28日17:46、観客数4751人のメットライフドームで行われましたセ・パ交流戦「西武ー阪神」戦は、9回表の大逆転で阪神が「10-7」で勝利を収めています。
なんといっても、阪神<佐藤輝明>(22)が、1試合3本塁打(2回に11号ソロ・6回に12号ソロ・9回に13号3ラン)を放っています。1試合3本塁打は、セ・リーグ新人では、1958年6月22日の巨人<長嶋茂雄>以来63年ぶりのの快挙です。
同点の9回2死一、三塁。追い込まれてから、守護神<ギャレット>の直球を右中間席最上段まで運び、勝ち越しの13号3ランとしています。この13号で球団新人として、<田淵幸一>の22本、<岡田彰布>の18本、<別当薫>(1948年)に並び歴代3位タイとしています。
27日18:00、観客数7061人の阪神甲子園球場で行われました対ロッテ戦、来日2度目の先発マウンドに臨んだ阪神の<アルカンタラ>は5回2/3を90球5安打8奪三振1四球5失点(自責4)で降板、「4-6」で阪神が負け1敗(1勝)を喫しています。
初回はいきなり先頭打者の<荻野>に初球を左翼スタンドまで運ばれ、まさかの先頭打者本塁打を浴びています。それでも次打者の<マーティン>から4回の<レアード>まで12者連続でアウトに押さえています。
バットでも同点の2回2死一、二塁で<佐々木朗>の150キロを一、二塁間にはじき返し、来日初安打初適時打としています。しかし、5回に<エチェバリア>に犠飛を浴びて2点目を失うと、2点リードの6回には2死から四球と安打で一、二塁とされ、<角中>に左越え二塁打を浴び、2者が生還。「4-4」の同点に追いつかれたところで交代を告げられ、2番手の岩貞に引き継ぎましたが、阪神打線の再逆転はありませんでした。
26日18:00、観客数7115人の阪神甲子園球場で行われました対ロッテ戦、阪神が今季の交流戦初勝利を収めています。これで5月は15試合で9勝4敗2分けとなり、4試合を残して月間勝ち越しを決めています。
先発は<秋山拓巳>(30)でした。見事な投球でロッテ打線を7回まで1安打に抑えています。8回に1失点しましたが、8回106球3安打6奪三振無四球1失点(自責点1)の好投で4勝目(2敗)を挙げています。交流戦での白星は2018年6月7日・オリックス戦(甲子園)以来となっています。
打線は3回、先頭<小幡竜平>が四球を選ぶと、<秋山拓巳>が犠打に成功。1死二塁の好機に<近本光司>が<岩下>の投じた初球を捉え、先制適時二塁打を放って先制点を挙げています。さらに投手の暴投で三進。続くドラフト<中野拓夢>が犠飛を記録して2点目としています。
5回には2死三塁から<中野拓夢>がバットを折られながら適時二塁打を放ち、追加点を挙げています。
9回は2死から<スアレス>が、<中村奨>に適時打を浴びて1失点でした。<スアレス>は4月1日の広島戦以来の20試合ぶりになる失点でした。なお2死二塁のピンチとされたが、<エチェバリア>を打ち取り、何とか逃げ切り14セーブ目としています。
26日、神宮球場で行われましたセ・パ交流戦 の「ヤクルトー日本ハム 」戦に於いて、 ヤクルト<青木宣親>(39)が日米通算2500安打を達成しています。本拠地での日本ハム戦に「6番・左翼」で先発出場。初回2死走者なしで迎えた第1打席、相手先発<加藤貴之>投手(28)から右前打を放っています。
日米通算で2500安打達成は<イチロー>(オリックス、マリナーズなど)、<松井稼頭央>(西武、メッツなど)、<松井秀喜>(巨人、ヤンキースなど)に次ぐ4人目です。また、日本プロ野球での達成者を含めても11人目の快挙の記録です。
日本プロ野球、そして日米通算で2500安打以上を記録した選手は以下の通り。
①イチロー 4367安打(日:1278、米:3089) ②張本 勲 3085安打 ③野村克也 2901安打
④王 貞治 2786安打 ⑤松井稼頭央 2705安打(日:2090、米:615) ⑥松井秀喜 2643安打(日:1390、米:1253)
⑦ 門田博光 2566安打 ⑧ 衣笠祥雄 2543安打 ⑨ 福本 豊 2543安打 ⑩ 金本知憲 2539安打
⑪青木宣親 2500安打(日:1726、米:774)※青木は2500安打達成時点
25日18:00、観客数7086人の阪神甲子園球場にて、2年ぶりの開催となった交流戦初戦でロッテに「5-3」の逆転負けを喫しています。
6回終了時点でリードしていれば21連勝中で、今夜もいただきと思った矢先、頼みの救援陣が乱れてしまい、<西勇輝>の勝ち星も消えてしまいました。
6回までは優位に試合を進めました。「1-0」の1点を追う3回に右安打の<中野拓夢>のあと<マルテ>の逆転9号2ラン、<サンズ>の11号ソロで3点を奪取「1-3」としました。先発<西勇輝>も7回108球7安打8奪三振2失点(自責点1)と好投でした。
しかし、<西勇輝>が2点リードの7回1死一、二塁で代打<鳥谷敬>に1点差に迫られる右前適時打を打たれてしまいました。
さらに、「2-3」と1点リードの8回にはセットアッパー<岩崎優>が乱れ、無死一塁で、14本とパ・リーグ本塁打王の<マーティン>に15号逆転2ランを、今季23試合目の登板で初本塁打を浴びてしまいます。
さらに無死二塁から登板した3番手<岩貞祐太>も<レアード>に左翼線へ適時二塁打を許し「5-3」と点差が付き、交流戦初戦を落とし、2位・巨人が楽天に「9-4」で勝ったため、3・5ゲーム差となっています。
25日、甲子園球場で行われました「阪神-ロッテ」戦にて、<鳥谷敬>が阪神からロッテ移籍後初の甲子園で今季初適時打を放っています。
2点を追う7回1死一、二塁。代打で2019年9月30日・中日戦以来603日ぶりとなる甲子園の打席へ立ちました。
代打の名前がアナウンスされますとスタンドは大きな拍手と歓声でわきました。
カウント1ボール1ストライクから先発<西勇輝>のチェンジアップをミート。「2-3」と1点差に迫る右前適時打を放つと、一塁上で「よっしゃー」と声を上げていました。1塁側の阪神サイドのファンからも大歓声で称えられていました。
この代打の打席で<鳥谷敬>は交流戦通算339試合目の出場、332安打目となり、いずれも自身が持つ交流戦最多記録を更新しています。
広島球団は21日、同日から23日までの阪神3連戦(マツダスタジアム)の延期を発表しています。代替日は未定です。
広島は17日に球団所属の3選手〈菊池涼介・小園海斗・正隨優弥〉が陽性判定となり、18日には球団独自の判断で陰性判定だった5選手を「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録を抹消しています。
20日には1、2軍の監督、コーチ、選手、球団スタッフ146人がPCR検査を受け、新たに7人〈朝山東洋コーチ、5選手(石原貴規捕手・羽月隆太郎・長野久義外・大盛穂・鈴木誠也)、1スタッフ〉に陽性反応が出ていました。
(左)初勝利の<西純矢>投手 (右)3号ソロの<近本光司>
19日18:01、観客数7002人の阪神甲子園球場にて行われました対ヤクルト8回戦は、「3-1」で阪神が勝ち、高卒(創志学園高等学校)2年目の<西純矢>投手(19)がプロ初登板初先発で初勝利をマークしています。
5回87球を投げて無安打、1奪三振、4与四球で無失点の好投でした。5回無安打無失点の圧巻の投球内容でしたが、初登板初先発で5回以上を投げて無安打無失点に抑えたのは球団史上初の偉業となっています。
初回はいきなり先頭の<山崎>、<中村>に連続四球を与えて無死一、二塁で主軸を迎えるピンチを招きましたが、3番<山田>を二飛、4番<村上>を左飛、5番<オスナ>を見逃し三振に仕留め切り抜けています。
その後もストライクとボールがはっきりする場面もありましたが、強気の投球で五回まで無安打投球を続け、「0ー0」で迎えた5回に代打<原口文仁>を送られて無安打のまま降板。
その後1死から<近本光司>が先制の3号ソロを<田口>から右翼ポール際に放ち、<西純矢>にプロ初勝利の権利がうまれました。8回には<サンズ>の<坂元>から左翼席への10号ソロで加点しています。
<西純矢>の後を受けた救援陣も奮闘。2番手<馬場皐輔>は2回を3奪三振パーフェクトに抑える好投。続く<岩崎>はこの日ヤクルトに初安打を打たれ、1点を失いましたが踏ん張って「2-1」の勝ち越しのまま降板。9回は守護神<スアレス>がきっちりと試合を締めて13セーブとしています。
18日18:05、観客数6831人の阪神甲子園球場で行われました対ヤクルト8回戦、阪神投手陣4人が被安打15、四死球13(四球11、死球2)で今季ワーストの14失点の「3-14」の大敗でした。与四球11は9イニング制では2003年9月13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来18年ぶりになります。
先発<西勇輝>は制球に苦戦。2回には移籍後初となる押し出し四球を与えるなど、5回119球を投げて8安打2奪三振5失点(自責点5)、5四死球と苦しい投球内容でした。六回から2番手でマウンドに上がった<小野泰己>も1回1安打4四球、押し出し四球を含む4失点と踏ん張れず、3番手<守屋功輝>が3失点、4番手<桑原謙太郎>が2失点と投手陣は総崩れでした。
打線は、背番号「24」新外国人の<ロハス・ジュニア>(31)が、5回の22打席目にしてようやく来日初安打となる豪快な1号ソロ本塁打を、ヤクルト先発の<サイスニード>からバックスクリーン左に打ち込み完封負けを阻止する1点を挙げています。
待望の一打を放った<ロハス・ジュニア>は、8点を追う6回にも快音を響かせました。1死一、二塁から<佐藤輝明>の適時打で1点を返すと、2死一、二塁の好機に、中堅へ2本目の安打となる適時打を放っていますが、その後は打線がつながりませんでした。
16日14:00、観客数14269人の東京ドームで行われました対巨人9回戦。阪神が「6-5」で接戦を制して勝利しています。
阪神<ラウル・アルカンタラ>(29・ドミニカ共和国)が来日初登板初先発を担い、6回を投げ86球7安打5奪三振5失点(自責4)で降板。初勝利の権利を得て2番手<岩貞祐太>にマウンドを引き継ぎました。
注目の立ち上がりは力強い投球を披露。先頭の<梶谷>を初球、直球で左飛に仕留めると、続く<ウィーラー>は外角への真っすぐで見逃し三振に。3番<丸>も直球で中飛に打ち取り、三者凡退で好スタートでした。
先制を許したのは2回。先頭の4番<岡本>に初球、高めに浮いた直球を完璧に捉えられると、打球はそのままバックスクリーン左へ、来日初被弾となる9号ソロ本塁打を浴びて先制点を奪われました。
打線は、2点を追う3回に<近本光司>の適時打などで同点に追いつくと、4回は<陽川尚将>の勝ち越し2号2ラン、<近本>、<糸原健斗>の適時打で一挙4得点。5回以降は巨人の中継ぎ陣に相手に3者凡退に抑えられましたが、結果的に前半の猛攻が勝利に繋がりました。
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