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神戸:ファルコンの散歩メモ

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「1ドル=152円96銭」

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「1ドル=152円96銭」
10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落し、前日比1円45銭円安・ドル高の「1ドル=153円15〜25銭」で取引を終えています。一時は「1ドル=153円24銭」と1990年6月以来約34年ぶりの円安・ドル高水準を付けました。この日の円の高値は(CPI)発表前に付けた「1ドル=151円64銭でした。
 
10日朝方発表の3月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回りました。根強いインフレ圧力を背景に米利下げ観測が後退し、円売り・ドル買いが勢いづきました。
 
(CPI)の上昇率は前年同月比で(3.5%)、前月比で(0.4%)といずれも市場予想以上に伸びています。変動が大きいエネルギーと食品を除くコア指数も前年同月比で(3.8%)上昇と、市場予想を上回っています。
 
市場では利下げ開始が早ければ6月とのこれまでの予想から7月または9月に遅れ、年内の利下げ幅も縮小するとの観測が広がりました。
 
米債券市場では幅広い年限の債券が売られ、長期金利は一時前日比(0.20%)高い(価格は安い)(4.56%)と昨年11月以来の高水準を付けています。日米金利差の拡大観測も円相場の重荷となりました。
 
 
もっとも、円相場は「1ドル=153円」付近では底堅く推移する場面もみられました。日本政府・日銀が円買い介入に動くとの警戒感が根強く、円相場を下支えしています。
#CPI #ブログ #消費者物価指数 #為替

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