『オットーという男』@<マーク・フォースター>監督
1月
17日
本作の主人公「オットー」は、町一番の嫌われ者です。曲がったことが大嫌いで、近所を毎日パトロールしている彼は、ルールを守らない人に説教するなど近寄りがたい存在です。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした「オットー」は人知れず孤独を抱えており、自らの人生にピリオドを打とうとします。
しかし、向かいの家に越してきた家族に何度も邪魔をされ、死にたくても死ねない「オットー」でした。この〈迷惑一家〉の出現により、自ら人生をあきらめようとしていた男の生活は変化していきます。
スウェーデン発のベストセラー小説『幸せなひとりぼっち』(2012年・フレドリック・バックマン)を原作としています。2016年12月27日には、同書をもとにした映画『幸せなひとりぼっち』(監督:ハンネス・ホルム)が日本公開されています。
「オットー」役に<トム・ハンクス>、<マリアナ・トレビーニョ>、<マヌエル・ガルシア=ルルフォ>、<レイチェル・ケラー>がキャストに名を連ね、監督は『プーと大人になった僕』(2018年)の<マーク・フォースター>が務めています、脚本は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(監督:アン・リー)の<デヴィッド・マギー>が担当。