「第44回山路ふみ子映画賞」発表
10月
22日
映画人の育成を図り、功績をたたえるために毎年発表されている同賞。<役所広司>を主演に迎えた『すばらしき世界』において、<西川美和>は「元服役囚の社会復帰に伴う過酷な運命を見事に描いた演出力」を評価されています。
映画功労賞の<倍賞美津子>は「50年以上にわたる映画界への貢献に対して」、新人女優賞の<清原果耶>は「さまざまな作品で多彩な役を演じ、今後のさらなる飛躍への期待を込めて」という理由により選出されています。
そのほか『痛くない死に方』で在宅医療、終末医療の1つの在り方をエンタテインメントとして描いた<高橋伴明>監督が福祉賞に選ばれたほか、『いとみち』の<横浜聡子>監督に文化賞、『茜色に焼かれる』(監督:石井裕也)・『明日の食卓』(監督:瀬々敬久)の<尾野真千子>(39)に女優賞が授与されます。