前回いただいた 「牡蠣フライ定食」(800円) のタルタルソースが、ソース派のわたしにもおいしくて印象的でしたので、再度【だるまどう】さんに足を向けました。
本来は串かつが主体のお店ですので、「串かつ定食」を頼むのが普通だとおもいますが、あえてサイドメニューからの制覇を目指しています。
本日は、薩摩の <茶美豚> を使用した「かつ丼」(680円)で、並盛も大盛りも同じ値段でしたが、並盛でお願いしました。
玉子を二個使用していますので見た目よりもボリューがあり、肉厚な「豚かつ」は濃厚な肉の旨みが凝縮された味わいで、とてもいい塩梅でした。
遅めの顔出しになり、本日のおすすめメニューの「手羽先の煮付け」(300円)が残り2人前しかなく、あわてて<中川店長>に温めてもらいました。
油で揚げた<茄子>と、<手羽先>を煮込んでいますが、隠し味の鷹の爪がいい味を引き出しています。
「ファルコンさん、辛くなければ七味で調整してくださいね」と、店長さんから言われました。
お客さんによっては味付けが「辛すぎる」という方もおられ、店長さんも味の調整に苦慮されている様子、あとから調整が効く控えめな味付けが、まずは無難なようです。
ソーセージの基準は、太さとケーシングに使われている腸の種類で、「ウインナソーセージ」・「フランクフルトソーセージ」・「ボロニアソーセージ」の3種類にJAS規格として定められています。
朝食で食べた「MVフランク」(130円)ですが、「MV」は店名の【マックスバリュ】だとおもいますが、「フランク」の表示は微妙なニュアンスの表示だと気になりました。
「ウインナソーセージ」は太さ20ミリ未満で羊の腸を使用しており、「フランクフルトソーセージ」は太さ20ミリ以上36ミリ未満で豚の腸が使われています。
このパンに挟まれたソーセージ、20ミリ前後とかなり微妙な太さで、手元に定規があれば計ってみたのですが、決して「フランクフルトソーセージ」とは表示されておりません。
ソーセージは、焼いて熱をかければ縮むだろうし、単なるパンの名称かもしれないなと、色々と考えながらいただいておりました。
長さ20センチばかりの調理パン、「明太子ポテト」(100円)です。
洋風のパンに似合わず、和食の「明太子」とサイコロ切りされた「じゃがいも」の上に、刻み海苔が降りかけられています。
パン生地とミスマッチのようですが、なかなかおいしくいただけました。
「辛子明太子」は、元々は山口県下関市で誕生した食品ですが、今では博多の名産品として有名になり、「辛子明太子」を使用した各種製品が出ているようです。
中国語でスケトウダラを「明太(ミンタイ)」といい、その子(卵巣)」だから「明太子」と表記されていますが、意味を知らない人も案外多いのではないでしょうか。
鴨鍋・鴨南蛮・治部煮等、脂ののった鴨肉料理はどれも好物ばかりです。
今宵の肴は「合鴨ロース」(300円)を、「焦がしたらあかんで」と念を押し、<かずちゃん>に軽く炙っていただきました。
野生の「マガモ」と家禽化された「アヒル」との交雑交配種が「合鴨」で、鴨肉と比べますと一般的に脂身が多く、赤い身は癖が無く柔らかいのですが、旨みはやや劣る感じです。
農薬をあまり使用しない「合鴨農法」が、ここ20年ばかり伸びてきていますが、人間が造り出した雑種の家禽ですので、働いて稲作が終わりましたら、他の鳥と交配が進まないように食用にされる運命が待ち受けています。
「鴨鍋」は合鴨肉と白ネギが一般的ですが、江戸時代には「セリ(芹)」が使われていました。
江戸時代の川柳の句集『柳多留』には、< 芹の上 鴨昼寝して うなされる >というのがあり、当時の食べ方が表れています。
ラップ越しに見たときには、ピザかなとおもいましたが、お好み焼の「スジネギ焼き」(350円)でした。
スジ肉がたっぷりと入っており、ボリューム満点です。
地元長田の名産<バラソース>をかけ、一味を振りかけていただきました。
板宿駅から【えっちゃん】のお店まで歩いてくる間に、「お好み焼き屋」さんが何軒かあり、落ち着いた造りのお店が気になっていましたので、「・・・の味はどうですか?」と<えっちゃん>に聞けば、お客さんも同時に「んん~」というご返事です。
それではこの辺ではどこがいいのかなと問えば、板宿西部市場の東側にある「徒々路(ととろ)」というお店を紹介していただきました。情報源として、立ち呑み屋さんは貴重です。
「山芋のお好み焼が、おいしいよ」と、<えっちゃん>と<みずきちゃん>のご推薦ですので、また覗いてみたいと思います。
少し早目になりましたが、【吉野家】は午前11時まで(「すき家」は午前10時まで)が朝定食の時間帯ですので、ギリギリの時間に飛び込みました。
いつもなら 「納豆定食」 (350円)を選び、B級グルメらしくご飯の上に具材をすべて盛り付けていただくのですが、「納豆牛小鉢定食」(400円)が気になり、(50円)の差で牛丼の具が付くのならと選んでみました。
納豆を混ぜようとして、このセットには「生玉子」が無いのに気付き、がっかりです。
仕方ありませんので、パックの中で納豆を混ぜましたが、器の中で「生玉子」とかき混ぜるようにはいきません。
牛小鉢がありますので、贅沢な感じはしましたが、ズルズルと「生玉子」で溶いた納豆をかけ込む食べ方はできませんでした。
いつもはドリンクが付いてお得な 「日替りカレー」(690円) 頼んでいますが、おいしい「チーズナン」が食べたくて、アラカルトでのお昼ご飯です。
ビールを頼みますと、インドのおせんべい「パーパド(パパド)」が出てきました。パリパリと歯ごたえも良く、生ビールの肴としておいしくいただきました。
前回聞き忘れた赤色のスープ、トマトベースだと分かりましたが、香辛料がたっぷり効いた味で、トマトだとはおもいつきませんでした。
ホットな「チキンカレー」と、とろけるような「チーズナン」の相性は抜群で、「タンドリーチキン」を交互に食べながら、至福のお昼ご飯になりました。
昨年、鉢植えの 【章姫】 を見つけて紹介していますが、そのイチゴを食べることが出来ました。
この【章姫】は、静岡県のイチゴ栽培家の故萩原章弘さんが、1992(平成4)年に完成させた品種です。
まさか地元の神戸市北区の農家が、この品種を栽培されているとは、いままで知りませんでした。
北区には二郎(にろう)地区や大沢地区に多くのイチゴ農園があり、<二郎(にろ)イチゴ>や、兵庫県が開発した<夢甘香(ゆめあまか)>(2002年)が栽培されているモノとばかり思っておりました。
縦長の形ですが、ほんのりとした甘味を持ち、酸味が弱くて食べやすいイチゴでした。
池波正太郎の短編に『梅雨の湯豆腐』というのがありますが、やはり寒いこの時期に「湯豆腐」は似合う一品です。
久保田万太郎の名句、「湯豆腐や いのちのはての うすあかり」(1963年:昭和38年) は、人生の紆余曲折を経てきた冬の晩年の憧憬が目に浮かびます。
【鈴ぎん:福寿】の「湯豆腐」(350円)は、昆布出汁ではなく、寄せ鍋と同じ出汁を使い、豆腐が入っていますので「湯豆腐」となっているようですが、具だくさんの野菜で体が暖まります。
20日の<大寒>も過ぎ、これから春に向かう日々が続きますが、まだまだ「湯豆腐」の人気は続きそうです。
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