お疲れさまでした<中田賢一>投手引退@<阪神タイガース>(465)
9月
28日
<中田賢一>は、2019年オフに無償トレードでソフトバンクから阪神に移籍。先発の一角として期待されましたが、3試合に先発し0勝2敗に終わっていました。オフには減額制限を超える50%減の年俸1750万円でサイン。「なんとか、こうやって残していただいた。先発、中継ぎ、自分の中ではこだわらず、行けと言われたところで、喜んで行きます」と不退転の決意で今季挑んでいました。
高知・安芸での2軍キャンプ、投内連携プレーの練習中に左ふくらはぎを痛め、出遅れましたが、その後はイニング数を伸ばし、4月18日の2軍広島戦(鳴尾浜)で今季初先発。その後は1軍の先発のバックアップ要員として、先発で投げ続けましたが1軍登録には至りませんでした。
2軍がウエスタン・リーグ優勝を決めた9月24日オリックス戦(甲子園)で先発し3回2/3、54球、4安打、3失点で降板。これが公式戦での最後の投球となりました。
北九州市大から2004年ドラフト2巡目で中日に入団。2013年オフにFAでソフトバンクに移籍。2018年には史上136人目の通算100勝を挙げています。先発、中継ぎで通算297試合に登板。100勝79敗1セーブ、16ホールド、防御率3・75。剛球で真っ向勝負してきた右腕が背番号「20」のユニホームを脱ぎます。