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- 「グーグル」の制裁金決定支持@欧州連合(EU)司法裁判所
10日、欧州連合(EU)司法裁判所の一般裁判所(ルクセンブルク)は米IT大手「グーグル」が自社の商品価格比較サービスを優遇して公正な競争を妨げたとして、同社に約24億2千万ユーロ(約3160億円)の制裁金を科した(EU)欧州委員会の決定を支持し、取り消しを求めた「グーグル」側の訴えを退けています。
欧州委は、グーグルのインターネット検索で商品を調べる際、価格を比較できる「グーグル・ショッピング」の検索結果が画面上で最も目立つ位置に表示され、他社の同様のサービスの結果が下位となることを問題視。ネット検索での支配的地位を乱用しているとして制裁金を科していました。
裁判所は、インターネット検索市場で圧倒的なシェアを誇る「グーグル」が支配的地位を乱用したと認定しています。巨大IT企業の影響力抑制を狙う欧州委の動きを後押しする形となりました。
「グーグル」にとっては、大きな打撃となりますが、「グーグル」側は上級審に上訴することができます。
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