ドキュメンタリードラマ映画『劇場版 神戸 ~都市が囁く夢~』」の上映が、「元町映画館」(神戸市中央区元町通4ー1-1)にて、2025年6月10日~13日(上映時間は19時~20時30分)で公開されます。
同映画は、文化庁支援事業「ARTS for the future!」の一環で製作されています。日本に初めて映画が上陸した場所が神戸といわれていることから、数々の貴重な写真と映像を使って「神戸と映画の150年」を、事実を基にした物語にまとめています。
監督は、神戸で映画制作団体「神戸活動写真倶楽部・商会 港館」を30年間主宰している<衣笠竜屯>が務め、脚本・プロデューサーは<川村正英>が担当。主演は、澪クリエーション所属俳優で兵庫県宍粟市観光大使の<mayu(マユ)>さん、ナレーションは俳優の<西出明>が務めています。
作中では、神戸が経験した3つの歴史的な出来事として「神戸大空襲」「阪神・淡路大震災」「コロナ禍」を取り上げ、膨大な資料を基に150年の歴史を振り返ります。資料の多くは「神戸アーカイブ写真館」「神戸市文書館」から使用されています。このほか24人の提供者の協力があったといいます。さまざまな歴史的な試練を乗り越えた神戸の街を、「映画館の発展」という視点で解説を試みたドキュメンタリーとなっています。