聞きなれない製造メーカー名の<菊水>は、北海道江別市の会社で、北海道の製品らしく地元産の小麦粉「ゆめちから」を用いて、もっちりとしたパスタ麺の味わいを出し、幅広タイプの「フェットチーネ(タッリアテッレ)」に仕上げています。
おすすめの具材として、<茄子・しめじ>が示されていましたので、さっそくオリーブオイルで炒めて下準備です。
トマトソースは、わたし好みの粘り気のあるソースでしたが、トマトの自然の甘みではなく「水飴」を用いていて、粘り気と甘みを出していました。
「辛味調味料」が添付されていましたが、当然甘みを抑えるために「ハバネロソース」は欠かせなく、たっぷりと振り掛けていただきました。
阪神御影駅すぐそばの御影市場(御影旨水館)にある、下町のパン屋さん【マスヤ製パン】の「焼きカレー」です。
多くの「カレーパン」は油で揚げていますので、ベタッとした仕上がりになり、手づかみで食べるのは憚れますが、この「焼きカレー」は焼き上げています。
少し甘めのパン生地の中に、「じゃがいも」たっぷりのビーフカレー餡が詰められていて、ゴリッとしたビーフの感触がいいアクセントになっています。
<ナデシコ(撫子)>は「秋の七草」のひとつに数えられていますが、この【夕霧】は四季咲き性で、この時期も元気にきれいな花姿を見せてくれていました。
赤紫色の花弁に、白い筋が入り、真ん中あたりが白っぽくなる特徴を持っています。
【夕霧】といえば、<紫式部>の『源氏物語』の第三十九帖の「夕霧」を思い出しますが、おそらくこの品種名もこれにあやかり、<光源氏>が詠んだ「今も見て なかなか袖を 朽すかな 垣ほ荒れにし 大和撫子」からの命名だと思われます。
第三十九帖の「夕霧」は、<光源氏>の息子として堅物の<夕霧>が、亡き友(柏木)の未亡人、一条の女二の宮(落ち葉の宮)への思慕を綴った章ですが、「ナデシコ」は「かわいい子供」との掛詞であり、<光源氏>が<夕霧>に亡き妻<葵>を偲んでいる思いが感じられる品種名です。
「甘鯛」と言う呼び方は関東系だとおもいますが、関西では「グジ」と呼ぶのが一般的です。
とくに「若狭グジ」は有名で、背中から二つ割に開いて塩を振り、また閉じて一晩寝かしたモノを「一汐グジ」と呼び、鱗を取らずに皮目に甘口の日本酒を塗りながら焼く「若狭焼き」は、酒呑みにはたまらない一品です。
今宵【鈴ぎん:福寿】では、白身の魚と言うことで「甘酢餡かけ」(380円)がありました。
京料理にはかかせない高級魚ですが、この時期の旬の魚として、中華風の味わいもおいしく楽しめました。
「大福」といえば、小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子ですが、江戸時代初期に生まれた「うずら餅」を、江戸・小石川に住む未亡人が小型化されたものが始まりとされています。
今宵、酒呑み仲間の<ペコちゃん>から頂いたのは、大阪府堺市の<一心堂>が造られている<フルーツ大福>シリーズのひとつ、【ラ・フランス大福】です。
「いちご」や「キィウイ」・「モンブラン」・「みかん」など多種な種類がありましたが、あまり甘くなさそうな洋梨を選びました。
柔らかい餅の中に、「洋梨の女王」と呼ばれる<ラ・フランス>の芳醇な香りと、とろけるような食感が楽しめた一品でした。
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、前回 と同様に、丸い花器を2個使用して「スイセン」を生けられています。
蕾が開花してまた違った花姿が楽しめるかなと楽しみにしておりましたが、開花する前に生け替えられていますので、どうやらこの生け方は「葉」の姿を観賞するのが主のようです。
丸い花器の配置の違いで、随分と印象が違うことに驚きながら、拝花しておりました。
先だってお昼ご飯として、「てっぱんや」の 「豚バラ丼」 を食べましたが、それにヒントを得て、【焼き豚玉子とじ丼】を作りました。
玉子を2個割り、溶き卵にして「めんつゆ」を少し入れて味付け、小さめに切った「焼き豚(煮豚)」をフライパンでフワトロ風にして焼き上げました。
フライパンからご飯にかける際、「焼き豚」のカットが大きすぎたのか、形が崩れてしまい、綺麗にご飯の上にのらずにがっかりです。
見栄えは悪くなりましたが柔らかい玉子と「焼き豚」がよく合い、いい感じでおいしくいただきました。次回には、「焼き豚」をもう少し小さめに切って再挑戦です。
今年の4月、「須磨裕厚病院本館」 が建て直されていますが、その玄関前に大きな植え込みがあります。
その中に季節柄でしょうか、<雪だるま>が飾られていますが、周囲を囲っているのが、ユリ科チューリップ属の<チューリップ>です。
<チューリップ>と言えば、春咲きの明るい日差しに映える花だとの印象があるのですが、早生種なのか低温処理をされた種なのか、冬の<雪だるま>との組み合わせが気になりながら、眺めておりました。
阪神御影駅にある市場が、「旨水(シスイ)館」です。
その中に、昭和初期から製パンを作られているのが【マスヤ製パン】で、大手ベーカリー店とは違う、家内工業的な町のパン屋さんです。
調理パンの名称もこることなく、写真の調理パン名は「フランク」(130円)で、ロールパンの中に<フランクフルトソーセージ>が一本詰め込まれています。
塩味の効いた<フランクフルトソーセージ>でしたが、素朴なパンの風味と合い、おいしくいただけました。
<バラ>の品種としては、昨日紹介した白色の 「シャンパン」 で91品種を数えていますが、その<バラ>の果実である<ローズヒップ>はなかなか目にする機会が少なく、ようやく4種目になりました。
<ローズヒップ>として実の色は、赤色・橙色・濃い紫色などがあり、形も球形・紡錘形・涙形・扁平形と品種により様々な形状をしています。
特に<ローズヒップ>として重要なのは 「イヌバラ(ロサ・カニーナ」 や 「ハマナス」 などで、どちらもビタミンCなどの抗酸化物質を多く含み、食用にされています。
この上向きに結実する<ローズヒップ>の花の品種名はわかりませんが、開花した時期に遭遇することを期待して、記録しておきます。
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