欲が低下し、肝臓がんと診断されていました。24日午前8時半ごろ、飼育舎で死んでいるのを飼育員が発見しました。ホッキョクグマの平均寿命は25~30歳といわれています。
1984年にカナダの動物園で生まれ、1985年に八木山動物公園に来園。プールでおもちゃを使って遊んだり、雪の上で転がったりする姿が来園者の人気を集めていたようです。
国内最高齢の18歳で死んだアムールトラ「アイ」(画像:札幌市・円山動物園提供)
札幌市の円山動物園は10日、飼育していたネコ科の中でも最大の亜種アムールトラの雌「アイ」が死んだと発表しています。
アムールトラでは国内最高齢の18歳でした。悪性の乳腺腫瘍が原因とみられています。
円山動物園によりますと、2002年にドイツの動物園で誕生。2004年に円山動物園に迎えられました。昨年に腹部に腫瘍が見つかりましたが、完全に取り除くのは難しいと判断し、投薬治療を続けていました。12月下旬から食欲が大きく低下していたそうです。
神戸市は、神戸市立王子動物園で飼育している25歳の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」を中国に返還することになっています。
阪神大震災からの復興を願い2000年に中国から繁殖目的で借り受けましたが、今年7月15日が契約期限でしたが、コロナ禍の影響で返還が伸びていますが、20年間神戸市民をはじめ多くの来園者を楽しませてくれました。
20年間を感謝して、11月9日(月曜)よりオリジナルフレーム切手「ありがとうタンタン」が販売されていす。 神戸市立王子動物園のスタッフが撮影した画像を使用し、「タンタン」へのありがとうの気持ちを込めて作成されたオリジナル切手です。
切手は、1シート1,400円(84円切手☓10枚・税込み)で神戸市内の郵便局(簡易郵便局は除く。取り扱いが無い店舗もあります)や日本郵便株式会社Webサイトでで販売されています。
Webサイト(外部リンク)での販売は、2020年11月15日(日曜)0時15分から日本郵便株式会社。
販売価格(1400円)のほかに郵送料等が加算されます。購入には会員登録が必要です。
東京・上野動物園ジャイアントパンダの雌<シンシン>(画像:東京動物園協会)
上野動物園(東京都台東区)で飼育されているジャイアントパンダのカップル、<リーリー>(雄、15歳)と<シンシン>(雌、15歳)について、東京都が来年2月の貸与期限を延長する方向で中国側と最終調整を進めていることが2日、<小池百合子>知事が定例記者会見で明らかにしています。
<小池百合子>知事は会見で「都民の気持ちも受け、鋭意交渉を進める」と話しています。子どもの<シャンシャン>(雌、3歳)は繁殖活動のため予定通り今年12月末までに中国へ返還する準備を進めることになっています。
<リーリー>と<シンシン>は、2005年に中国で生まれ、日中間の協定に基づき、2011年2月に上野動物園へ来園しました。
神戸市の「神戸どうぶつ王国」が24日、2020年8月23日に生まれた「スナネコ」の雄の赤ちゃんを報道陣に公開しています。
「スナネコ」は、サハラ砂漠などに生息し、成体で体調40~50センチの世界最小級の野生のネコで、砂漠などに生息するため毛の色は砂漠に溶け込む色をしており、灼熱の砂から足裏を守るため肉球を覆うように毛があります。
動物園・水族館では飼育例がなく、「神戸どうぶつ王国」では2020年3月からグループ園「那須どうぶつ王国」と共に日本動物園水族館協会加盟園館として、日本初の飼育をしています。繁殖は国内3例目となり、「神戸どうぶつ王国」では初の繁殖となり、25日より一般公開されます。
「砂漠の天使」とも呼ばれる見た目には愛くるしい顔をしていますが、鋭い歯を持っていますのでペットには向きません。
神戸市立王子動物園(同市灘区)の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」が16日、25歳の誕生日を迎えています。
「タンタン」は1995年9月16日、中国で生まれ、2000年7月に同園に来園していますが貸与期限が切れ、中国への返還が決まっているため、神戸で迎える誕生日は今年が最後となります。
パンダ舎では誕生日会が開かれ、果物や竹で作った特製ケーキが贈られています。この日は休園日のため、誕生日会は職員のみで行われました。「タンタン」の様子は同園のツイッターや公式ユーチューブで公開されます。
特製ケーキは、氷の土台に、「ありがとうタンタンキャンペーン」のロゴマークを好物のブドウで飾られています。来園から20年間食べ続けた同市北区淡河町の竹や、リンゴやニンジンも添えられています。
なお、「タンタン」は、 7月15日に中国からの貸与の契約期限 が切れていますが、新型コロナウイルスの影響で輸送する航空便の予定が立っておらず、園で飼育を継続しています。返還されますと、返還後、国内で飼育されるパンダは上野動物園(東京都台東区)の3頭と、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)の6頭のみとなります。
先月、宮崎市フェニックス自然動物園で生まれた動物園の新たな人気者「マサイキリン」の赤ちゃんの愛称が、15日命名されています。
「マサイキリン」の赤ちゃんは、先月1日に生まれました。
8歳の<コユメ>と4歳の、トウマ>との間に生まれたメスの赤ちゃんで、園では先月12日から31日まで愛称を募集していましたが、<コナツ。に決定されています。
愛称には多くのの応募があり、<コナツ>を含む<コト>、<ヒマワリ>、<ナツメ>、<ユメカ>の応募の多かった5つの候補から園で選考され、両親の名前にちなんでいるということから<コナツ>に決定されたようです。
<コナツ>は名前の通り夏の太陽のように元気で発育順調、園では今月20日に命名式を行う予定です。
駆除されたイノシシを食べるピューマ(画像:盛岡市動物公園)
田畑を荒らすなどして駆除された「イノシシ」などを丸ごと餌として飼育動物に与える「屠体給餌」の取り組みが、国内の動物園で広がっているようです。
飼育されている肉食動物にとって、野生で狩りをする感覚が呼び覚まされ、ストレスの軽減につながる効果が注目され低るようです。
捕獲動物の廃棄を少しでも減らし、獣害問題について広く考えてもらう教育的効果の狙いもあり、支援団体、ジビエ業者といった幅広い連携が生まれているとか。
アフリカゾウ「ケニー」(画像:東山動植物園)
名古屋市の東山動植物園は10日、雌のアフリカゾウ「ケニー」(推定46歳)が死んだと発表しています。園は12日から30日までアフリカゾウ舎前に献花台を設けます。ケニア生まれで1975年11月に来園。園の歴代のアフリカゾウでは最も長い45年間を過ごし人気者でした。
東山動植物園によりますと、10日朝、元気がなく9日夕方に与えた餌が残っているのを飼育員が確認。食欲がないため獣医師が診察し、展示を中止し室内で安静にしていました。
1983年に来園し、2009年に死んだ雄の「チイ」との間で繁殖が期待されましたが、かないませんでした。「ケニー」の死で、園にはアフリカゾウがいなくなりました。
「ツシマヤマネコ」の「さんちゃん」(画像:東山動植物園)
東山動植物園(名古屋市千種区)で飼育されていましたネコ目(食肉目)ネコ科の「ツシマヤマネコ」の<さんちゃん>が2日、多臓器不全で亡くなっています。人間の80代に当たる16歳の雄で、数年前から腎臓に異常があって治療中でした。
<さんちゃん>は2004年に福岡市動物園で誕生。よこはま動物園ズーラシアを経て、2016年11月に名古屋東山動植物園へ移りました。かわいらしい外見と性格で人気者だったといいます。
日本国内に分布するネコ類は、人為的移入種である「イエネコ」を除けば、対馬の「ツシマヤマネコ」と、西表島の「イリオモテヤマネコ」の2つのみです。「ツシマヤマネコ」は長崎県対馬だけに約100匹生息する野生のネコで、国の天然記念物。同園では他に3頭を飼育しています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ