『太陽(ティダ)の運命』@<佐古忠彦>監督
4月
14日
『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』の<佐古忠彦>監督が、それぞれ国と激しく対峙した2人の沖縄県知事の姿を通して、沖縄現代史に切り込んだドキュメンタリー『太陽(ティダ)の運命』が、2025年4月19日より公開されます。
沖縄本土復帰後の第4代知事<大田昌秀>(任期1990~1998年)と第7代知事<翁長雄志>(任期2014~2018年)は、政治的立場は正反対でありながらも、ともに県民から幅広い支持を集め、保革にとらわれず県政を運営しました。<大田昌秀>は1995年に軍用地強制使用の代理署名拒否、<翁長雄志>は2015年に辺野古埋め立て承認の取り消しを巡って国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、そして国の矛盾を浮き彫りにしました。
彼らの人生に関わった多くの人々の証言を交えながら、その人間的な魅力にも光を当て、それぞれの信念に生きた2人の不屈の闘いを描きだしています。
タイトルの「ティダ」は沖縄の方言で太陽の意味で、古くは首長=リーダーを表した言葉です。