ダウ平均株価(1月13日)@終値3万6113ドル12セント
1月
14日
寄り付きは、米主要企業の2021年10~12月期決算発表シーズンに入り好業績の期待から買われ、朝方発表の昨年12月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想ほど上昇せず、米長期金利が低下し高PER(株価収益率)のハイテク株の買いを誘い続伸で始まり一時200ドル越えの値をつけていましたが、金融政策の正常化が早期に進むとの警戒感からハイテク株を売る流れが強まり、下げに転じています。
12月の(PPI)は前月比(0.2%)上昇と市場予想(0.4%)を下回りました。発表後に米長期金利は一時、前日終値に比べ(0.2%)低い(1.72%)に低下しています。
13日午前に米連邦準備理事会(FRB)の<ブレイナード>理事が、副議長就任の承認を得るために米上院の公聴会に臨み、「テーパリング(量的緩和の縮小)の完了後、できるだけ早く利上げを開始する準備を整えている」などと述べています。
IT関連株の多いナスダック総合株価指数は、381.580ポイント下げ、1万4806.812で取引を終えています。