2017年に第157回直木賞を受賞した<佐藤正午>による同名ベストセラー小説を、<大泉洋>主演、<有村架純>、<目黒蓮>(Snow Man)、<柴咲コウ>の共演、<廣木隆一>が監督を務め映画化した『月の満ち欠け』が、2022年12月2日より公開されます。
「小山内堅」は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていましたが、不慮の事故で妻の「梢」と娘の「瑠璃」を同時に失ったことから日常は一変します。悲しみに沈む「小山内」のもとに、「三角哲彦」と名乗る男が訪ねてきます。
事故当日、娘の「瑠璃」が面識のないはずの「三角」に会いに来ようとしていたといいます。そして、「三角」は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出します。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語でした。
「小山内」夫妻役を<大泉洋>と<柴咲コウ>が、娘と同じ名前を持つ女性役を<有村架純>、「三角」役を<目黒蓮>がそれぞれ演じています。
2022年度のノーベル文学賞を受賞した作家<アニー・エルノー>が若き日の実体験をもとにつづった短編小説『事件』を映画化した『あのこと』が、2022年12月2日より公開されます。
『ナチス第三の男』(2017年・監督:セドリック・ヒメネス)などの脚本を手がけた<オドレイ・ディワン>が監督を務め、2021年・第78回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品です。
法律で中絶が禁止されていた1960年代フランスを舞台に、望まぬ妊娠をした大学生の12週間にわたる戦いを、主人公「アンヌ」の目線から臨場感たっぷりに描いています。
労働者階級に生まれた「アンヌ」は、貧しいながらも持ち前の知性と努力で大学に進学。未来を掴むための学位にも手が届こうとしていましたが、大切な試験を前に自分が妊娠していることに気づきます。中絶が違法とされる中、解決策を見いだすべく奔走する「アンヌ」でした。
『ヴィオレッタ』の<アナマリア・バルトロメイ>が「アンヌ」を演じ、『仕立て屋の恋』(1989年・監督:パトリス・ルコント)の<サンドリーヌ・ボネール>、『燃ゆる女の肖像』の<ルアナ・バイラミ>が共演しています。
ラッパーの〈マシンガン・ケリー〉こと<コルソン・ベイカー>が主演を務め、犯罪組織の金を奪った男の逃避行を描いた『ワイルド・ロード』が、2022年12月2日より公開されます。
犯罪組織から金と麻薬を盗んで逃亡した「フレディ」は、腹部に被弾しながらも長距離バスに乗り込みます。これまで父親らしいことを何もしてやれなかった娘「リリー」へのせめてもの償いのため、どうにか逃げ切ろうとする「フレディ」でしたが、冷酷な女ボス「ヴィック」が差し向けた追手により、「フレディ」と共謀した仲間たちは次々と殺されていきます。
出血多量で意識が朦朧とし、車内には怪しい行動を取る乗客もいる中、「フレディ」は藁にもすがる思いで疎遠になっていた父親に助けを求めます。
『ミスティック・リバー』(2003年・監督:クリント・イーストウッド)の<ケビン・ベーコン>が主人公の父親を演じ、『ウォークラフト』の<トラビス・フィメル>、『透明人間』の<ストーム・リード>が共演、監督は<アンドリュー・ベアード>が務めています。
11月25日には、日本の映画賞として一番早い「第45回山路ふみ子映画賞」が発表されていますが、昨日11月26日には「第14回TAMA映画賞」の発表が、下記の通り行われました。
【最優秀作品賞】
●<深田晃司>監督、及びスタッフ・キャスト一同(『LOVE LIFE』) ●<吉野耕平>監督、及びスタッフ・キャスト一同(『ハケンアニメ!』)
【特別賞】
●<芦田愛菜>、<宮本信子>、及びスタッフ・キャスト一同(年齢差を超えた二人の友情を越えた関係が、前に踏み出せないでいる私たちの背中を押してくれた『メタモルフォーゼの縁側』に対して)
●<小林啓一>監督、及びスタッフ・キャスト一同(〈恋とは何か?〉という哲学的なテーマを扱いながら作品世界を何度も体験したくなる多幸感に浸れる『恋は光』に対して)
【最優秀男優賞】
●<佐藤二朗>(『さがす』・『truth 姦しき弔いの果て』・『バイオレンスアクション』) ●<松坂桃李>(『流浪の月』)
【最優秀女優賞】
●<倍賞千恵子>(『PLAN75』) ●<広瀬すず>(『流浪の月』)
【最優秀新進監督賞】
●<片山慎三>(『さがす』) ●<森井勇佑>(『こちらあみ子』)
【最優秀新進男優賞】
●<磯村勇斗>(『ビリーバーズ』・『PLAN 75』・『異動辞令は音楽隊!』・『さかなのこ』・『前科者』・『彼女が好きなものは』・『ホリック xxxHOLiC』・『劇場版 きのう何食べた?』・『MIRRORLIAR FILMS Season3』)
●<横浜流星>(『流浪の月』・『アキラとあきら』・『嘘喰い』・『あなたの番です 劇場版』・『DIVOC-12』)
【最優秀新進女優賞】
●<河合優実>(21)(『PLAN 75』・『愛なのに』・『ちょっと思い出しただけ』・『女子高生に殺されたい』・『百花』・『冬薔薇』・『偽りのないhappy end』) ●<伊東蒼>(17)(『さがす』・『恋は光』・『MIRRORLIAR FILMS Season4』)
今夜<19:00>より「BS12]にて、<モンキー・パンチ>原作のアニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第11作として1999年7月30日に日本テレビ系の『金曜特別ロードショー』で放送されました『ルパン三世 愛のダ・カーポ FUJIKO’S Unlucky Days』の放送があります。
無限の力を秘めた財宝〈コロンブスの卵〉の鍵となる文書〈コロンブス・ファイル〉を手に入れた「不二子」と「ルパン」でしたが、喜びも束の間、財宝を狙う「バートン」一味の襲撃に遭い文書は消失してしまいます。さらに逃走中崖下に転落し、文書を暗記していた「不二子」は記憶喪失になってしまいます。
奇しくも〈コロンブスの卵〉を狙うトレジャーハンターの「ロザリア」に保護された「不二子」でした。そこに「バートン」の手先「ナザロフ」、さらに「不二子」を捜索していた「ルパン」が現れ「不二子」を巡る三つ巴の闘いが始まります。
出演は、「ルパン三世」に<栗田貫一>、「次元大介」に<小林清志>、「石川五ェ門」に<井上真樹夫>、「峰不二子」に<増山江威子>、「銭形警部」に<納谷悟朗>、「バートン」に<森山周一郎>、「ナザロフ」に<千葉繁>、「ロザリア」に<戸田恵子> が声を当て、監督は<ワタナベシンイチ>が務めています。
米国の歌手で女優の<アイリーン・キャラ>( 1959年 3月18日~2022年11月25日)さんが亡くなられています。63歳でした。
26日、広報担当者が明らかにしています。25日にフロリダ州の自宅で亡くなっているのが見つかっています。現時点で死因は明らかにされていません。
子供時代から歌やダンスを習い、1970年代から舞台やテレビ番組に出演。1980年代に映画『フェーム』(1980年・監督:アラン・パーカー)の主題歌で人気を博しました。1983年には<ジェニファー・ビールス>主演の映画『フラッシュダンス』(監督:エイドリアン・ライン)の主題歌『フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング』を歌い、全米1位となり、世界中で大ヒットを記録しました。映画『フェーム』の主題歌に続き2度目の第56回アカデミー歌曲賞、およびグラミー賞の最優秀女性歌唱賞などを受賞しています。
今年4月15日より、『フラッシュダンス』の〈4Kデジタルリマスター版〉での再公開が、行われていました。
イタリアの美しい景色を背景に、2組の家族の父親同士の再婚が巻き起こす騒動を描いた2019年イタリア製作の『泣いたり笑ったり』が、2022年12月2日より公開されます。
イタリアの海辺の別荘へバカンスにやって来た、裕福な「カステルヴェッキオ」家と労働者階級の「ペターニャ」家。価値観も家族観も異なる2つの家族を待ち受けていたのは、両家の父親「トニ」と「カルロ」が再婚するという思いがけない知らせでした。
両家族は大混乱に陥り、元妻や娘、息子、さらに孫まで巻き込んで、事態は思わぬ方向へと転がっていきます。
亡き妻を深く愛し息子から尊敬される海の男「カルロ」を<アレッサンドロ・ガスマン>、身勝手な行動で元妻や娘を泣かせてきたインテリ紳士「トニ」を<ファブリッツィオ・ベンティボリオ>、2人の仲を引き裂こうとするトニの娘「ペネロペ」を<ジャスミン・トリンカ>が演じています。監督は<シモーネ・ゴダノ>が務めています。
『情無用のジャンゴ』(1967年)で知られるイタリアの<ジュリオ・クエスティ>が、巨大養鶏場で繰り広げられる愛憎劇を通して資本主義社会の非情と人生の虚無を描いた『殺しを呼ぶ卵 【最長版】』が、2022年12月2日より公開されます。
ローマ郊外にある巨大養鶏場。社長「マルコ」は業界の名士として名を知られていましたが、経営の実権と財産は妻の「アンナ」に握られています。「マルコ」は同居している「アンナ」の10代の姪「ガブリ」と愛人関係にあり、妻への憎しみを女性へのサディズムで発散していました。やがて3人それぞれの隠された欲望が暴かれ、事態は予測不可能な方向へと展開していきます。
『男と女』(1966年・監督は:クロード・ルルーシュ)などの<ジャン=ルイ・トランティニャン>が「マルコ」、『わらの女』(1964年・監督 :ベイジル・ディアデン)の<ジーナ・ロロブリジーダ>が「アンナ」、『キャンディ』(1968年・監督:クリスチャン・マルカン)の<エバ・オーリン>が「ガブリ」を演じています。1968年の初公開時に世界配給された国際版ではカットされた残酷描写などを含む【最長版】が再編集されています。
猫をモチーフにしたイラストで人気を集めたイギリスの画家<ルイス・ウェイン>(1860年 8月5日~1939年 7月4日)の生涯を、<ベネディクト・カンバーバッチ>主演で描いた伝記映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が、2022年12月1日より公開されます。
イギリスの上流階級に生まれた「ルイス」は早くに父を亡くし、一家を支えるためイラストレーターとして働くようになります。やがて妹の家庭教師「エミリー」と恋に落ちた彼は、周囲から身分違いと猛反対されながらも彼女と結婚します。しかし「エミリー」は、末期ガンを宣告されてしまいます。そんな中、「ルイス」は庭に迷い込んできた子猫に「ピーター」と名づけ、「エミリー」のために子猫の絵を描き始めるのでした。
『ファースト・マン』の<クレア・フォイ>が妻「エミリー」を演じ、『女王陛下のお気に入り』の<オリビア・コールマン>がナレーションを担当しています。俳優としても活躍する<ウィル・シャープ>が監督を務め、『ある公爵夫人の生涯』の<マイケル・オコナー>が衣装を手がけています。
今夜(19:30>より「サンテレビ」にて、2017年1月21日より公開されました故<新藤兼人>監督の孫でもある映画監督の<新藤風>の『島々清しゃ』の放送があります。タイトルは、島々の清らかで美しい佇まいを歌い上げた<普久原恒勇>の沖縄民謡『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』からとられています。
<新藤風>は、『転がれ!たま子』(2006年)以来、約11年ぶりに監督を務めています。沖縄・慶良間諸島を舞台に、音楽によって結ばれる人と人の絆を、子役の「伊東蒼」と『百円の恋』の<安藤サクラ>の主演で描いています。
耳が良すぎるために少しの音のズレも気になり、そのせいで変わり者扱いされている少女「うみ」は友達や母親との関係に悩んでいて、コンサートのために東京から沖縄へやってきたバイオリニストの「祐子」と出会います。祐子は優しく接する。吹奏楽部に参加してフルートを吹くようになった「うみ」は徐々に心を開き、一方の「祐子」も「うみ」や島の人々とのやり取りを通し、都会で負った心の傷を癒やしていきます。
少女「うみ」役を、<宮沢りえ>主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年・監督:中野量太)にも出演した「伊東蒼」が演じ、「祐子」役を<安藤サクラ>が演じています。
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