「侍ジャパン」金メダル@東京五輪「野球」
8月
8日
<稲葉篤紀>監督(49)は自身が選手として参加した2008年北京五輪で期待された金メダル獲得ならず。3位決定戦でも米国に敗れて4位でしたが、指揮官としてリベンジを果たしています。
「侍ジャパン」が3回、最年少21歳の<村上宗隆>(ヤクルト)が先制ソロ。8回1死二塁から<吉田正>(オリックス)の中前打に悪送球が絡んで追加点を挙げています。先発の<森下>(広島)は5回を3安打無失点と好投。6回以降は<千賀>(ソフトバンク)、<伊藤>(日本ハム)、<岩崎優>(阪神)、と継投でピンチをしのぎ、9回は<栗林>(広島)が締めています。
勝利の瞬間はベンチで男泣き。その後、選手の手によって勝利と同じ数の5度胴上げされていました。
ドミニカ共和国との1次リーグ開幕戦は「3ー1」で迎えた9回に3点取って劇的な逆転サヨナラ勝ち。メキシコには「7-4」の快勝でA組の首位通過としました。米国との準々決勝のでも1点差を9回に追いついて、タイブレークとなった延長10回に「7ー6」でサヨナラ勝ちして準決勝進出を果たしました。韓国との対決となった準決勝に「5ー2」で勝って銀メダル以上を確定させると、韓国を下してきた米国とこの日の決勝ではついに悲願の勝利で金メダルを獲得しています。