9日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座で行われました日本ハムとの練習試合、阪神が「8-5」で勝利しています。
阪神の ドラフト1位近畿大学の<佐藤輝明>内野手 (21)が初の対外試合・日本ハム戦に「2番・左翼」で先発出場。実戦9打席目となる第3打席に豪快に{プロ初本塁打}を放つなど、3安打3打点をマークしています。
初本塁打が飛び出したのは、1点を追う五回無死一塁で迎えた第3打席でした。この回からマウンドに上がった右腕<鈴木健>からカウント1-2からの4球目、125キロの変化球を捉えた。体を鋭く回転させ最後は右手一本になりながら、圧巻のパワーを発揮。高々と舞い上がった打球は右翼ポール際に吸い込まれ、逆転2ランとなりました。
楽しみな黄金ルーキーが、真価を発揮しだしたようです。
<阪神タイガース>は30日、前ロッテの<チェン・ウェイン>投手(35)の入団会見を兵庫・西宮市の甲子園施設内で開いています。
今月14日に入国。球団によると出発前、到着後に検査を受け、新型コロナウイルス感染症が「陰性」であることも確認。来日翌日の15日からの14日間は自宅待機していました。
中日や米大リーグで日米通算95勝をマーク。実績十分の左腕は中日時代に先発、中継ぎで巨人戦に通算33試合で登板し、防御率2・52(9勝11敗)と安定した数字を残してきました。
昨季は9月にロッテ入りし、0勝3敗ながら防御率2・42と安定した投球を続けています。実績も経験も豊富な左腕の活躍に期待しています。
米大リーグ、 「ニューヨーク・ヤンキース」からフリーエージェントとなった <田中将大>投手(32)が、「楽天」に復帰することが28日、球団から発表されています。<田中将大>は2013年以来、8年ぶりの古巣復帰となります。3月11日に、東日本大震災から10年を迎えますが、地元にとっては励みになりそうです。
北海道・駒大苫小牧高からドラフト1順目で2007年に楽天入りした<田中将大>は、2013年にプロ野球記録の開幕24連勝0敗・防御率1・27をマーク。球団初のリーグ優勝、日本一に大きく貢献しました。2014年に「ヤンキース」へ移籍し、昨季限りで7年契約が満了(78勝)していました。
日米通算で177勝81敗、防御率2・94の<田中将大>の加入で、「楽天」としては実績が豊富な先発投手陣がそろいます。8年ぶりの覇権奪回を目指す「楽天」にとっては、大きな補強になります。
<石井一久>監督(47)は27日、<田中将大>に対して、「楽天」の準永久欠番としている 背番号「18」を用意 する意向を明かしていました。
ヤンキースからFAになっている<田中将大>投手(32)のチーム残留の可能性がほぼ絶望になった、と米各メディアが伝えています。
ヤンキースは15日(日本時間16日)、<DJ・ラメーヒュー>内野手(32)に加え、<コリー・クルバー>投手(34)とも契約合意。ともに高額契約になることに加え、実績のある<クルバー>を獲得したことにより先発陣が揃います。<パドレス>が獲得の意思を示しているといわれていますが、日本での古巣「楽天」への復帰の可能性も出てきています。
ここにきて「楽天」は、<田中将大>に背番号「18」を用意していることが27日、球団より公表されています。古巣復帰となれば、絶対的エースだった伝説の背番号が甦ることになりそうです。
米大リーグ、「シカゴ・カブス」の<ダルビッシュ有>投手(34)が、7選手が絡む大型トレードで「サンディエゴ・パドレス」に移籍することが両球団の間で合意されたと28日、メジャー公式サイトが報じています。
<ダルビッシュ有>は、「カブス」移籍3年目の今季、12試合でナ・リーグ最多の 8勝(3敗) を挙げ、日本投手初の最多勝利に輝いています。防御率2.01、93奪三振もマークし、サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の投票で2位でした。
2012年にプロ野球「日本ハム」から 「レンジャーズ」に移籍し、「ドジャース」 を経て2018年に6年契約で「カブス」入りしています。メジャー通算は182試合で71勝56敗、防御率3.47としています。
米大リーグ、ブレーブスなどで通算318勝を挙げ、ナックルボールの名手として知られた右腕<フィル・ニークロ>( 1939年4月1日~2020年12月26日)さんが、がんとの闘病の末に81歳で亡くなられています。<フィル・ニークロ>の在籍時の背番号「35」はブレーブスの永久欠番に指定されています。
1964年にデビューし、1967年からの14年連続を含む19度の2桁勝利を記録。1967年に最優秀防御率、1974、1979年には最多勝利に輝いています。
ヤンキースに所属した1985年に46歳で300勝を達成。オールスター戦には5度選出されています。
48歳だった1987年限りで現役を退き、1997年に米国野球殿堂入りを果たし、24年間の通算成績は864試合登板で318勝274敗29セーブでした。
阪神球団は25日、<メル・ロハス・ジュニア>外野手(30・韓国KT)の獲得を発表しています。推定年俸は250万ドル(約2億6250万円)の2年契約とみられています。背番号は「24」、登録名は<ロハス・Jr.>となります。父<メル・ロハス>は、投手としてエクスポズ(現ナショナルズ)などで通算34勝を挙げています。
<ロハス・Jr.>は、日本国内球団だけでなく、大リーグの複数球団も関心を示していました。阪神はこの日までに新助っ人の <チェン・ウェイン(陳偉殷)> 投手、 <ラウル・アルカンタラ> 投手の獲得、守護神<スアレス>の残留を発表しており、すでに <サンズ>、<マルテ>、<エドワーズ>、<ガンケル> との契約更新も発表済みで、助っ人8人体制最後の選手となっています。
ドミニカ共和国出身のスイッチヒッターは今季、47本塁打、135打点で韓国リーグ2冠を獲得。メジャー経験はありませんが、2017年シーズンの途中にKTへ移籍すると2018年に43本塁打をマーク。今季の打率も3割4分9厘を残し、4年連続で3割以上の記録を残しています。
チームは今季入団した <ボーア>が退団 しましたが、来季は<サンズ>、<マルテ>ととともに再び助っ人野手3人制となります。
阪神球団は23日、今季韓国・斗山で20勝を挙げて、最多勝に輝いた<ラウル・アルカンタラ>投手(28)の入団を発表しています。背番号は「44」。年俸は推定200万ドル(約2億1000万円)で、2年契約とみられています。
ドミニカ共和国出身の<アルカンタラ>は193センチの大型右腕。2009年にレッドソックスに入団し、2016年にアスレチックスでメジャーデビュー。メジャーでは通算13試合に登板して2勝5敗でした。
2018年オフに韓国・KTウィズと契約し、2019年は11勝(11敗)でした。今季は斗山で20勝2敗、防御率2・54の成績を残しています。阪神でも先発ローテーションの一角として期待されての獲得です。
阪神球団は22日にロッテを自由契約となった <チェン・ウェイン(陳偉殷)>の獲得を発表 しており、<アルカンタラ>の獲得で今オフの外国人補強は2人目となりました。
さらに今季の韓国リーグ2冠王の<メル・ロハスJr.>とも大筋合意済み。一度は保留者名簿を外れましたが、今季のセ・リーグセーブ王<スアレス>も残留が決定的となっています。
すでに <サンズ>、<マルテ>、<エドワーズ>、<ガンケル> との契約更新も発表済みで、来季も2年連続の外国人8人体制で臨み、2005年以来16年ぶりのリーグ優勝に向けて、態勢は整いつつあります。
阪神は22日、ロッテから自由契約となっていた<チェン・ウェイン(陳偉殷)>投手(35・台湾)と来季の選手契約を結んだと発表しています。背番号は今季まで<能見篤史>投手(現オリックス)が背負っていた「14」に決まっています。
<チェン>は、2004年から8シーズンに渡って中日でプレーし、2009年には最優秀防御率(1.54/投球回数164)のタイトルを獲得。メジャーリーグでオリオールズを経て2016年からマーリンズと5年総額8000万ドル(約83億3000万円)の大型契約を結んでいます。今季はマリナーズとマイナー契約し、6月末に自由契約。今年9月にロッテに電撃加入し、4試合で0勝3敗、防御率2.42。今季限りでロッテから自由契約となっていました。
セ・リーグ復帰が決め手の一つになったことを明かし、新天地での活躍を誓い、「阪神ファンのみなさんから、ずっと応援してもらえるように、優勝めざして頑張ります」とコメントしています。
<阪神タイガース>は、<西勇輝>(11勝5敗)との左右の2枚看板として期待しており、<青柳晃洋>(7勝9敗)、<秋山拓巳>(11勝3敗)、<藤浪晋太郎>(1勝6敗)らと先発を担うことになりそうです。 註(・・)内は2020年の成績
<ジェリー・サンズ><ジェフリー・マルテ><ジョン・エドワーズ><ジョー・ガンケル>
<阪神球団>は21日、<ジェリー・サンズ>外野手(33)、<ジェフリー・マルテ>内野手(29)、<ジョン・エドワーズ>投手(32)、<ジョー・ガンケル>投手(29)と来季の契約を締結したと発表しています。
<ジェリー・サンズ>は開幕2軍で迎えましたが、勝負強い打撃でチームをけん引。110試合に出場して打率・258、19本塁打、64打点。来季もクリーンアップの一角として期待されての契約更新です。
来日2年目の<ジェフリー・マルテ>は<大山悠輔>との三塁争いを制しましたが、左ふくらはぎを痛めて7月中旬から長期離脱。シーズン終盤の10月下旬に1軍復帰していますが、一塁で失策連発するなどがありました。結局、29試合出場で打率・252、4本塁打、14打点の成績でした。
セットアッパーと期待された<ジョン・エドワーズ>は6月下旬に右肩コンディション不良で登録抹消。長期離脱となりましたが、9月下旬に1軍復帰すると、23試合登板0勝1敗、チーム2位12ホールド、防御率2・38の成績を残しています。
開幕ローテ入りした<ジョー・ガンケル>は先発で結果を残せませんでしたが、中継ぎで存在感を発揮。28試合の登板で2勝4敗、11ホールド、防御率3・18でした。
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