明日は第三火曜日で、「鈴ぎん:福寿」のある地下街(新開地タウン)は、全店が定休日です。
定休日前は、きれいに在庫を片づけて整理されるようで、日持ちしない生ものなどの仕入れは控えられています。
今夜も残っているお客さんが少ないなか呑んでいますと、<ごうちゃん>から黙ってお皿を渡されました。
注文していないのですが、そこは常連として在庫処分か盛り合わせの半端分だなと「あ・うん」の呼吸で意味を悟り、ありがたくいただきました。
こちらの居酒屋や焼鳥屋では【ズリ】と呼んでいますが、地域によりますと「すなずり」や「すなぎも」と呼んでいるかもしれません。
鶏はくちばしがあっても歯がありませんのでエサを丸のみにして筋の強い胃でエサを砕いてつぶす<筋胃>をもち、これが【ズリ】です。
タンパク質や脂肪が少ない部位ですので、塩とレモンであっさりと美味しくいただいてきました。
神戸ではあまり見かけないインスタントの種類として、「味噌煮込うどん」があります。
調べてみましたら、やはり愛知県の<寿がきや>の 「みそ煮込うどん」 に次いで、今回がニ品目としての【味噌煮込うどん】(105円)です。
製造メーカーも、愛知県一宮市の<なごやきしめん亭>で、1877(明治10)年創業という老舗のようで、今年135周年を迎えています。
「袋物」ですので、具材は期待できませんので、<ねぎ・椎茸・卵>を用意して調理に臨みました。
<酸味が気になる方はめんを湯切りしてください>と手順に書かれていましたので、あらかじめ少し麺を茹で上げて湯切り、土鍋にて煮込みました。
うどん麺になぜか「醸造酢」が使われているようで、湯切りした割には味噌出汁自体にまだ酸味を感じ、少し閉口汁する味わいでした。
歴史ある会社のうどん麺の仕様でしょうから、地域的に支持されている味だとおもいますが、わたし的には馴染めない酸味味の強い味噌出汁でした。
<ポール・トーマス・アンダーソン>が『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007年)以来5年ぶりに手がけた監督作『ザ・マスター』が、2013年3月22日より公開されます。
第2次世界大戦直後のアメリカを舞台に、爆発的に信者を増やしていった新興宗教の教祖とその弟子となった男の関係を描き出します。第2次世界大戦が終結し、赴任先からアメリカへ戻ってきた帰還兵の「フレディ・クエル」は、戦地ではまったアルコール依存症から抜け出せず、社会生活に適応できずにいました。
そんなある日、「フレディ」は「ザ・コーズ」という宗教団体の指導者で、信者から「マスター」と呼ばれている「ランカスター・ドッド」に出会います。「ドッド」は独自のメソッドで人々を悩みから解放し、「フレディ」も「ドッド」のカウンセリングで次第に心の平静を取り戻していきます。
「ドッド」は行き場のない「フレディ」をかたわらに置き、2人の絆は深まっていきます。やがて「ランカスター・ドッド」の周囲に熱心な人々が集い、集団は大きな力を持ち始めますが、それと並行するようにして、「フレディ」は次第に「ランカスター・ドッド」の言葉に疑問を抱くようになります。
「フレディ・クエル」に<ホアキン・フェニックス>、「ランカスター・ドッド」に<フィリップ・シーモア・ホフマン>が演じています。2012年・第69回ベネチア国際映画祭で銀獅子(監督)賞、男優賞を受賞した作品です。
焼飯(チャーハン)は、中華料理として白飯に卵・ネギ・焼豚・ハム等をみじんぎりにして油で炒めた料理として一般的ですが、神戸はお好み焼きをはじめ、「ソース文化」が根強い地域です。
明石焼き(地元明石では玉子焼き)は、普通すまし出汁でいただきますがが、「神戸たこ焼き」は、ソースを塗ってすまし出汁に入れられて出てきます。
神戸市長田区のご当地B級グルメとして、ご飯とそば焼き(「焼きそば」のことの神戸弁です)を混ぜて炒めた<そばめし>が有名ですが、味付けは地元のソースが活躍しています。
冷飯が残っていましたのでそば焼きは入りませんが、【ソース焼き飯】を作りました。
豚肉と玉ねぎだけを、塩・胡椒(多め)で炒め、冷飯を入れて炒め、ウスターソースで味付けをするという簡単な手順ですが、ソースで焦げたご飯がまたアクセントになり楽しめる一品です。
同じ名称で「袋物」のインスタント麺があるようですが、これは麺が「半なま」タイプで、要冷蔵です。
麺は細麺のストレート麺に近いですが、わずかに縮れて波打った形状をしています。
沸騰したお湯に麺を入れ2分半茹でますが、別にスープを作らなくても、火を止めて「液体スープと調味油」を入れて完成です。
スープとよく絡む麺で、喉越しのいい味わいでした。
スープは<チキンエキスとポークエキス>をベースに、丸大醤油が合わさり、甘みを感じる味わい深い出来ばえで、これは美味しかったです。
製品の名称通り、屋台の風情を思い出させる「昔懐かしい」味が楽しめました。
すっかり不義理をしておりますスナック【ロマン】に顔出しです。
今月の3月5日は、ママさんの還暦のお誕生日でしたが、出向けませんでした。
存命中の女性として世界最高齢の115歳の<大川ミサヲ>さんのお誕生日も3月5日ですので、「ママサンも長生きするね」と言えば、笑っておられました。
そしてこの3月17日は、【ロマン】の開店7周年に当たります。
あいにくと今年の3月17日は日曜日に当たりますので、少し早や目ですが「おめでとう」だけは言わなくてはと寄りました。
お店には<由紀ちゃん>というニューハーフの子がいるのですが、「このあいだ三宮で、初めて入ったお店のママさんがニューハーフで カレーライス を食べてきた」と話しますと、これまた大笑いで冷やかされました。
まだまだお元気なママさんですので、これからも周年を重ねていただきたいものです。
<メトロこうべ>は、高速神戸鉄道の高速神戸駅と新開地駅を結ぶ地下商店街で、1968(昭和43年)9月に開業しており、高速神戸駅側を(神戸タウン)、新開地駅側を(新開地タウン)と呼び分けています。
その(新開地タウン)の一番東側にあります喫茶【ローラン】さんが、40年を超える営業に幕を閉じられ、3月10日(日)に閉店されました。
昨年の11月30日には、【ローラン】の西側で営業されていた 書店「神文館」 が閉店されていますので、東改札口周りには駅の売店と宝くじ売り場だけになり寂しくなります。
毎日のように通われていた<まえちゃん>や<A先輩>たちは、これからどうされるのかと心配になります。
マスターも高年齢になり一区切りだと思うのですが、またひとつ歴史あるお店が消え去り、残念でなりません。
呑み仲間の<ペコちゃん>から前回いただいたおそす分けは、「千鳥屋宗家」の 「丸房露」 でした。
用心していたほど甘くなく、柔らかなクッキーといった感じでいただけました。
今回のおすそ分けは同じく千鳥屋宗家の【千鳥饅頭】という、お店の名前を冠しているお菓子ですので、かなりの自信作だとお見受けいたしました。
直径5センチ程度の饅頭型そのものの大きさで、上部に小さな千鳥の焼印が押されています。
原材料は、<砂糖・手亡豆・小麦粉・卵・蜂蜜・水あめ・重曹>です。
焼かれたカステラの皮の中に白餡だと聞いていましたので、今回も用心して小さくちぎっていただきました。
「うっ~」という、白餡の甘さが口に広がり、これはいけません。
かわいい千鳥の焼印の皮まで行き着くことなく、ギブアップしてしまいました。
2002年10月から<日清具多>シリーズの名で、具材にこった60種類を超える製品が出ており、どんぶり型のカップ麺でした。
先月2月18日、タテ型のカップ麺<G00Ta>として再登場です。
普通のカップより形状が一回り大きく、カップだけでも重厚感あふれる【厚切角煮麺】(198円)です。
シールをめくりますと、4センチ角程度の角煮のブロックが、で~んと入っています。
ノンフライストレート麺で、熱湯をいれ5分間待ちました。
シールの上に付いていた<仕上げ油>を入れ、よくかき混ぜ、まずは麺の味を確かめましたが、コシのある卵粉が多いのか黄色っぽい麺の色です。
熱湯で戻った角煮のブロック、厚みも1.5センチはあり、角煮のコクのある脂のあじもいいのですが、いかんせん合成肉の塊でした。
スープの味自体さっぱりとしていますが、ストレート麺との絡みが悪く、麺だけの味が優先するのが、気になりました。
全国発売は1月21日という寒い時期に出ています、【あつあつけんちん風うどん】(118円)です。
季節限定での発売かどうかは分かりませんが、生姜が入り、体が温まりそうな気になります。
麺は「マルちゃん」独特の平べったい油揚げ麺で、熱湯で5分待たなければいけません。
乾燥<味付けきざみ揚げ>がすでにカップの中に数個入っていますが、けんちん汁としてのかやくは、<里芋・にんじん・ごぼう・ねぎ>が添えられています。
5分待ち、シールの上で温めていた「後入れスープ」を入れ、よく混ぜて完成です。
スープの表面には、胡麻油が浮いており「けんちん汁」らしい趣きが出ています。
スープの味は、かつお風味の醤油味で、わたしには胡麻油の風味が勝ち過ぎており、生姜の味わいが薄れているように感じました。
なんとも中途半端な味わいのスープで、わたし的には好みではありませんでした。
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