ダウ平均株価(12月10日)@終値3万5970ドル99セント
12月
11日
朝方発表の11月の米消費者物価指数(CPI)は39年5カ月ぶりの高い伸びとなりましたが、ほぼ想定の範囲内との見方から買いが優勢になっています。長期金利が小幅に低下、前日終値(1.50%)を下回って推移していて、長期金利が下がると買われやすいハイテク株への買いが目立ちました。
(CPI)は前年同月比(6.8%)上昇と市場予想(6.7%)をわずかに上回りましたが、市場の一部では(7%)に達するとの予測もありました。
エネルギーと食品を除くコア指数は(4.9%)上昇と、市場予想と同じでした。「米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒し観測を一段と強める内容ではない」とみなされ、株の買い安心感を誘い、インフレ加速を懸念した売りはみられていません。