『シド・バレット 独りぼっちの狂気』@<ストーム・トーガソン>監督
3月
9日
英国のロックバンド、<ピンク・フロイド>の創設メンバーとして知られる<シド・バレット>の人生を紐解くドキュメンタリー映画『Have You Got It Yet? The Story of Syd Barrett and Pink Floyd』が、『シド・バレット 独りぼっちの狂気』の邦題で、2024年5月17日より公開されますが、予告編が解禁されています。
〈ピンク・フロイドを創った男〉として、バンドの初期には中心メンバーでありながらも、5年あまりで表舞台から姿を消した<シド・バレット>です。本ドキュメンタリーでは、多数の証言と記録映像、幻想的な映像パートによって、彼の「狂気」と「天才」の真相に迫ります。
劇中には<ロジャー・ウォーターズ>、<デヴィッド・ギルモア>、<ニック・メイスン>ら<ピンク・フロイド>のメンバーのみならず、実妹<ローズマリー>、幼少期の友人、美術学校時代の教師や学友といった面々が出演しています。
さらに<ピート・タウンゼント>(ザ・フー)、<グレアム・コクソン>(ブラー)、<アンドリュー・ヴァンウィンガーデン>(MGMT)らミュージシャン、<ミック・ロック>や<ダギー・フィールズ>ら写真家、コメディアン兼俳優の<ノエル・フィールディング>、劇作家の<トム・ストッパード>、美術家、歴代のガールフレンドなど総勢数十名が登場します。
監督と聞き手を務めたのは、<シド・バレット>の旧友にして<レッド・ツェッペリン>や<ブラック・サバス>、<ピンク・フロイド>のアートワークでも名を馳せたアート集団ヒプノシスの<ストーム・トーガソン>です。<ストーム・トーガソン>の死後、映像作家の<ロディ・ボグワナ>が遺志を引き継ぎ、本作を完成させています。