<藤井聡太竜王>(233)史上最年少で六冠達成
3月
20日
六冠は1994年に<羽生善治九段>(52)が24歳2カ月で達成したのに続く2人目で、20歳8か月での獲得は史上最年少六冠となりました。また、昨日放送の「第72回NHK杯」では初優勝をしており、タイトル戦を除く一般棋戦「NHK杯戦」、「朝日杯」、「銀河戦」、「JT杯」シリーズ4つをすべてを制覇して、史上初の年度内グラントスラムを達成しています。
戦型は4局連続で角換わりに。序盤から早いペースで対局は進み、中盤から<渡辺明棋王>が桂馬を果敢に使い、攻めの姿勢をみせると、<藤井聡太竜王>は1時間近い長考にはいりました。さらに、角香交換など駒損を省みない、<渡辺明棋王>の強気の姿勢が続き、終盤は、5筋の戦いから、<渡辺明棋王>が<藤井聡太竜王>の玉周りを攻め続けていましたが、最後は<藤井聡太竜王>が逆襲で勝利しています。
2022年2月、渡辺相手にストレートで王将位を獲得、史上最年少五冠になってから1年。5つのタイトルの防衛に成功し、五冠を保持したまま、再び挑んだ<渡辺明棋王>から六冠目を奪い取っています。2020年7月、初タイトル戦で棋聖を獲得し、17歳11か月で史上最年少タイトル保持者となりました。タイトル戦は通算57戦47勝。敗退知らずのまま、13期目を獲得しています。タイトル獲得通算13期は<佐藤康光九段>に並ぶ歴代タイ7位の記録となります。
投稿日 2023-03-20 10:21
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2023-03-20 12:13
ワオ!と言っているユーザー