昨年度のファルコン昆虫記(1148)は、ハエ目(双翅目)の同定できない<ハエ>で終わっていますが、今年の昆虫記の幕開けは、やはりハエ目シギアブ科の【ヤマトシギアブ(大和鷸虻)】の登場となりました。 シギアブ科には、約22属720種が世界中に分布しています。 【ヤマトシギアブ】は、体長15ミリくらいで、黒っぽい体色をした「シギアブ」の一種です。胸部は黒色に灰黄色の縦筋があります。翅は黒味を帯び、翅脈は黒色。脚は黄褐色です。