「変異株(オミクロン)」(54)@世界情況(1)
11月
29日
ドイツでは、南アフリカからミュンヘン空港に着いた2人が感染。イタリアでは、モザンビークに最近渡航した1人の感染が判明しています。
また、チェコからの報道によりますと、北部リベレツの病院が1人の感染を確認したと明らかにしています。ナミビアから南アフリカ、ドバイ経由で帰国しており、ワクチン接種済みで、症状は軽いといいます。
南アフリカから26日に空路到着した61人が新型コロナ検査で陽性だったオランダの保健当局は27日、「多くの人が恐らくオミクロン株だとみられる」との見方を示しています。オーストラリアでは、アフリカ南部からカタール経由でシドニーに到着した2人の感染が判明。2人ともコロナワクチンを完全接種済みで、無症状だったといいます。
2人の感染が確認された英国では27日、<ジョンソン>首相が記者会見し、イングランドの公共交通機関や店舗でマスクの着用を再び義務付ける方針を表明しました。新型コロナ関連の規制が再導入されるのは7月以来になります
欧州連合(EU)域内では26日、各国が航空便での入国を禁じる措置を相次いで取りました。豪州も、過去2週間以内に南アフイカやジンバブエなどアフリカ9カ国に滞在していた外国人の入国を禁止。マラウイから渡航した女性1人の感染が判明したイスラエルは、全ての外国人の入国を29日から2週間にわたり原則禁じています。
世界保健機関(WHO)は26日、「変異株(オミクロン)」を最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)」に指定。南アフリカやボツワナ、香港、ベルギーでも感染者が報告されています。