JR・神戸市営地下鉄湾岸線の各線「新長田駅」より徒歩1分の場所にあった旧 「ホテルサーブ・神戸アスタ」 が「ホテルウィングインターナショナル神戸新長田駅前」(神戸市長田区若松町5丁目1-1)と名称を変え、6月1日(土)にグランドオープンします。
同ホテル(客室全133室)は、学会・展示会・各種イベントが開催される神戸国際会議場・神戸国際展示場まで電車で約35分、阪神エリア最大の「須磨海水浴場」まで電車で約10分、サッカーやラグビーの試合が行われる「ノエビアスタジアム神戸(市営地下鉄湾岸線・御崎公園球技場)」まで電車で約15分、「阪神甲子園球場」まで電車で35分と、ビジネスや観光の拠点として利便性の高い場所に立地しています。
同ホテルを手掛ける株式会社フォーブス(東京都千代田区)は、「ホテルウィングインターナショナル」・「ホテルウィングインターナショナルプレミアム」・「ホテルウィングインターナショナルセレクト」の3ブランドを展開し、現在28店舗を運営しています。
神戸市内の小学校で現役最古とされる春日野小学校(神戸市中央区宮本通り7)の鉄筋コンクリート校舎が建て替えられす。1932(昭和7)年完成で、モダンなデザインから当時の建築誌に「近代小学校建築の先端を行く」と評されました。「文化財として残す価値があり残念」と建築史の専門家からも惜しむ声が上がっています。
春日野小学校は、1916(大正5)年設立の旧筒井小から校舎を引き継ぎ、1948年に3校が合併して発足。校舎は1995年の阪神・淡路大震災にも耐えて避難所となり、復旧工事を経て本館として使用されてきました。
3階建てで、中廊下式の教室の最上階に講堂を配するのは当時の定形化されたプランで、設計者は特定されていません。 校舎正面に狭い間隔で並ぶ柱はリズミカルな印象を与え、玄関の縦長の開口部や3連窓は垂直性を強調。ひさし下に照明器具を置いていた台(持ち送り)などに、高砂産の竜山石が使用されています。
階段の親柱に施されたアールデコ調の幾何学的意匠、階段室に設けられたスパニッシュ様式の八角星形の窓など、「いろんな要素を日本風に翻訳したモダンデザインで、日本人に受け入れやすい」意匠になっています。
しかし、老朽化に加えバリアフリー化などの課題を抱えていることから、同市教育委員会は建て替えを決定。2020年度の工事着手、24年ごろの完成を予定しています。
同小を除くと、神戸市内に現存する戦前の鉄筋コンクリート校舎は、旧二葉小(長田区、現ふたば学舎)と旧北野小(中央区、現北野工房のまち)のみ。国内でも現役の校舎は十数校しかないといいます。
< 石清水八幡宮八角堂(画像:八幡市) >
石清水八幡宮(京都府八幡市)境内の一部として国史跡指定を受ける八角堂(同市八幡大芝)が5年がかりの修復を終え、5月25日(土)から一般公開されます。明治期に現在地へ移築された当時を思わせる鮮やかな朱色が蘇り、同日と26日(日)の2日間、内部の特別公開や説明会が行われます。
八角堂は鎌倉時代、石清水八幡宮がある男山に創建された仏堂。1611年に<豊臣秀頼>によって再建された後、明治期の神仏分離で、約2キロ離れた現在の西車塚古墳上に移されました。2012年に石清水八幡宮とともに史跡指定を受けています。
長年の風雨で柱が色あせ、屋根が壊れたり、白壁が剝がれるなど老朽化していました。市が土地を買い上げ、2014年度から改修を進めていました。
国補助を含め約2億3千万円かけて改修した八角堂は、外観だけでなく、堂内の柱の横材に施された唐草や花など明治期の模様も復元されています。
< 東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場(画像:JSC提供) >
日本スポーツ振興センター(JSC)は17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の屋根が完成したと発表しています。
木材と鉄骨を組み合わせる最難関の工事とされていましたが、工事は目立ったトラブルはなく進んだようです。今後、芝生の敷設などフィールドの整備や客席の取り付けを行い、11月末の完成を目指します。
屋根は国産木材を利用し、観客席をぐるりと覆って日陰を生み出す設計となっています。建築家の<隈研吾>氏がデザイン、昨年2月に工事を始め、約1年3カ月かけて今月半ばに完成しました。
賃貸アパート大手「レオパレス21」は14日、物件の施工不良問題で不備のある物件が4月末時点で計1万5628棟に上ったと発表しています。これまでの公表数から約千棟拡大しました。調査を終えた2万1277棟のうち7割超で問題が見つかっています。全約3万9千棟を対象とした調査の途上にあるため、不備の数はさらに増える可能性が高いようです。
不備が判明した1万5628棟のうち、7613棟で屋根裏などを仕切る壁がないといった施工不良が判明しています。残りの8015棟は隙間などの「軽微な不備」としています。随時補修を進めるとのことです。
「レオパレス21」は10月までに物件の補修工事を終える目標ですが、棟数の増加で遅れる可能性が出てきています。
賃貸アパート大手「レオパレス21」は、<深山英世>社長(61)が6月にも退任する人事を固めたようです。建築基準法の基準に合わないアパートを施工した問題が拡大しており、経営責任を明確にする模様です。後任の社長には<宮尾文也>取締役常務執行役員(59)が昇格する見通しです。
「レオパレス21」は昨春、延焼を防ぐ天井裏の仕切り壁が設置されていないなどの不備が発覚。施工した全物件の調査が続いていますが、3月末時点で全物件約3万9千棟のうち4割弱で不備が見つかっています。補修工事の費用が膨らんだうえ、入居率も低下しており、2019年3月期の純損益が690億円の赤字になるとの見通しを 9日に発表 しています。
<深山>氏は創業家出身で、2010年2月に社長に就任しています。今回、取締役に降格のようです。
アパートの施工不良が相次いで見つかった賃貸住宅大手「レオパレス21」は9日、2019年3月期連結決算で、最終利益の赤字額が690億円に拡大する見通しだと発表しています。2月時点では380億~400億円の赤字と予想していました。天井裏に壁がないなど、施工不良のアパートの補修にかかる費用が拡大するためのようです。
同社はこれまでに施工した約3万9000棟を対象に調査を進めています。天井裏に不備があったものだけで3月末時点で1万4599棟で施工不良が見つかっており、想定より補修費用がかさむとしています。補修が終わるまで入居者の募集を停止している影響で空室も増えており、売上高の予想は2月時点の5100億~5160億円から、5050億円に引き下げたようです。
赤字の拡大に伴い、役員報酬を減額して経営責任を明確化するとか。<深山英世>社長は今年2月以降、役員報酬の30%を自主返納しているが、これを60%に拡大するようですが、金額的にいくらになるのかが気になるところです。
< 星野リゾート青森屋の「青森ねぶたの間」 >
眠りたいのに、眠れない部屋との宣伝文句の部屋が、星野リゾート青森屋(青森県三沢市)に4月17日開業しています。ねぶたの鋭いにらみと迫力で「寝かせない客室」として「青森ねぶたの間」が登場、1泊1人3万2千円からとか。
部屋のテーマは青森四大祭のひとつ「青森ねぶた祭」です。リビングに幅約3.2m、高さ約1.4mの立体ねぶたを設置したほか、寝室の天井やトイレのふたにも絵を描き込み、祭りさながらの熱気を感じられる空間に演出されれています。
作品はねぶた師で竹浪比呂央ねぶた研究所を主宰する<竹浪比呂央>(1959年~)さんを中心に制作し、東北地方で語り継がれる英雄「アテルイ」などを題材としています。
仕掛けも施され、廊下には祭りの踊り手「ハネト」の足跡があり、足跡の上を進むと、「ハネト」気分が味わえるとか。
中国・北京市で建設が進む市内二つ目の国際空港「北京大興国際空港」が4月下旬、国内外のメディアに公開されました。6月30日の完成、9月30日までの開港を目指しています。将来的には滑走路7本を備え、世界最大級の年1億人の旅客数を見込んでいます。
建設工事は、竣工に向けて佳境に入っています。自然光をとりいれた明るいターミナルとしての外観、内装ともに目立つのは曲線です。
「曲線の女王」として知られた英建築家、故<ザハ・ハディッド>が設計に関わりました。<ハディッド>が手がけた日本の「新国立競技場」の設計案は高額な費用などが問題になり撤回されましたが、中国では<ハディッド>氏による建築が完成しています。
「北京大興国際空港」の最大の特徴は上空から見たターミナルの形です。中心部から六つの方向に建物が伸び、「*」型をしています。北側の一つを除く、五つの建物の外側に飛行機が駐機します。
「*」型の中心部に空港の出入り口がありますが、それぞれの建屋の先端まではいずれも600メートルで、歩いても8分足らずで着きます。
ターミナルは2層に分かれており、それぞれから出発可能です。駐機数も多く、空港建設指揮部によると、同じ規模のほかの空港より効率がいいとか。
北京市の中心部から南に46キロほどの所にあり、高速道路と高速鉄道、アクセス鉄道がつながっています。空港の下に駅ができ、乗り換えが便利です。高速鉄道なら北京西駅まで20分。北京市だけでなく、周辺の天津市や新都市・雄安新区とのアクセスも重視されています。
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