『殺しの分け前/ポイント・ブランク』@<ジョン・ブアマン>監督
5月
2日
<リー・マーヴィン>が主演した1967年の映画『殺しの分け前/ポイント・ブランク』が、2025年6月13日より全国で順次公開されます。
本作は<リチャード・スターク>による犯罪小説『悪党パーカー/人狩り』を原作に、復讐に取りつかれた男の激情と妄執を描いたハードボイルドアクションです。
大金の強奪に成功するも親友に裏切られ銃弾を浴びせられた主人公の脳裏で、さまざまな記憶と幻想が交錯します。のちに『脱出』・『未来惑星ザルドス』・『エクソシスト2』・『エクスカリバー』などを手掛ける<ジョン・ブアマン>が監督を務めています。
<マーティン・スコセッシ>が「ヌーヴェルヴァーグのストーリーテリングの革新―衝撃的な編集、フラッシュフォワード、表現の抽象化―を初めてクライムアクションに応用し、ジャンルを再定義した作品」と絶賛した本作です。
<スティーヴン・ソダーバーグ>は「(演出を)この作品から盗ませてもらった」と証言し、<クリストファー・ノーラン>も「主人公のアイデンティティの問題に切り込んだこの作品は、とにかく素晴らしい」と賛辞を送っています。
特報には、<リー・マーヴィン>演じる主人公「ウォーカー」がロサンゼルス国際空港の通路を歩き続ける名場面「ウォーキング・ウォーカー」が抜粋され、「暴力が、スーツを着て歩いてくる」というコピーも確認でき、「ウォーカー」が、44マグナム弾を撃つスローモーションシーンで終えています。