「1ドル=141円53銭」
12月
14日
14日の東京外国為替市場の円相場は、一時「1ドル=140円台後半」に急騰しています。7月末以来、4カ月半ぶりの高水準となりました。
米国の早期利下げ観測が高まり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がりました。
午後5時現在は「1ドル=142円01〜02銭」と前日比3円79銭の円高・ドル安となっています。
13日、米連邦準備制度理事会(FRB)は最新の政策金利を据え置き、し、来年の利下げ回数の想定を従来の2回から3回に拡大とする見通しを公表しています。
<パウエル(FRB)議長は記者会見で「(利下げ開始時期が)視野に入っている」と述べています。「事前予想よりも利下げに積極姿勢」と受け止められて米長期金利が急低下し、東京時間に一時「1ドル=140円96銭」まで上昇しています。