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- 日経平均株価(12月17日)@終値2万8545円68銭
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比266円72銭(0.92%)安の2万8799円60銭で前場を終え、終値は前日比520円64銭(1.79%)安の2万8545円68銭で取引を終えています。
17日、日銀は金融政策決定会合で、新型コロナウイルス禍に対応した資金繰り支援策の縮小を決めています。大企業に対しては予定通り来年3月に終了する一方で、中小企業の支援策は半年間延長します。現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和政策は現状維持としましたが、株価指数先物に売りが増えたのにつれて現物株も下げ幅を拡大しています。
米連邦準備理事会(FRB)による金融政策正常化の前倒しで米長期金利の先高観がくすぶるなかで、金利上昇が逆風になりやすいハイテク株の一角である半導体関連に売りが出ました。半面、自動車や商社などには買いが入り、相場を支えています。
前日の米株式市場でのハイテク株安を受けて朝方から売りが先行しています。前日に節目の2万9000円台を回復した後の週末とあって、いったん持ち高整理の売りも出やすい情況でした。
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