ダウ平均株価(3月7日)終値4万2801ドル72セント
3月
8日
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。7日発表の2月の米雇用統計が市場予想を下回る内容となり、米経済の先行き不安から主力株に売りが先行しています。
2月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比「15万1000人増」と、市場予想(17万人増)を下回りました。失業率は1月の(4.0%)から(4.1%)に上昇し、平均時給は市場予想ほど伸びていません。労働市場の減速が米経済の重荷になるとの見方が広がり、投資家心理が冷え込んでいます。
もっとも、米株相場の下値は堅く、今週は、<トランプ米政権>による関税政策の不透明感を背景に、ダウ平均は前日までに1200ドルあまり下げています。短期間で下げすぎとみた投資家が一部の主力株に買いを入れています。ダウ平均株価は上昇に転じています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、半導体のブロードコムが上昇して始まりました。6日夕発表の2024年11月〜2025年1月期決算は売上高が市場予想を上回りました。人工知能(AI)向け半導体需要の伸びが減速するとの懸念が後退したのも相場を支えています。
ダウ平均株価は、前日比222ドル64セント(0.52%)高の4万2801ドル72セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比126.96ポイント(0.70%)高の1万8196.22で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比31.65ポイント (0.55%)高の5770.20で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比126.96ポイント(0.70%)高の1万8196.22で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比31.65ポイント (0.55%)高の5770.20で終えています。