1日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時、「1ドル=140円台」をつけ、1998年以来、24年ぶりの円安水準を更新しています。日米金利差の拡大が続くとの見方が強く、米長期金利は一時(3.26%)を付け金利面の運用で有利なドルを買う動きが優勢となりました。
円相場は一時、「1ドル=140円20銭台」をつけています。1日の東京市場は、「1ドル=139円28~29銭」で大方の取引を終えましたが、ニューヨーク市場で1円近く円安・ドル高が進んでいます。
1日に発表された米国の新規失業保険申請件数が、(24万5千件から23万2千件)へと減少し、雇用の改善が確認されました。製造業の景況感を示す指数も市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速させるとの見方が強まりました。
8月26日に(FRB)の<パウエル議長>が利上げを続ける姿勢を鮮明にしたことで、再び金融引き締めに対する緊張感が高まっています。(FRB)の利上げ方針や米国経済の動向を巡って、円安は今後も進行する可能性があります。
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