『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016年・監督: テイト・テイラー) ・ 『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』(2020年・監督: ロン・ハワード)の<ヘイリー・ベネット>(32)が異物を飲み込むことで自分を取り戻していく主婦を演じるアメリカ・フランス合作映画『Swallow スワロウ』が、2021年1月1日より全国で公開されます。
ニューヨーク郊外の邸宅で、誰もがうらやむような暮らしを手に入れた「ハンター」。しかし、まともに話を聞いてくれない夫や、彼女を蔑ろにする義父母の存在など、彼女を取り巻く日常は孤独で息苦しいものでした。そんな中、「ハンター」の妊娠が発覚し、夫と義父母は待望の第一子に歓喜の声をあげますが、「ハンター」の孤独はこれまで以上に深くなっていきます。
ある日、ふとしたことからガラス玉を飲み込みたいという衝動にかられた「ハンター」は、ガラス玉を口に入れて飲み込んでしまいます。そこで「ハンター」が痛みとともに感じたのは、得も言われぬ充足感と快楽でした。異物を飲み込むことに多幸感を抱くようになった「ハンター」は、さらなる危険なものを飲み込みたい欲望にかられていきます。
<ヘイリー・ベネット>が「ハンター」を演じ、『シンクロナイズドモンスター』(2016年・監督: ナチョ・ビガロンド)の<オースティン・ストウェル>、『バーン・アフター・リーディング』(2008年・監督: イーサン・コーエン、 ジョエル・コーエン)の<エリザベス・マーベル>と<デヴィッド・ラッシュ>も出演しています。 監督は、 <カーロ・ミラベラ=デイビス >が務めています。
<スティーブン・スピルバーグ>監督、<ジョージ・ルーカス>製作総指揮、<ハリソン・フォード>主演によるアドベンチャー映画の金字塔『インディ・ジョーンズ』のシリーズ第3作『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』(1989年)が、今夜BS朝日(21:00~22:54)にて放送があります。
1912年。ユタ州でボーイスカウトに参加していた少年「インディ」(リバー・フェニックス)は、〈コロナドの十字架〉を盗掘している男たちと遭遇。この時、「インディ」は、人類の遺産は博物館に納めるべきものと、盗掘者たちから十字架を奪いますが、結局悪党一味に丸め込まれてしまいます。それから26年後の1938年。考古学者「インディ」は富豪「ウォルタードノヴァン」(ジュリアン・グローバー)から、キリストの血を受けた聖杯の捜索を依頼されます。最初は渋っていた「インディ」でしたが、行方不明になったという前任者が自分の父「ヘンリー」だと知り引き受けることになります。
ベネチアで父の同僚「シュナイダー」博士と合流した「インディ」は、父から託された聖杯日誌を頼りに、聖杯の在り処を示す手掛かりをつかみます。
<ハリソン・フォード>演じる「インディ」の父「ヘンリー」を、今年10月31日に亡くなった <ショーン・コネリー>、少年時代の「インディ」を<リバー・フェニックス>が扮しています。第62回アカデミー賞で音響効果賞を受賞した作品です。
なお、後先になるようですが、12月31日(木)14:00~16:00に第2作目の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)が放送されます。
『この世界の片隅に』 (2016年)や 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 (2019年)の<片渕須直>が監督を務めた 『マイマイ新子と千年の魔法』 が、本日27日19時よりBS12 トゥエルビで放送されます。
山口県 防府市出身の芥川賞作家<髙樹のぶ子>〈74・1946年(昭和21年)4月9日生まれ〉が自らの幼少期をモデルに描いた小説『マイマイ新子』(2004年9月30日・マガジンハウス社刊 )を、原作としたアニメ映画です。
昭和30年代、大自然に囲まれた山口県防府市にある旧家。おでこにマイマイ(つむじ)がある小学3年生の「新子」は、祖父から聞かされた千年前の町の姿やそこに生きた人々のことを空想することが趣味でした。ある日、なかなか田舎に馴染めない東京からの転校生「貴伊子」と出会った「新子」は、次第に「貴伊子」と遊ぶようになり、心を通わせていきます。空想好きで多感な少女「新子」が豊かな自然の中で仲間たちとともにゆっくり成長していく姿が描かれています。
主人公「青木新子」に<福田麻由子>、転校生「島津貴伊子」に<水沢奈子>、新子の祖父「小太郎」に<野田圭一>、千年前の少女「諾子」に<森迫永依>、新子の母「長子」に<本上まなみ>らが、声を当てています。
『スイス・アーミー・マン』(2016年・監督: ダニエル・クワン、 ダニエル・シャイナート) ・ 『ハリー・ポッター』の<ダニエル・ラドクリフ>主演のガンアクション『ガンズ・アキンボ』は、2021年2月26日より全国で公開されますが、予告編が解禁されています。
掲示板や動画配信サイトのコメント欄を荒らしてストレスを解消するゲーム会社のプログラマー「マイルズ」を主人公とする本作。闇サイトを荒らして運営を激怒させた彼は、両手にボルトで銃を固定され、さらに元恋人も人質にとられた「マイルズ」は、「スキズム」で最強の殺し屋「ニックス」に24時間以内に勝てば解放すると言い渡され、イカれた殺し屋「ニックス」と戦うよう命令されます。
<ダニエル・ラドクリフ>が「マイルズ」、『レディ・オア・ノット』(2019年・監督: マット・ベティネッリ=オルピン、 タイラー・ジレット)の<サマラ・ウィーヴィング>が「ニックス」に扮しています。
監督は,長編初監督作品 『デビルズ・メタル』 (2015年)の<ジェイソン・レイ・ハウデン>が務めています。
本日深夜2:00よりカンテレで、オスカー俳優の<デンゼル・ワシントン>が、『トレーニング デイ』(2001年)の<アントワン・フークア>監督とタッグを組んだアクションサスペンス 『イコライザー』 (2014年・監督:アントワン・フークア)の続編『イコライザー2』(日本公開2018年10月5日)が放送されます。
元CIAエージェントで、昼間の表の顔とは別に、世の裁けない悪人を19秒で抹殺していく「イコライザー」としての顔を持つ主人公「ロバート・マッコール」の戦いを描いています。現在の表の職業として、日中はタクシー運転手として働いている「ロバート・マッコール」でしたが、CIA時代の元上官で親友の「スーザン」(メリッサ・リオ)が何者かに殺害されてしまいます。
独自に捜査を開始した「マッコール」は、「スーザン」が死の直前まで手がけていた任務の真相に近づいていきますが、やがて「マッコール」自身にも危険が迫ります。
そして、その手口から相手は「マッコール」と同じ特殊訓練を受けていることが判明。同時に身内であるはずのCIAの関与も明らかになっていきます。
「マッコール」役の<デンゼル・ワシントン>は、自身のキャリアで初の続編への出演となった作品です。
<ニコラス・ケイジ>(56)の出演作『アースフォール JIU JITSU』が、2021年1月15日に東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で公開されます。
本作は人類最強の格闘家たちが、彗星とともに現れた超好戦型の宇宙人と決闘するさまを描いたSFアクションです。総製作費30億円をかけ、撮影はキプロスで行われた。謎の隠居者「ワイリー」を<ニコラス・ケイジ>が演じたほか、<トニー・ジャー>、<フランク・グリロ>、<アラン・ムーシ>、<マリー・アヴゲロプロス>、<ジュージュー・チャン>もキャストに名を連ねています。監督と脚本は、『キックボクサー ザ・リベンジ』(2018年)を手がけた<ディミトリ・ロゴセティス>が担当しています。
予告編は格闘家と宇宙人の戦闘シーンからスタート。クンフー、ムエタイ、武装術、カポエラを使いこなす格闘家たちのアクションが収録されています。
なおもともと「ワイリー」役は<ブルース・ウィリス>で決定していたものの、スケジュールの都合でキャンセル。そこで<ブルース・ウィリス>の友人である<ニコラス・ケイジ>が役を引き受けたという経緯があります。
<ゾーイ・ウィットック>が監督を務め、フランス・ベルギー・ルクセンブルク合作映画『恋する遊園地』が、2021年1月15日より全国で公開されます。その予告編が解禁されています。
本作で描かれているのは、テーマパークのアトラクション〈ムーブ・イット〉に恋をした女性「ジャンヌ」の物語。『燃ゆる女の肖像』の<ノエミ・メルラン>が「ジャンヌ」を演じ、<エマニュエル・ベルコ>、<バスティアン・ブイヨン>、<サム・ルーウィック>らが名を連ねています。
予告編では「〈物〉に心が動いたことは?」という「ジャンヌ」の問いかけからスタート。〈ムーブ・イット〉を〈ジャンボ〉と呼び心を通わせてゆく彼女が、母や同僚から理解されず孤立していくさまが切り取られています。
『ミッドサマー』 (2019年・監督: アリ・アスター)の「A24」と 『それでも夜は明ける』 (2013年・監督: スティーヴ・マックイーン)の「プランBエンタテインメント」がタッグを組んだアメリカ映画『ミナリ』が、2021年3月19日より全国で公開されます。
第36回サンダンス映画祭(2020年1月)でグランプリと観客賞を受賞した『ミナリ』で描かれているのは、農業で成功することを夢見て1980年代に米アーカンソー州へ移住してきた韓国人一家の物語です。
荒れた土地とボロボロのトレイラーハウスを見た妻「モニカ」は、いつまでも心が少年のままな夫「ジェイコブ」に危険な匂いを感じますが、しっかり者の長女「アン」と好奇心旺盛な弟「デビッド」は新天地に希望を見つけていきます。間もなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、心臓に病を持つ「デビッド」と一風変わった絆を結ぶ中、水が干上がり作物が売れないという状況に。さらに思いもよらぬ事態に襲われながらも、一家は困難を乗り越えていきましす。
「ジェイコブ」を演じるのは米テレビドラマ『ウォーキング・デッド』(2010年~)や 『バーニング 劇場版』 で知られる<スティーヴン・ユァン>。「モニカ」を、 『海にかかる霧』 (2014年・監督: シム・ソンボ)の<ハン・イェリ>、祖母を 『バッカス・レディ』 (2016年・監督: イ・ジェヨン)の<ユン・ヨジョン>が演じています。
監督は、 ハリウッド版『君の名は。』 も手がける<リー・アイザック・チョン>が務めています。
なおタイトルの〈ミナリ〉とは韓国の〈セリ〉のことで、独特の香りと歯ごたえに特徴がありますが2度目の収穫のほうが美味とされており、成長した子供の幸せを願う親の気持ちが込められています。
2021年3月12日より公開されます<ジェシー・アイゼンバーグ>(37)主演作『ビバリウム』の予告編が公開されています。
本作は、新居を探す若いカップルが不動産屋に紹介された住宅地から抜け出せなくなるラビリンススリラーです。
カップルの「トム」を<ジェシー・アイゼンバーグ>が演じ、「ジェマ」に 『グリーンルーム』 (2016年・監督: ジェレミー・ソルニエ)の<イモージェン・プーツ>(31)が扮しています。『Foxes(原題)』 ・ 『Without Name(原題)』などで注目を集める新鋭の<ロルカン・フィネガン>が監督を務めています。
予告編は、「トム」と「ジェマ」が不動産業者の「マーティン」に案内され、まったく同じ形の家が立ち並ぶ〈Yonder〉という名の住宅地に足を踏み入れる場面からスタート。その後、帰ろうとする2人が同じ家に戻って来てしまう様子や、「育てれば解放される」というメッセージ付きの段ボールに入った赤ん坊を受け取るさまなどが切り取られています、
『アイ・アム・タレント』(2018年)の<ナタリー・ジョンズ>が監督を務めたドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』は、2021年3月26日より全国で公開されますが、そのポスタービジュアルが解禁されています。
ポスタービジュアルには「かつてない真夜中のコンサート 美しき眠りの世界へ、ようこそ」というコピーが添えられています。
『アド・アストラ』 (2019年・監督: ジェームズ・グレイ) ・ 『メッセージ』 (2016年・監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ)など、数多くの映画音楽も手がけた音楽家<マックス・リヒター>(54)が企画した「眠り」をテーマにしたコンサート『SLEEP』を追ったドキュメンタリーです。
真夜中に開演し、終演時間は明け方まで。会場に並べられたベッドに横たわる観客たちが聞くのは、眠っている間に聞くために作られた<リヒター>の『SLEEP』ライブ演奏です。8時間以上におよぶライブ中、本当に眠ってしまっても、会場を歩き回ることも自由というこのライブは、ロサンゼルス野外のグランド・パークやシドニーのオペラハウス、アントワープの聖母大聖堂といった世界各地のシンボリックな場所で開催され、大きな話題となりました。
本作では観客に新たな音楽体験を提示したこのコンサートの全貌と裏側、そして<リヒター>自身の素顔に迫っていきます。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ