29日、米航空宇宙局(NASA)は米フロリダ州のケネディ宇宙センターで予定していた新型の巨大ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」初号機の打ち上げを延期すると発表しています。
直前にエンジンの不具合が見つかったようです。打ち上げは早くても9月2日以降になる見込みです。
今回、「SLS」に搭載される新型宇宙船「オリオン」に宇宙飛行士は搭乗していませんが、2024年には飛行士を乗せて月軌道の周回、2025年以降には「アポロ計画」以来、約半世紀ぶりとなる飛行士の月面着陸を目指す「アルテミス計画」の第一段階でしたが、計画は遅延が続いています。
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