17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇しています。8時30分時点は「1ドル=152円30〜32銭」と前週末14日の17時時点と比べて43銭の円高・ドル安でした。 14日発表されました米経済指標が市場予想を下回り、米長期金利が低下。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっています。 14日発表されました1月の米小売売上高は前月比(0.9%減)と市場予想(0.2%減)を超えて落ち込んでいます。消費減速が景気を下押しすれば米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとして14日は米長期金利が(4.47%)に低下し、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが広がりました。 日銀の早期利上げ観測がくすぶるのも円買い・ドル売りにつながっています。