6日、西武の<松坂大輔>投手(40)が現役引退を決めたことが公表されています。
昨季、西武に復帰しましたが、首の痛みと右手のしびれが強くなり7月5日に頸椎の手術を受け、今季まで2年間の公式戦での登板はありませんでした。
横浜高校で甲子園大会を春夏連覇し1999年に西武に入団。1年目に16勝を挙げて新人王に選ばれるなど3年連続で最多勝を獲得しました。2007年に米大リーグ、レッドソックスと6年の大型契約を結び、移籍1年目にワールドシリーズを優勝しています。
通算成績は日本で114勝65敗1セーブ。大リーグでは56勝43敗1セーブでした。日米通算170勝を挙げて日本のエースとして君臨した「平成の怪物」が、復活の姿を見せることなく23年間の現役生活に静かに幕を閉じます。
6日17:30、観客数11569人の神宮球場で行われました対ヤクルト13回戦は、阪神が「5-1」で勝利し、対戦成績を9勝2敗2分けとしています。
3回、2年ぶりに7番に打順を下げられた<大山悠輔>が、先発<田口>から左翼席へ9号先制ソロを放っています。6月12日・楽天戦(楽天生命パーク)以来17試合ぶりの一発でした。
4回には1死一、二塁から<佐藤輝明>が右翼フェンスに直撃する適時二塁打を放ちますと、<梅野隆太郎>が左犠飛で続き、さらに<中野拓夢>が右前適時打を放ち、3点目を挙げています。
「4-0」の8回には<大山悠輔>がダメ押しともなる左前適時打としています。6月29日から4番を外れていますが、3打数2安打2打点で打撃復調を印象づけています。
先発<青柳晃洋>は、13試合目の先発登板で8回120球5安打4奪三振2四球無失点の好投で、リーグトップタイとなる今季8勝目(2敗)を挙げ、すでに防御率(1.83)と勝率で1位となっており、勝利数も合わせて投手3部門で1位となりました。
この試合から阪神は9連戦ですので、リリーフ投手陣のことを考えますと<青柳晃洋>に完投・完封を狙ってほしいところでしたが、球数が120ということもあり、監督は9回に<馬場皐輔>をマウンドに上げましたが2安打1四球で満塁のピンチを作ってしまい、守護神<スアレス>の出番となり24セーブを挙げています。
6日、ロッテの<鳥谷敬>内野手(40)が、2軍での再調整のために出場選手登録を抹消されています。
この日はロッテのイースタン・リーグ公式戦がなく、次回は9日のDeNA戦(横須賀)になります。再登録できるのは、規定により10日後ですので16日以降となるため、1軍公式戦への復帰は後半戦からになります。
3年ぶりの開幕スタメン、遊撃手では5年ぶりの開幕スタメン出場を果たしています。交流戦5月25日の阪神戦(甲子園)では、2点を追う7回に代打で右前適時打を放っています。阪神時代の本拠地で大声援を浴びていました。
今季はここまで32試合に出場し、打率1割7分、2打点2四球で出塁率2割7分9厘。「2番三塁」でフル出場した6月6日のDeNA戦(横浜)を最後に、出場がありませんでした。
4日13:30、観客数16389人のマツダスタジアムでの対広島10回戦は、阪神が「3-4」で逆転負けを喫しています。ナイターでDeNAと対戦する巨人が勝てば勝率で下回り、首位陥落となります。
先制点は阪神でした。初回、<近本光司>が右翼線3塁打で出塁。続く<糸原健斗>の一ゴロの間にホームへ生還し、打者2人で1点を幸先よく先制しました。
2死一塁の3回には、この日3試合ぶりにスタメン復帰した<サンズ>が、6月18日・巨人戦(甲子園)以来となる14号2ランを放ち、「3-0」と点差を広げました。
だが、その後逆転を許してしまいます。5回無死満塁の絶好機には<マルテ>が捕邪飛、<佐藤輝明>が空振り三振、<大山悠輔>が三ゴロでした。<佐藤輝明>は9回1死一、二塁でも空振り三振に倒れ、プロ野球ワーストタイ記録、セ・リーグの新人野手では初となる1試合5三振で終えています。
広島に7連勝中だった先発<秋山拓巳>はまさかの3回4安打2失点で降板。3点リードの三回、1死二塁から<菊池涼>に中前適時打を浴びると、1死一、三塁に<小園>の犠飛で1点差とされました。
直後の4回に矢野監督が<秋山拓巳>を交代させます。<大山悠輔>、<中野拓夢>の連打などで好機を迎えた2死一、三塁。<秋山拓巳>の打席で、代打<原口文仁>でしたが、右飛に打ち取られました。
<斎藤友黄哉>、<石井大智>、<岩貞祐太>、<馬場皐輔>、<及川雅貴>、<藤波晋太郎>とリリーフ陣をつぎ込み逆転の機会を待ちましたが、<石井大智>が5回2死一塁で<鈴木誠<>に中前打を浴び、2死一、三塁のピンチを招いて降板。後を受けた<岩貞祐太>が坂倉に左越え2点適時二塁打を許して逆転を許します。
3日14:01、観客数16419人のマツダスタジアムで行われました対広島9回戦は、試合終盤8回に打線がつながった阪神が「5-0」で勝利、首位明け渡しを免れています。
1点リードの7回1死。前日に続1番に座った<マルテ>が<コルニエル>の直球を捉え、ライナーで左翼席に突き刺し、6月30日・ヤクルト戦(甲子園)以来、自己最多を更新する3試合ぶりの14号ソロ本塁打としています。
8回には先頭の<梅野隆太郎>が左翼線を破る二塁打で好機を演出し、続く代打<サンズ>が左中間へ適時二塁打。<糸原健斗>も右前適時打で4点目をたたき出し、<マルテ>も右前適時打で続きました。
先発の<伊藤将司>は、7回98球4安打2奪三振2四球1死球の無失点の好投で5勝目(4敗)を挙げ防御率を2・23としています。序盤から抜群の安定感で四回まで鯉打線を無安打に封じました。7回2死満塁のピンチでは、マウンドで<矢野>監督直々のゲキを受けて、代打<松山>を二ゴロに仕留めたと、ヒーローインタビューで答えていました。
2試合ぶりにスタメン復帰したドラフト<佐藤輝明>は、今季5度目の猛打賞と奮起。<中野拓夢>も6回に25打席ぶりの安打を放つなど、雨の中の試合でしたが、打線復活の兆しが感じられた一戦でした。
2日18:00、観客数16430人のマツダスタジアムで行われました対広島8回戦は、「1-7」で阪神の完敗でした。
広島との相性がいい阪神のエース<西勇輝>投手が、ここにきて守護神<スアレス>の4失点と同様に、まさかの悲惨な大炎上でした。
「0ー0」の2回。<鈴木誠>に特大の先制ソロを浴びると、その後2死一塁から8番<安部>を申告敬遠して投手の<玉村>との勝負を選択。しかし、<玉村>に投手内野安打を許して満塁のピンチを背負い、<菊池涼>に2点適時打、続く<西川>にも中前適時打を献上。<小園>の内野安打と再び満塁となり、この回10人目の打者となった4番<鈴木誠>に左中間へ走者一掃の3点二塁打を打たれ、なんと5連打を含む7安打で一挙7失点で、5敗目(4勝)を喫しています。
打線も最近の傾向で貧打で、7回には<山本〉泰寛>、<北條史也>の連打で1死一、三塁とし<近本光司>の犠飛で1点を返しただけに抑えられています。
この結果、降雨中止だった2位・巨人とのゲーム差は、4月29日以来の「1・5」となりました。
3日に阪神が敗れ、巨人が勝てば、通常なら順位は変わらず「0・5」ゲーム差となりますが、阪神は勝率・6056、巨人が同・6060となり巨人が上回るります。この場合、首位が入れ替わり首位巨人、2位阪神でゲーム差はマイナス0・5。巨人に引き分けが多いため生じる珍現象が起こります。いよいよ崖っぷちの<阪神タイガース>です。
阪神は2日、<中谷将大>外野手(28)とソフトバンク<二保旭>投手(31)の交換トレードが合意に達したことを発表しています。
<中谷将大>は、2017年に133試合出場で自己最多20本塁打を放った一方で、<近本光司>や<佐藤輝明>らの活躍もあって、2011年目の今季は1軍出場ができていません。それでもまだ28歳と若く、出番にさえ恵まれれば力を発揮できる能力は備えている選手です。
かたや<二保旭>は今季13年目で1軍2度の先発で未勝利ながら、ウエスタン・リーグでは11試合4勝1敗、防御率2・57。昨季は初めて開幕ローテーション入りを果たすなど、先発として一定の実績を持つ上、2015年には44試合、2018年には35試合に登板するなど中継ぎでの経験も豊富で、柔軟な起用が見込めます。
チームは守護神<スアレス>がリーグトップの23セーブを誇り、セットアッパーの<岩崎優>もリーグ2位の21ホールドをマークしていますが、安定感のある8、9回のリリーフ陣とは対照的に「7回の切り札」が、<岩貞祐太>、<馬場皐輔>、<及川雅貴>、などが頑張っていますが固まっておらず、来週6日から控える今季初の9連戦前に、戦力整備に先手を打った感じで、両選手の出場機会を求める思惑が、両球団で一致してのトレードのようです。
1日18:00、観客数11906人の阪神甲子園球場で行われました対ヤクルト12回戦は、思わぬ守護神<スアレス>の乱調で阪神は「1-6」で逆転負けを喫しています。2位巨人が「10-4」で広島に勝っていますので、ゲーム差は「2」となっています。
阪神は最終回に痛恨の5失点。絶対的守護神の<スアレス>が崩れ、ヤクルトとの今カード対戦は1勝1敗1分けで、通算成績は阪神の8勝2敗2分けとなっています。
波乱の展開は「1-1」で迎えた9回でした。阪神は<スアレス>がマウンドへ。試合前まで防御率0・56と抜群の安定感を誇っていた右腕が、2死一塁から<オスナ>に安打、<川端>には四球で満塁。ここで代打<宮本>に左前へ2点適時打を打たれ、勝ち越しを許してしまい降板、後を受けた<馬場皐輔>が満塁として<中村>に2点適時打、<塩見>に中前適時打を許し、この回一挙5失点。投手戦が一転し、甲子園はため息に包まれました。<スアレス>はまさかの4失点で、防御率も1・65に下げています。
阪神打線は、6回<梅野隆太郎>が、先発<奥川>から久々の2号本塁打を左翼席に打ち込んで先制点を取りました。
投手陣は、先発<ガンケル>が7回100球4安打奪10三振1失点(自責点1)の好投でした。1点リードの7回先頭の<山田>に右翼ポール際へ21号同点ソロを浴びましたが、最少失点で押さえていましたが、打線の援護がありませんでした。
30日18:00、阪神甲子園球場で行われます「阪神-ヤクルト」11回戦の試合開始前に、ヤクルト元監督の<古田敦也>(55)とABCテレビ(朝日放送)の<ヒロド歩美>アナウンサー(29)が、ファーストピッチセレモニーを行っています。
<ヒロド歩美>アナは、白いユニホームの胸に「HIRODO」、背中に「1」と書かれた白いシャツと白のショートパンツ姿で登場。豪快なワインドアップで左足を振り上げ、キャッチャー役の<古田敦也>へ投げ込みました。ボールは手前でワンバウンドし、<ヒロド歩美>アナは思わず悲鳴を上げるも、球場の観客は温かい拍手を送っていました。
29日18:01、観客数11182人の阪神甲子園球場で行われました昨年2月に亡くなくなられました、元監督<野村克也>氏の追悼試合として開催されました対ヤクルト10回戦は、「5-3」で阪神が勝ち、連敗を3で止めています。
打線としては2回に爆発、7者連続安打で5者連続適時打の5点の猛攻が勝利に直結していますが、そのあとは追加点もなく、
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