賃貸アパートの施工不良問題で混迷している「レオパレス21」は、<深山英世>社長を含む7人の社内取締役が6月27日の株主総会をもって一斉に退任すると発表しています。取締役を現在の11人から10人に減らし、半数の5人を社外出身者にします。経営陣刷新で信頼回復を目指す模様。
次期社長に就任する<宮尾文也>取締役以外の、7人の社内取締役が退任、施工不良問題とその後の改修作業が遅れていることの責任を明確にします。<深山>氏はすでに、30日付で社長を 退任すると発表 していましたが、取締役は続投するとしていました。しかし、29日に公表する予定の外部調査委員会による最終報告書と再発防止策は、社外取締役を増やし、ガバナンス(企業統治)を向上させる必要があると指摘。これを踏まえ、<深山>氏を含む取締役の大幅刷新を行う方向となったようです。経営トップが依然として取締役に残るのは、どうかなとみていましたが、退任は当然でしょう。
今回の問題で、同報告書は業績拡大を優先させる中で、法令順守や品質を重視しない企業体質があったことも指摘しています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ