ファルコン昆虫記(1171)【ニホントカゲ】(9)
7月
20日
昨日の神戸の最高気温は「32.6度」でした。暑い日差しの中、元気に素早く動き回る【ニホントカゲ】の体長6センチ程度の「幼体」を、ダメもとでシャッターを切りましたらうまく画面に捉えることができました。
【ニホントカゲ(日本蜥蜴)】は、爬虫綱有鱗目トカゲ科トカゲ属に分類されるトカゲで、本州西部(近畿)から大隅諸島にかけての西日本に分布しています。
2012年に、研究により【ニホントカゲ】は近畿あたりを境目として「ヒガシニホントカゲ」と「ニホントカゲ」に分類されています。
幼体は体色が黒や暗褐色で5本の明色の縦縞があります。尾は青く輝いています。成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入るのがオスです。繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯び、メスは幼体の色彩を残したまま成熟することが多いようです。