25日18:34、観客数19679人の福岡ペイペイドーム出おこなわれました日本シリーズ第4戦は、4年連続の日本一を目指すソフトバンクの<柳田悠岐>外野手(32)が逆転2ランとし、日本一の足掛かりとしました。
ソフトバンクが日本シリーズ史上初となる2年連続の4戦全勝で、V9の巨人(1965~73年)以来、2チーム目の4連覇を果たしています。V4はパ・リーグでは初。新記録を更新する日本シリーズ12連勝。ポストシーズンの連勝と日本シリーズの本拠地での連勝をともに16に伸ばしています。
一回に先発<和田>が連打を浴びて1失点。今シリーズで初めてリードを許す展開になりましたが、勢いに乗るホークスには関係ありませんでした。
一回1死、先発<畠>から<中村晃>が右翼線二塁打。<柳田>が打席に立つと、初球を一振り、強烈なライナーを右翼席まで運んでいます。今シリーズ初アーチが、決勝打になりました。
巨人は、このシリーズ4連敗。プロ野球史上初めて、2年連続で1勝も挙げることができずに完膚なきまでにたたきのめされ、球団史に刻まれる屈辱的な大惨敗で、ソフトバンクに4年連続の日本一を献上しています。
24日18:33、観客数17297人の福岡ペイペイドームで行われました日本シリーズ2020第3戦は、 ソフトバンクが「4ー0」で巨人に勝ち、3連勝として日本シリーズ制覇に王手をかけています。巨人は、9回2死まで無安打無得点でした。
ソフトバンク先発<マット・ムーア>は150キロ台の直球で押し込み、カーブ、チェンジアップを効果的に織り交ぜる好投球をみせました。8回から登板した2番手で登板した<モイネロ>の前に1死から連続四死球で一、二塁としましたが、<田中俊>、<重信>が連続三振に打ち取られ、9回2死まで1本のヒットも出ませんでした。
球団史上初のモーヒットノーランまでアウトあと1つの9回2死、<丸>が中前打を放ってこの日初めての安打を放ちましたが、それまででした。
巨人先発の<エンジェル・サンチェス>投手(30)が3回に中村晃に2ランを浴びると、7回1死二塁で登板した2番手<高梨>が、またも<中村晃>に適時打、3番手<大竹>が<グラシアル>に適時打を浴びるなど4失点でした。
日本シリーズで巨人は2013年の楽天との7戦目の敗戦から、2019年ソフトバンクに4連敗、この日の敗戦でシリーズ8連敗となっています。
22日18:11、観客数16333人の京セラドーム大阪にて行われました日本シリーズ2020第2戦は、「ソフトバンク」が15安打13得点で大勝し「13ー2」で第1戦の「5-1」に続き巨人に連勝しています。
「ソフトバンク」は、日本シリーズは2018年の第3戦から10連勝となり、新記録を更新しています。ポストシーズンの連勝も、昨年のクライマックスシリーズ第1ステージ第2戦から14連勝となりました。敗れた巨人は2013年の第7戦からシリーズ7連敗となっています。
「ソフトバンク」は初回1死一塁、<柳田悠岐>外野手(32)の適時二塁打と巨人<吉川尚>の失策、<デスパイネ>外野手(34)の三ゴロの間に3点を先制。2回は1死から<甲斐拓也>捕手(28)の日本シリーズ初本塁打となる中越えソロ、3回は無死一塁から<グラシアル>内野手(35)の2ランで加点しました。
5回は1死一、三塁から<デスパイネ>の右犠飛で1点を加えた。7回は<デスパイネ>が日本シリーズ21人目、球団史上初となる満塁本塁打でダメ押ししました。1試合6打点は日本シリーズタイ記録となっています。
投手陣は、日本シリーズ初先発の<石川柊太>投手(28)が6回途中まで2失点と好投。その後は5投手<嘉弥真~高橋礼~岩崎~杉山~椎野>の継投で巨人打線を封じました。
日本野球機構(NPB)は19日、21日(土)から開幕の「日本シリーズ」において、全試合DH制を導入することを発表しています。
「日本シリーズ」は、パ・リーグからは3年ぶりのリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズ2連勝でロッテを破って日本シリーズ4連覇を狙う福岡ソフトバンクと、セ・リーグからはリーグ2連覇を達成し、8年ぶりの日本一を目指す読売ジャイアンツ(巨人)が対戦します。ソフトバンクホークスの対決は、2年連続で12度目の対戦となります。
日本シリーズは従来はセ・リーグのホームゲームでは、パリーグが採用していますDH制なしで行われていました。今季に関しても同様の開催要項が発表されていましたが、ソフトバンク側から申し入れがあり、12球団は臨時の実行委員会を開いて協議。
(NPB)は「通常のシーズンに比べ疲労度、肉体的負担が格段に大きかった。日本シリーズにおいても全試合通じてDH制を実施することで、投手の肉体的負担、故障のリスクが少しでも軽減ができる」と導入の趣旨を説明しています。
今季の日本シリーズは21日に開幕。セの巨人のホームゲームは京セラドームで第1、2、6、7戦が。パのソフトバンクのホームゲームは第3、4、5戦が行われます。
阪神タイガースの2軍本拠地移転の候補地となっている小田南公園の現況図
プロ野球阪神タイガースが2025年をめどに、2軍本拠地を鳴尾浜球場(兵庫県西宮市)から同県尼崎市杭瀬南新町3の 小田南公園に移転する構想 を巡り、誘致を目指す尼崎市は、周辺住民ら約1万人に賛否などを問うアンケートを始めました。移転の可否や球場施設のあり方などの検討材料とし、阪神電鉄側と協議を重ねていくようです。
尼崎市は、スポーツや観光振興の目玉になる施設として誘致を目指しており、鳴尾浜球場が手狭なことなどから移転を検討していた阪神電鉄と、2016年から協議を重ねてきています。
また、移転候補地の同公園は、住宅街に近く、年間30万人超が利用するなど市民の憩いの場となっています。既存の公園施設を縮小せざるを得ないことなどから、市民生活への影響は大きく、市は住民や利用者の意識調査を行うことになりました。
地元住民への説明資料によりますと、同公園敷地内にナイター設備のあるメイン球場と練習場を新設。選手寮と室内練習場も同公園の近くに建てる計画です。いずれも阪神側が整備し、市は維持費などを一部負担します。既存の市民用の野球場や多目的運動広場は狭くなりますが、春季キャンプ中は市民が球団用球場を利用できるよう検討しているといいます。
阪神は12日、2021年度の監督、コーチ陣容を発表しています。今季チームは、60勝53敗7分けの2位で 今季全日程を終了 しています。<矢野燿大>監督(51)は3年契約最終年となります。
1軍コーチ陣は<井上>打撃コーチがヘッドコーチに、<北川>2軍打撃コーチが1軍に昇格しています。また、<久慈>内野守備走塁コーチがバント担当を、<筒井>外野守備走塁コーチが分析担当を新たに兼任することが決まっています。
<清水>ヘッドコーチは来季、2軍野手総合コーチとして若手を支えます。その他ファームでは「JFK]の一角を担った<久保田智之>プロスカウトが投手コーチ、<田中秀太>スカウトが内野守備走塁コーチに新たに就任しています。<平野>内野守備走塁コーチが打撃コーチ、<安藤>育成コーチが投手コーチとなり、<高橋>投手コーチが育成コーチに回ります。
【来季の阪神の首脳陣】は、以下の通りです。
◆1軍
監督 矢野燿大(51) ヘッド 井上一樹(49)投手 福原忍(43) ・ 金村暁(44) バッテリー 藤井彰人(44)
打撃 北川博敏(48)・ 新井良太(37) 内野守備走塁兼バント担当 久慈照嘉(51) 内野守備走塁 藤本敦士(43)
外野守備走塁兼分析担当 筒井壮(46)
◆2軍
監督 平田勝男(61) 野手総合 清水雅治(56) 投手 安藤優也(42) ・ 久保田智之(39)
バッテリー 山田勝彦(51) 打撃兼分析担当 日高剛(43) 打撃 平野恵一(41) 内野守備走塁 田中秀太(43)
外野守備走塁 中村豊(47) 育成 高橋建(51)
11日18:00、観客数21048人の阪神甲子園球場で行われました対DeNAの今季最終戦、 阪神が「1-0」の完封勝利で飾り、12勝9敗3分けとしています。チームは60勝53敗7分けの2位で今季全日程を終了しました。
最終戦先発は<藤浪晋太郎>でした、5回を87球4安打9三振2四球の好投で、2番手<馬場>にひきつぎ、<伊藤和>~<岩貞>~<能見>とつなぎ相手打線を完封しています。4番手の<岩貞祐太>が7勝目(3敗)としています。
八回に<近本光司>外野手の適時三塁打で先制し、九回には 今季限りでの退団する<能見篤史>投手 が12球3人で締めて、プロ2度目のセーブを818日ぶりに記録しています。
10日の対巨人戦の今季最終戦では、9回に登板、22年間頑張ってきました<藤川球児>投手の立派な「引退セレモニー」が、試合終了後に執り行われていますが、11日の今季最終戦の対DeNA戦において、縦じまのユニホームを脱ぐ<能見篤史>投手(41)は、チームメイトに見送られるだけでした。
「1-0」と1点差の九回に登板した<能見篤史>投手は、中継ぎでは封印していたワインドアップを解禁して先頭の<細川>には、148キロ直球を中前打されましたが、続く<ソト>を初球の直球で遊ゴロ併殺。最後は<柴田>を148キロ直球で空振り三振に仕留め、今季34試合目登板を、2018年8月16日広島戦以来、818日ぶりの通算2セーブ目でタイガースでのプレーを締めくくっています。
<能見>は2004年度ドラフト自由枠で入団。ここまで阪神一筋で16年の現役生活を過ごしてきました。3度の開幕投手、5度の2桁勝利をマークするなど長年、猛虎のエースとして活躍し、2018年途中から中継ぎに転向。40歳を迎えた昨季には、自己最多の41試合に登板していました。
チーム投手陣最年長の41歳。優しい人柄で誰からも慕われ、16年間で104勝を挙げた阪神では 来季戦力構想から外れました。勝利投手になった<岩貞>からはウイニングボールが手渡されましたが、<岩貞>の肩をたたき、受け取りませんでした。まだ力は健在で「見ての通り、元気。納得できるまでやりたい」とこれから他チームでのウイニングボール獲得を確信しているしぐさに思え、意欲も衰えていないようです。お疲れ様でした<能見篤史>。
甲子園歴史館は11日、前日10日に行われた阪神 <藤川球児>投手(40)の引退試合 で使用された記念品の展示を開始しています。
展示されているのは、<藤川球児>が引退試合で使用した特製グラブ、セレモニースピーチ時にマイク台に設置されたプレート、そして最後に、アウトを取ったボールの3点です。藤川のサインが入ったユニホームと並んで設置されています。
10日18:01、 観客数21392人の阪神甲子園球場で行われました対巨人24回戦は、阪神が<藤川球児>(40)の引退試合で、1安打完封負けを喫しています。残念ながら、レジェンドのラスト登板を勝利で飾ることはできませんでした。
八回1死、代打<中谷>の中前打でノーヒットノーランの屈辱はなんとか回避しました。
九回に<藤川球児>がマウンドに上がり、12球すべて火の玉直球勝負で、代打<坂本>、<中島>を連続三振、<重信>を二飛に打ち取り三者凡退に抑えますと、甲子園に大歓声が響き渡りました。22年間お疲れ様でした、<藤川球児>。
引退セレモニーでは、中学生時代の野球への思いを綴った作文 【「僕の野球への思い」】 が、<藤川球児>の登場曲の「every little thing every precious thing」を歌う「LINDBERG」の<渡瀬マキ>(51)が朗読して流れる演出があり、新たな感動を呼び起こしていました。
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