<クルミ(胡桃)>は、クルミ科クルミ属の落葉高木の総称ですが、日常的にはそれらの木になる<核果>の種子(仁)を加工した、「ナッツ」を指す場合が多いとおもいます。
この「甲風園くるみぱん」(162円)、形と焼き色はそのデコボコした<核果>を連想させます。
しっとりとしたパンの味わいと、コリコリとした<クルミ>の食感が混じり合い、おいしくいただきました。
生け垣として植えられている 【クチナシ(梔子)】 の果実が、きれいに実ってきていました。
【クチナシ】の名称の由来は、果実が熟しても口を開かないところから名づけられています。
アカネ科クチナシ属の常緑低木種で、花期は6月~7月頃の初夏ですが、11月~12月にかけて実を色づかせ熟していきます。
6列に裂けた白い厚めの花弁は良い香りを漂わせ、春咲きの 「ジンチョウゲ(沈丁花)」、秋の 「キンモクセイ(金木犀)」 と並び、<芳香花木>の代表種です。
本種が一番強く匂うのは夜間で、これは受粉のためにスズメガ類(オオスカシバ)などの昆虫を引き寄せるためだと考えられています。
京都の木野美術大学のマンガ科に在籍している20歳の<南山高寿>は、電車の中で一目惚れした<福寿愛美>に声を掛けて付き合いが始まりました。
楽しいデートを繰り返していくなか、未来を予測するような彼女の言葉を不思議に感じていた<高寿>でしたが、<愛美>から、「この世には隣同士の世界があり、そこでは時間軸が、こちら側とは逆に流れている」との告白を受けます。
<高寿>は15年前の大震災で建物から助け出してくれた35歳の女生との思い出があり、それは15年前のわたしだと<愛美>は説明します。
時間が過ぎれば過去となるこちらの世界と、時間が逆に流れている<愛美>の世界が交錯していきます。
こちらの世界には40日間しか滞在できない決まりのなか、二人の甘く切ない感情が揺れ動くほのぼのとした恋愛小説でした。
今回の<佐々木房甫>先生の<生け花>は、お正月の飾り付けでした。
「若松」と「柳の枝」、「万年青」の葉と赤色の実が使われ、おめでたい素材でまとめられていました。
「若松」には赤紫色の「デンファレン」が彩りを添え、敷板の小口が朱塗りで、お正月らしいおめでた感が漂っていました。
11月にオープンされてから、休みなしで頑張られている【つばきや】さん、年末も最後まで営業されるようです。
本日の「日替わり定食」(700円)は、<海老フライ・カレイ・牡蠣>のミックスフライに、<グラタン>でした。
いつも通り「雑穀米」のご飯にしていただき、手作りの「タルタルソース」共々おいしくいただいてきました。
お正月も早くからお店を開けられるとお聞きし、顔出ししなければいけませんが、寝正月でゴロゴロとなりそうな予感です。
高速神戸駅からJR神戸駅向かう地下街「デュオこうべ」も、クリスマスの「ポインセチア」の飾り付けから、お正月用の「門松」へと模様替えです。
「松」や「竹」の素材は一般的ですが、なんと橙色の <パンパスグラス> には驚きました。
色インクを吸い上げさせて花弁の色を変えた「レインボーローズ」 や 「ハボタン」 などがありましたが、作業をされている職人さんにお聞きしますと、この<パンパスグラス>は吹付で色を付けていると教えていただきました。
イネ科シロガネヨシ属の多年草で、ドライフラワーとしてよく利用されていますが、あえて色付しての利用は思いつきませんでした。
スプレーでの吹付ですと紫色や緑色も可能で、意表を突く色付がいいのか悪いのか、悩ましく眺めておりました。
以前に<POMPADOUR(ポンパドウル)>の12月の新製品である 「ビーフシチューパン」 (280円)を取り上げましたが、値段の割に具材が少なくがっかりしました。
今回は、<ぱん屋【五穀七福】>の「クリームシチューパン」(172円)です。
「クリームシチュウ」の餡がたっぷりと入り、「マイタケ」類の<茸>がたっぷりと入っていて、これならどこから食べても餡の味が楽しめ、値段的にも納得の一品です。
某住宅のフェンス越しに花を咲かせている<アブチロン>の【メガポタミクム】ですが、良く見かける左側の「黄色」の花弁ではなく、「赤紅色」的なのに気が付きました。
赤色の<蕚>の下に黄色い花弁、そして棒状の花柱を飛び出させている形状から、一般的に「チロリアンランプ」、和名では「ウキツリボク(浮釣木)」と呼ばれています。
この「赤紅色」の花弁、黄色くなる前の段階なのか、黄色から枯れての変化なのかが分からず、気になりながら眺めておりました。
東北大震災後、カリスマ的に内閣総理大臣に就任した<宮藤隼人>を中心にして、物語は始まります。
<白石望>は、奨学金を受けながら東京大学法学部を卒業、学者の道を志しながら現実の政治の世界に携わり、主席秘書の<田坂>のもとで「内閣官房調査官」として<宮藤>が進める原発を中心とした経済再構の「アトムプラン」に携わっていきます。
また高校の同級生である<神林裕太>は、「暁光新聞」の記者として<宮藤>の動向を取材していますが、アフリカのウェステリアで海外協力隊員が内戦にて命を落としますが、<神林>は日本政府がクーデター派に軍資金を提供したという情報を掴みます。
合わせて、このウェステリアで発見された「ウラン鉱」の利権絡みで、多額の賄賂を前大統領に送ったとされる噂が飛び交う中、策謀ひしめく政治の裏側を垣間見せながら、息をもつかせぬ筆致で最後まで一気に読ませる構成は、見事としか言いようがありません。
今年最後の「に(2)く(9)の日」になり、昼ご飯として 「牛カルビ焼肉弁当」 を食べていますが、晩ご飯も「ステーキ」が中心です。
まずはいつも通り野菜の確保にと【サラダ】で、「玉子サラダ」にする予定でしたが手抜きをして、簡単な「茹で玉子」に変更です。
<大根>がおいしい季節ですので、煮炊きの時間短縮として小さめの<いちょう切り>にして、<豚ばら肉>と合わせてコトコトと煮こみました。
「にくの日」に選んだのは<国内産霜降りミスジ>で、写真の5枚で(100グラム=980円)、幻といわれる「ミスジ」は、肩(ウデ)の肩甲骨の内側にある部位で、一頭あたりから1キログラムほどしか取れません。
赤身なのに細やかな<サシ>が入り、あっさりとした食感でありながら脂の旨みを感じ、今宵もおいしくいただきました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ