日本の伝統職人芸の高級車@フェラーリ「ローマ」
5月
22日
車の外装は、日本の伝統的な藍染めから着想を得た鮮やかな青色の塗料を特別に開発。車内のシートの一部とカーペットには鹿児島県奄美市の大島紬が使用されています。
車内天井の革には京都府で藍染めを手掛ける「浅井ローケツ」の技術を採用。染めた後にイタリアで短冊状に切られ、イタリアの職人が手織りした日伊両国のコラボになっています。
ドアを開けた際に見える下部のプレート上のマークは東京都の家紋デザイナー<波戸場承龍>氏が考案。車はV型8気筒エンジンなので末広がりの数字である8をテーマに、躍動感を示す波のほか、牛車の輪も描かれています。
タイヤのホイールなどのオレンジ色は京都の手作り茶筒の老舗「開化堂」の銅に触発されたといいいます。